ガールズ・ブルー (文春文庫)

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  • 文藝春秋 (2006年11月発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (231ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784167722012

ガールズ・ブルー (文春文庫)の感想・レビュー・書評

  • 「おれたちがやれることって、思ってる以上にいっぱいあるとか、思うだろ」
    ー如月


    理穂、美咲、如月の3人の会話や関係が良かった。ケイくんがどうなったのか…続きが気になる。

  •  他人の期待に応えることで必死になって自分の人生を放棄しちゃいけない。
    他人が描く「理想の自分」を自分に嘘をついてまで演じるのではなく、自分自身の人生を主役として生きるということ。
     そして、未来のためだけに生きるのではなくて、きちんと「今」生きている私の希望、感覚、感情に心を傾けて、大切にすること。未来をずっと目指していると、ずっと「今」の私を満たすことができないまま終わる。
    高校生の立場を通して若くみずみずしい感覚として描写されているけど、人生をどう生きるかの大切な話。

    >油断するな、みんなが期待する美しい物語に嵌め込まれたら、逃げ出せない。捕まりたくない、演じたくない。演出も脚本も主演も、全部あたしがやる。他人の物語のなかで生きていくことだけは、したくない。

    >あたしたちの前には長い長い時間がある。それなのに、今しか着れない浴衣も、今しか感じられない歌も、今しか愛せないものもある。今だけがよければいいなんて思わない。でも過ぎていく時を惜しむことも、これから来る時に怯えることもしたくない。

  • 読了。さらっと読むことができました。

  • 『バッテリー』でおなじみ、あさのあつこによる透明な青春群青小説です。
    進路や就職、なにかしらに悩んでいる人におすすめです。私自身、自分と重ねてしまう部分が多くあり、いろいろと考えさせられました。

    (849090/913.6/A/大学図書館)

  • つかみどころのない女子高生の日常を描いているけれど
    何が言いたかったのか。
    共感とは程遠く、といって興味がわくでもない
    話を読むのは苦痛ではなかったのが不思議。それが、あさのあつこさんの文章力なのだろうか。
    続編も読みたいと思っていることは
    だんだん引き込まれているのだろうか。

  • 私が登場人物に魅力を感じることができなかったのが私がこの小説を好きになれなかった原因だと思う。この小説の少年少女は私と全く違う境遇で、私自身がこの春高校を卒業したばかりで年齢が近いこともあり、少年少女を受け入れられなかった。もっと私が大人になれたときには魅力を感じることができそう。5年後10年後に再読したい。

  • 現実味がない。お利口ちゃん。

  • 一番好きな本、強くて弱くて、

  • 「バッテリー」シリーズなどでお馴染みのあさのあつこによる、青春小説。
    同じ高校に通う幼なじみの理穂、美咲、如月が、恋愛や家族、進路など様々なものと向き合い葛藤しつつ、生き生きと過ごす姿が描かれる。

    登場人物みんな魅力的で愛おしいのもさることながら、彼らの物語を包む爽やかでどこか切ない描写・雰囲気も随一だと思います。初めて読んだ小学生の時、中高生時代、そして大学生になった今。いつ読んでも色んな形で共感ができたりキラキラの青春が眩しく感じられたりちょっと前向きになれたり、な、本当に大好きな本で、大人になって読み返したらどんな風に感じるのか、今から楽しみです。

    komotoo 629

    蔵元2階文芸コーナー 913.6llAsll1
    ( 2巻は913.6llAsll2 )

  • いいなあ、若いって。不思議な自信と、不安と、懐かしい。

  • ホントのともだちって、
    こんな感じ。ってウスウス思ってた。

    親友っていうのは何をもとにするんだろ…
    こっぱずかしくて、親友ってよびたくない。
    ともだちはともだち。

    ともだち同士って
    意外とシビアじゃないと
    やってけないと改めて思う。

    高校生じゃない今でも、
    コレ読んで刺激的だった。
    何度か、自分も問われた気がした。

  • 美咲と理穂と如月の会話が面白い。美咲と理穂はなんであんなにサバサバ会話が出来て仲がいいんだろう。本当にキャラが濃い、生きてると思う。

  • 2007年1月11日読了。

    あさのあつこといえば、少年たちの光るシーンが印象的。でもこの少女たちも眩しく輝いてる。特別大きな事件が起きるわけでもなく、淡々と進む17歳の夏。

    理穂と美咲の、決して仲良しでもなくベタベタしてない女同士の関係が良い。
    解説者は彼女たちのことを「共犯者。恋人や親友よりも得がたいもの」だと書いてたけど、どうなんだろう? 親友だとか軽々しいノリではないことだけは頷ける。

    ふたりとは幼なじみの、如月(弟。理穂とは「親友」)、睦月(兄。理穂に想いを寄せる)兄弟とのバランスも良いねぇ。
    でも「タッチ」世代には、どう見ても優等生じゃない弟との関係が気になるのですが。

    続きの話はありえない。なくても安心できるというか、17の夏は一度きりだし。
    こんなにすっきりする話って初めてだ。

  • 大きな変化がある物語ではなく、ごく普通の平凡な学生生活が描かれている。

  • 落ちこぼれ高校に通う女子高生の日常。
    特別人より秀でている何かは無いけど
    キラキラと輝く日々

  • 人の日記を読んでいるような。
    高校生の頃、私こんなに潔くなかったっんじゃないかな。
    今でも潔くないけどさ。
    この人たちと同じクラスでも、友達に馴れないタイプだろうな。

  • 女子高生の日常ってこんな感じなんだろうなーと思いながら読みました。
    この方の書く青春ものは、読んでてすごく感情移入しやすい気がします。

  • 著者の作品は「バッテリー」以外読んだことないけど、比べると見劣りするかな…^_^;

  • 初あさの作品。主人公が一人称視点で語り、情景描写がほとんど無いライトノベルだ。情景描写がないと書いたが、唐突に関係のないような文章が挟まってきたりして、なんというか「リアルな17歳」なんだろうなあ。

    落ちこぼれで、学校に通うことすらままならない登場人物に対して、作者は淡々と描くのみであるのは、わざとというよりも、自己の同一性と同族嫌悪の入り混じった感覚からであろう。そこに感情移入できなければ、読者は置いてけぼりを食らう。というか、食らった。正直な所、あまりよい印象は得られず。

    この作家の他の小説では、高校野球がテーマになっているようで、そちらに絡むかと思いきや、「興味ない」で済ませたのは、狙いなんでしょうか。

    また、男女の別が重要な学生時代において、男だか女だかわからない名前で、説明もほとんど無いのは混乱する。やはり、文章として「足りてない」のだ。

    ワタクシはそういう小説を称して「マンガの原作ならありかも」と書くことが多いのだが、マンガならその情景を、背景の絵などとして補完しなければならないからである。

    次にこの作家の本を手にするのは、ひょっとしたらもう無いか、かなり先になるだろう。まあ、元はポプラ社からってことで、出版社のスタイルがこうだったというだけかもしれませんが…。

  • 思春期の女子はきれいですね。 女の子同士の絶妙な友情っていいなぁ。如月と弟くんも良い キャラ。続き読も。

  • 【本の内容】
    <1>
    落ちこぼれ高校に通う理穂、美咲、如月。

    十七歳の誕生日を目前に理穂は失恋。

    身体が弱く入院を繰り返す美咲は同情されるのが大嫌い。

    如月は天才野球選手の兄・睦月と何かと比較される。

    でもお構いなしに、それぞれの夏は輝いていた。

    葛藤しながら自分自身を受け入れ愛する心が眩しい、切なくて透明な青春群像小説。

    <2>
    落ちこぼれ高校に通う理穂、美咲、如月も三年生になった。
    高校最後の夏、周りは着々と進路を決めていくのに、三人は行く末をまだ決められない。
    恋、友情、進学…タイムリミットが迫る中、私たちの答えはどうしたら見つかるのだろう。
    未来へ一歩を踏み出す姿を清々しく描いた大人気女子高生シリーズ第二弾。


    [ 目次 ]
    <1>


    <2>


    [ POP ]
    <1>
    高校生の少女たちの生活が描かれる。

    全編に漂う不安感が凄くリアルだ。

    主人公は勉強ができるわけでもなく、特技もない。

    主人公の親友は、美人で気が強いが病弱で、すぐに入院してしまう。

    彼女らは、よくある青春小説のように楽観的に笑い飛ばしたりしない。

    このままでは何にもなれない。

    どこにも行けない。

    そんな閉塞感を持ちながら、それでもたくましく生きるのだと自らを叱咤する。

    進学でも、就職でも、一度取り残されたらそこから抜け出すことは難しい。

    特に今の時代は。

    それでも私たちは楽しみを見つけて、自分たちは無敵だと信じるしかないのだ、と思おうとする。

    現代の少女たちの、こういった気持ちを掬い上げられる作者はとても稀有な存在だと思う。

    <2>


    [ おすすめ度 ]

    ☆☆☆☆☆☆☆ おすすめ度
    ☆☆☆☆☆☆☆ 文章
    ☆☆☆☆☆☆☆ ストーリー
    ☆☆☆☆☆☆☆ メッセージ性
    ☆☆☆☆☆☆☆ 冒険性
    ☆☆☆☆☆☆☆ 読後の個人的な満足度
    共感度(空振り三振・一部・参った!)
    読書の速度(時間がかかった・普通・一気に読んだ)

    [ 関連図書 ]


    [ 参考となる書評 ]

  • あさのあつこの書く人物がすごい好き。
    切なくて透明ってぴったりの謳い文句だと。

  • 日々が静かに淡々と過ぎ去っていくような小説でした。けれど、読んでいて浮かんだ情景は、夏の風が吹き込んで日差しでキラキラしていたような、そんな記憶があります。青春という言葉が本当にぴったりです。

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