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この作品からのみんなの引用
みんなの感想・レビュー・書評
地元の大学に残り、研究を続ける姉。
東京の大学を卒業後、地元のFM曲でDJをつとめる妹。
両親の死、そして大事な人の死。
それらによって、わずかに、だけど確実に狂ってしまった
姉妹の関係。表面的には問題なくてもなんだかぎくしゃく・・・
仕事を通して、過去の見つめなおしを通して、
二人は互いに歩み寄ろうとするのだが、、、というお話。
男性作家のわりには、女性の心理描写が多かったな。
わたくしには少し分かりづらくて共感できない部分が
けっこうあったけど、女性が読んだらまた違うのかもな。
家族関係や恋愛関係において、どうにかしたいと思ってるけど
どうしてもその一歩が踏み出せない、そんな人にはオススメかも。
文春は本当にいい仕事をしますね…。 バイト直前の時間がない中、とりあえずで買ってみた本。 著者名に見覚えがあると思ったら、本棚の肥やしにしていた『君の名残を』が浮かんで、「あちゃ~」と思ったものの購入(一般には『四日間の奇蹟』を書いた人と言ったほうが通りがいいかも)。 いや~買うのをやめなくてよかった。 素晴らしかった。 基本的にミステリと歴史小説しか読まないけれども、いい... 続きを読む »
浅倉卓弥さんの作品は作者が札幌市生まれのせいかもしれませんが、札幌が舞台になることが多く、この「北緯四十三度の神話」も舞台は札幌になっています(札幌って北緯四十三度に位置するんですね)。 そして、作品全体に漂っているのは白く寒い札幌の冬を思わせるような、透明感があります。ただ綺麗なだけではなく人間の孤独や葛藤も丁寧に描かれています。 物語の主人公は札幌に住む地元の大学の研究室で働いてい... 続きを読む »
読んでいる途中で本をなくした…! 半分位読んだんだけどな…。
という意味で続きが気になる。
すれ違っていた姉妹のこころが溶けていくお話。
わたしも妹がだいすきで、だからこそすれ違った過去もあって
そういうことを思い出しながら、懐かしい気持ちで読んだ。
和貴子のラジオがところどころ挟まれているのが、小粋。
この姉妹のこころの変化や距離が縮まっていく過程は
とても良く丁寧に描かれていたと思う。
だけれど、ラストが少し無理矢理すぎた感じも・・・。
ことが上手く運び過ぎというか、なんというか。
30歳一歩手前の2人姉妹のすれ違いと和解。
もう変えられないこと、過ぎてしまったことに対し、どう自分の気持ちの折り合いをつけるかということがテーマでしょうか。
「君の名残を」ほどの衝撃はないけれど、登場人物の女性たちの年齢と自分が重なるところもあって、興味深く読める。
マイミクさんが感動した!!って教えていただいたので読んでみたけど、すっごく良いですね(・Д・*)。ホロホロしてしまいました。良い本との出会いに感謝です☆。
雪深い町で育った桜庭菜穂子、和貴子姉妹。
姉の菜穂子は地元の大学に進学し、そのまま大学の助手を、妹・和貴子は東京の大学を卒業後、故郷に戻り、ラジオ局でDJをしている。
姉が中学時代に淡い想いを抱いていたクラスメート・樫村と和貴子が婚約したことを発端に二人の心の溝は広がっていったが―。
雪国を舞台に姉妹の心の成長と和解を描いた感動の物語。
この作者は女の登場人物に、長々としたセリフを話させることが多い。
その長いセリフによって、物語を動かすのが得意なのでしょうか。
今回は主人公のひとりが、ラジオのDJ。
その語りがとても良い。
ありきたりな設定だが、印象的な出来事もいくつか用意されている。
ちょっと感動しました。
身近な人の死が姉妹に深い溝を作る。
それぞれがあがいている。
最後には分かり合えるのがなんだかうれしい。
ラジオDJの妹が選ぶ曲がじっくり聴いてみたい。
「大事な人の死は、たぶん決して忘れることはできません」
本当にそう。
そして、同じように感じることはたぶんできないんだろうなぁ。
よりそうことはできても。
姉妹それぞれの視点の章が繋がっていくので、ちょっと読みにくかったりもする・・・。






