- Amazon.co.jp ・本 (293ページ)
- / ISBN・EAN: 9784167716035
感想・レビュー・書評
-
う~~~ん…。
いまひとつスッキリしない、ちょっともたついた印象。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
どこにでもいるような女の子を主人公なのに、その心情の変化や葛藤などがきめ細かく描かれることでとっても面白い作品になっていると思う。
-
平坦に話が進むのかと思いきや、意外といろいろ変化に富んだ構成でおもしろい。
-
近藤先生のお話は難しくなくすとんと私の頭に落ちてくるイメージで、読んでて心情に共感しちゃったり。
気が付いたら主人公と一緒にドキドキしたり不安になってました。
先生の描く男の人が老若問わずにとても好きだ -
作者と名前が同じ表記だったので手に取ってみました。(単純な理由)
主人公の普通の女の子と、ちょっと変わった老人のやりとりが面白かった。
3章構成で、全体で一本筋は通っているけど、短編完結型で読みやすかった。
続編も出ているようなので読んでみようと思う。 -
日常ミステリーって感じの作品。頭の切れる老人が、ファミレスでバイトをしている久里子の周りで起こる謎を解いていくのですが、その老人にも過去があって…
近藤さんらしく、文章はとても読みやすいです。最後の話はミステリーとしてのオチがなんとなくわかっちゃいましたが、穏やかに進んでいく物語自体がこの作品の魅力なのかなと思いました。 -
するっと読みやすいので、通勤中の読書にはもってこい。
読みながら、登場人物のことも作者のことも、私はずっと信じていて、この人が悪い人なはずがない!って思っていたんだけど、様々にはられる伏線に、これは覆しようがないじゃないか、などと慌てていた。
それでもちゃんとこんな結末を用意してくれていて、やっぱりと思いつつ安堵。
にっこり。 -
久里子シリーズは先に2を読んでしまったがために、誰が誰やらさっぱりな上に、オチだけ知ってるってのが、ビミョー。と、思ったが、そこはそれ。さすがの近藤さん。そうきましたか。犬話だけでも十分楽しめるのに、そこに謎をからめて、ちゃんとすっきり!というのが、さすがデス。大安のアンちゃん。友引のトモちゃん。というネーミングセンスはどうかと思うが、アンとトモが家族になる。までも、描かれていて、芸が細かいなぁ。と。
-
図書館より。
ミステリーとしての出来以上に主人公の九里子の心理描写や、彼女にいろいろとアドバイスしてくれる国枝老人の言葉が素晴らしい。
九里子が日常生活で抱える家族や将来への悩みはどこかリアルでとても感情移入しやすくすらすらと読むことができました。
犬は苦手な自分ですが、この本に出てくるアンやトモはめちゃくちゃかわいいですね(笑)著者である近藤さんも犬を飼っていらっしゃるということを聞いた覚えがあるのですが、そういうのが伝わってきました。