君と一緒に生きよう (文春文庫)

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著者 : 森絵都
  • 文藝春秋 (2012年9月4日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (224ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784167741051

君と一緒に生きよう (文春文庫)の感想・レビュー・書評

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  • 震災で被災した犬のシェルターでのボランティア経験から、動物愛護への関心が強くなりました。

    弱い立場にある動物たちの命、少しずつでもできる範囲で自分のできることやっていこうと思います。

    この本に、保健所でのガス室殺処分の描写が少しありましたが、犬の気持ちを考えたらすごく辛く悲しくなりました。大切な命、守っていこうよと一人でも多くの人間が思えるようになってほしいと願います。

  • 年間何頭の命が無慈悲に失われているのか。きっと、捨てる人は後をたたない。地球に生きるものとして、知るべき事実、命は弄んでいいものじゃない。

  • 2017/10/21読了
    26冊目(2017)

  • *図書館の所蔵状況はこちらから確認できます。
    http://opac2017.lib.kitami-it.ac.jp/webopac/BB50101641

  • 命も感情も痛みも持ち合わせた犬を、単なる道具としてしか見られない人間が現に存在する。
    P103

    愛がなければ話にならない。
    が、愛だけでも命は守れない。
    P177


    少し考えれば当たり前なことなのに
    改めてこの言葉に胸を抉られた様な気がしてハッとさせられた。

    友人に紹介しました。

  • 「おいで、一緒に行こう」を読んで、本書も読まなければ…という義務感に駆られて購入。

    事情はともあれ飼い主の手を離れ捨てられる犬たちは、信頼した飼い主に愛を求めつつ人間への不信を募らせ、ボランティアたちに吠え、牙をむける。
    放棄された犬たちの心身共に病んだ姿に泪するとともに、無責任な人間に怒りさえ覚える。

    挿絵の「さようなら~ 無責任な飼い主は不要です~!」は、著者やボランティアの皆さんの本心だろう。

    私はボランティアに参加することはできないと思う。でも無責任にペットを飼うことは決してするまいと強く誓った。

  • 捨て犬と、レスキューしている人々、家族として迎えた人々のレポート。人気作家だけに構成がうまく、読みやすい。
    著者も大の犬好きで、保護犬を家族にしている。
    それぞれの犬にそれぞれの事情があるが、なんといっても捨てた人間と、遅々として進まない行政の対応にも腸が煮えくりかえる。
    儲けだけ考えて動物を虐待するブリーダーには同じ思い(狭いケージに入れて一歩もださず、病気のケアもせず、一生生殖のためだけに存在させられる)を味わってほしい。
    最後に殺処分される犬のレポートも載っていて、著者が若い読者に人気があることを考えると、大変効果があると思う。鉄は熱いうちに打ち、人間の手で変革できる悪は若者にちゃんと教えたい。
    猫好きなもので、猫も同じように捨てられ、殺されていることにも触れてほしかった。
    レスキューしている人たちは、犬猫どちらも扱っている人が多いし、犬猫どちらも家族にしている人もいっぱいいるんだから。著者が犬好きだから犬中心で構わないが、保護された犬と猫が同じ家庭でどうやって仲良くなったか知りたかった。
    猫飼っている私も余裕ができたら保護犬を世話したいという気持ちがあるから。

  • [ 内容 ]
    捨て犬。
    野良犬。
    迷い犬。
    この世は不幸な犬で一杯!
    どこかの一頭が飼い主にめぐり会えたかと思えば、どこかでまた五十頭が捨てられ、救われる犬は、ほんのひと握り。
    毎日こんなにたくさんの犬が殺されている社会って、何なのだろう?
    はかない命を救うために奔走する人々を通じて、命の意味を考えるノンフィクション。

    [ 目次 ]
    スウ
    梅花姉妹
    女王くるみ
    北アルプスの麓で
    犬猫里親会
    ミスティとモモ
    イラストコラム 介護
    マレアと七頭の子犬たち
    猟犬ひめ
    オレオ
    イラストコラム ボランティア
    ブリーダー崩壊
    二頭目のハク
    土手に生きる犬たち
    シェルターリポート
    イラストコラム 定時定点回収
    救われない命たち

    [ 問題提起 ]


    [ 結論 ]


    [ コメント ]


    [ 読了した日 ]

  • ボランティア、里親により、ほんの一部の救出された捨て犬、野良犬、迷い犬、保健所にいた犬のノンフィクション。何度も涙してしまいました。
    「命に責任を負えないのなら、生き物を飼うべきではない。」泣く泣く手放す人もいるのだろうけれど。
    「ただでは死なせない」と、余命僅かな犬にさえ子を産ませようとするブリーダーもいるとか。
    巻末に、今は幸せに暮らしている犬達の写真には救われます。

  • 世は、まさにペットブーム。しかし、一方で人知れず殺処分されているペットの数は、依然として減ってはいない現代日本の現状。本書は、そんなペットたちの現状、無責任な人間達、ブリーダー、一方でそうしたペットたちを救おうと日夜奔走を続けているボランティア団体、個人でボランティアの人たち、獣医師達、そして里親の人たちに焦点を当てている。
    生き物の生命の尊うさ、生き物を飼うということに伴う人間側の責任、当たり前のことだが、それを再認識させられる1冊。

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君と一緒に生きよう (文春文庫)の作品紹介

犬が好き――でも愛だけでは守れない。
人と犬の出会いは、時に幸福をよび起こし、時に悲劇をひき起こす。
現実をつぶさに見つめ、命の声に耳を傾けた傑作ノンフィクションです。

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