TVJ (文春文庫)

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著者 : 五十嵐貴久
  • 文藝春秋 (2008年2月10日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (446ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784167717612

TVJ (文春文庫)の感想・レビュー・書評

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  • お台場にあるテレビ局が、72時間テレビ生本番の最中に、正体不明のグループにのっとられた。劇場型犯罪に翻弄される警察。犯人たちの真の狙いは何か?30歳を目前にした女子経理部社員が、人質になった恋人を救うため、たったひとりで立ち向かう。手に汗握る、著者の全てが詰まった幻のデビュー作。

  • これ、五十嵐貴久さんのデビュー作なんだそうだ。
    幻のデビュー作に手を加え、「別冊文藝春秋」に連載され
    2005年に出版された作品。

    あとがきの解説にも書かれているように
    「TVJ」
    本当に、妙なタイトル。

    まるでDAIGOだ。

    テレビジャック。
    の、おはなし。


    かなり、スリリング。

    誰もが出入りするテレビ局。
    それが、迷彩服を着て、銃を持って大勢の男たちが
    ウロウロしようが、
    誰も、不審に思わない。
    それが、テレビ局。


    ところが、綿密に練られたテレビ局ジャックだったのだ。
    その狙い、
    その条件。
    人質。

    すっごくスリリング。

    高いビルの窓から落ちていった由紀子。
    誰もが、転落死したものと思われていた。

    ところが、
    ビックリ。

    ここからが、由紀子の生命力の強さの発揮。

    見回りの犯人と鉢合わせたり
    逃げても、逃げても追われる中
    迷路のような職場が、特殊なテレビ局という作りで
    由紀子の知恵と賢さが次々と描かれる。

    警察もいるはずなのに。

    番組ごと全国放送となったそれは、前代未聞の生放送となるけど
    次は、由紀子は、どうやって
    危機を脱出してくんだろう?と、

    もう、読まずにはいられない。


    五十嵐貴久さんの作品に
    絶賛夢中です。

  • 巻末の解説でも書かれていたけど、私も「TVJ」というタイトルにはあまり惹かれなかったなぁ。。
    作者が五十嵐さんじゃなければ手に取らなかったと思う。

    テレビ会社の経理部に籍を置く普通のOLが人質になった婚約者を助けるため、ひとりでテレビジャッカー達に立ち向かう…と一言でいうとスゴイ安っぽい話みたいだけど、ハリウッドばりの派手なアクションではなく、ビルのメインコンピュータに消火器の消化液をかけたり、車の排気口にパンスト詰めたり、私にも思いつきそうで、なおかつ実行できそうな方法で立ち向かっているのが私としてはポイント高かったです。

    冷蔵庫に入って爆弾を避けようとするトコでは、あ〜あ、やっちゃった。。と思ったけど、最近の冷蔵庫は中から扉が開けられるのね。勉強になりました。

  • テレビ局ジャックとそれに立ち向かう女子経理部社員。この設定からおいおいとツッコミを入れたくなるが、読んでいくと色々面白い。

  • ところどころご都合主義なところも見られる(29歳経理部社員由紀子のスペックが高すぎる。足早すぎ体力ありすぎ運よすぎ)が、これでデビュー作はすごいと思う。
    にしても警察も犯人一味の狙いがもっと早く分かってもよさそうだが。私だって、近くにあんなに大金が有れば狙うだろう。

  • テレビ局がジャックされる話。単発で映画化しそう。でも捻りがなかったなあ。

  • 主人公がOLのダイ・ハードって感じ。

  • お台場にインテリジェントビルの超豪華社屋を新設したテレビ局、テレビジャパンに、謎の男たちが侵入し、銃器をもって制圧をする。
    折しも72時間連続生放送中だった同局は混乱に包まれる。
    ひとり、偶然から犯人たちから逃れた経理部OLの由紀子は成り行きから、人質となった恋人の圭を救うために孤立奮闘する・・・。
    ありえないけれどそれが楽しい、エンターテイメントだ。
    気楽に見られるハリウッドの娯楽アクション映画を見ているような気持ちになる。

  • 解説にもあったけど主人公はホントTHE OLって感じ。
    エンターテイメント性はあるかなぁ。
    犯人達が原発とか北朝鮮を持ち出すのは中々日本の痛いトコついてて、ホントにあったらどうなるんだろうなぁ。
    ラストはちょっと無理やり感がある気が。。。

  • 25階建ての威容を誇るお台場のツインタワー「ニュー・ミレニアム・ビル」に拠を構える民放・テレビジャパンが、銃火器で武装した集団にジャックされた。人質となった局員の命をかけて、警察と犯人の緊迫した交渉が続く中、経理部員の高井由紀子は偶然の巡り合わせから、一人だけ犯人による拘束を免れる。
    30歳の大台を前に、切望していた華燭の典の目処が立ったばかりの由紀子だったが、肝心の婚約者は人質の中に―。愛する婚約者を奪還せんと、ヒロインの「ダイ・ハード」ばりの活躍が始まる。

    なんというか、女性版ダイ・ハードのようなイメージで読み始めた。しかし、読み進めるとそこまで作りこまれた内容ではなく、ほのぼのとしたラブコメに近いコミカルな部分が目立ち少し期待していた内容とは異なっていた。所々、ツッコミどころが多く間が抜けてしまった印象を受けた。

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