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この作品に関連する談話室の質問
この作品からのみんなの引用
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魂にかすりもしない言葉を寄せ集めて、何になる。悪意や中傷や無責任な噂の温床になるだけではないかと。でも、それだけじゃなかった。どんな言葉でも交わす意味はある。琉璃が独り勝手に背を向けていた会話に慰められた者も支えられた者も心躍らされた者もいたはずだ。言葉は人を傷つけもするし、陥れもするけれど、こんなふうに幸せにもしてくれる。毒なのかくすりなのか、刃なのか温もりなのか、交わしてみなければわからない。
― 259ページ -
握り締めた指の先に、あたしたちの未来はあるのだろうか。まだ、知らないことを知らずにいたことを知ろうとしなかったことを、この手に、この指に摑んで、生きていくことはできるのだろうか。
― 165ページ -
恋を誇る思いと恋の苦痛を恐れる気持ち。
琉璃の感情は、振り子そのままに揺れながら今日まできた。
みんなの感想・レビュー・書評
第一章 少女たち
第二章 夏の始まり
第三章 セツナイという季節
第四章 秋の朝顔
第五章 冬風の音
第六章 温かな幹に
最終章 ありふれた街角で
琉璃と周子のやり取りが大好きです(笑)。
あさのあつこさんの作品を読むのは初だったんですが、スーッと読めました。
マジョリティに属していない2人の女の子の物語。
10代の時に読んでいたら、もう少し読み方、感じ方がちがうのかなぁ。
地方都市のある高校で、ウリをやっているという噂のために絡まれていた琉璃を、偶然助けた上級生の周子。 彼女もまた特殊な能力を持っているという噂により、周囲から浮いた存在だった。 親、姉妹、異性……気高くもあり、脆くもあり、不器用でまっすぐに生きる十代の出会いと別れ。 〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜 面白かった。 鴉のタロウがなかなか良い味だしてた! 琉璃と周子が惹かれあっていく感じとかほんわかしたし... 続きを読む »
二人が強烈に惹かれあっていく様子はとてもときめきました。
http://feelingbooks.blog56.fc2.com/blog-entry-392.html
10代の苦しみや楽しみ、恋が鮮明に書かれていて面白かった。同性愛という、少し変わった恋だけど、それをあまり気にするくとなく、人が人を好きになるといった用な感じだった。
あさのあつこさんの女子高生が好きなので
読みました。
ガールズブルーみたいな友情モノかなあ
と思ったら、友情超えちゃったので
あまり共感はできませんでした。
が、やっぱり登場人物はキラキラです。
まるで少女マンガのような。
漫画にしたらやすっちくなりそうだからこそ
文章でっていう。
あさのさん切り口多すぎだ。
ひさびさに清純な感じのおはなしですた。
あさのあつこさんの作品は「少年」物(中学生)しか読んだことがなく、高校生の少女、ってどんなふうになるのかな、と期待半分・不安半分で読み始めました。
心の描写がとても細かくて、会話も大人びて(?)いる印象を持ちました。ラストは何かが解決したとか、そういう感じではなかったですが、押しつけがましくない感じがよかったです。
「恐れが皆無かと言えば嘘になるけれど、大多数の人たちとは異質であることを恐れ口をつぐむより、本気の恋を誇りたい。」
この一文に、本気の思いへの尊重や重たさを感じた。
ありふれているからこそ、本気の思いが際立ち、大事に思う。
あさのあつこさんらしいといえばらしいのかな。
マニキュアのあたりの話が好きです。
最後の、かっちりとしないフェードアウトみたいな終わり方も素敵でした。
友情と恋愛の境って何だろう。
互いがなくてはならない存在。
ふたりが最後、一緒にいられることを純粋に喜んでしまった。
あさのあつこの文体は苦手ではあったが、心理描写がすごく上手な人だと思った。

とりあえず、一番率直な感想としては。
「そっちだったのか……」
というところ。
物語は、上級生に言いがかりをつけられた琉璃を、たまたま周子が助けたことから始まります。
周子には不思...





