カンニング少女 (文春文庫)

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著者 : 黒田研二
  • 文藝春秋 (2009年3月10日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (333ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784167753580

カンニング少女 (文春文庫)の感想・レビュー・書評

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  • タイトルにすごく目を引かれた本です。
    『カンニング少女』
    初めは、こんなタイトルあっていいのかと思ってしまいました。

    内容も看板に偽りなし、中学生の女の子が、
    姉の死の真実を知るために、
    今の彼女の学力では到底合格できない一流高校を目指す、
    という物語です。

    カンニング方法は、実際に行うことは難しい方法ばかりですが(笑

  • 文章力、キャラ、意外性どれをとっても平凡かそれ以下。ちょっと文章に腕がある高校生が趣味で書いたような小説。入試でカンニングをするのが本書のストーリーだが、登場するカンニンググッズがどれも安直なものばかりだし、キャラは上手く立ってないし動機は不明だし、恋愛模様は薄っぺらいし、「こういう筋書きにしたいからこういう人を配置しました」って感じが凄い。
    まぁ一方で、「こういう筋書き」というのは見えやすいし、ストーリー自体はそこまで悪くなかったので最後まで読めた。
    なんていうか、ブックオフで100円の読み切りの漫画本を読んだような気分になった。

  • 本書のタイトルを見た瞬間、2011年に起きた「大学入試問題ネット投稿事件」を思い出した。主人公の天童玲美は高校3年時に2歳上の姉・芙美子を交通事故で失う。悲しみを押し殺して、受験勉強を始めようと姉の箪笥から赤本を取りだしたとき、そこには姉の手帳があった。「なぜこんなところに?」と不思議に思う玲美だったが、読んでいくと姉の死に関係すると思われるメモが書いてあった。それを読むと、東大と並ぶ偏差値トップの超難関私立大学・馳田大学に姉の死に関わることがありそうだということがわかり、馳田大学の受験を決意する。

    だが、彼女の学力を考えると、独力で馳田に合格するのは大変に厳しく、玲美は迷った末、友達に力を借してくれるようお願いすることにした。その友達とは。

    並木愛香:玲美とは中学からの友達で、クラスで成績トップの優等生。

    平賀隼人:玲美の幼馴染で機械オタク。

    椿井杜夫:陸上インターハイ選手。友達の為なら危険を顧みないナイスガイ。

    この個性豊かな3人と「チーム・カンニング」を結成する(勝手に名付けてみた)。しかし、意気込む彼らの前に壁が立ちはだかる。担任の安倍だ。安倍は自分の成績と分相応でない大学を第一志望にしている玲美に対してある条件をつきつける。

    「次の中間試験で学年20番以内に入ること」

    試験まであと2週間。前の期末試験で89番だった玲美にとってかなり厳しい状況である。しかし心配は不要。チーム・カンニングの知恵が炸裂する。個人的には中間試験のシーンがハイライトだと思う。次々に出てくるカンニング・グッズに思わず唸ってしまった。杜夫の原始的なカンニング方法にもご注目あれ。そして、教師陣の名前も要チェケだ。アイドルおたくの著者の拘りが感じられる。

    馳田に合格するぐらい賢く、陸上ではインターハイに出場している姉が道路を横切ったというのがなんか酷く間抜けな気がして(歩道橋渡ればよかったじゃんと僕は思うのだけど)、それで亡くなってしまったというのが煮え切らないのと、馳田での杜夫の行動がいくらなんでも無理あるかな~とツッコミたいところはあるんだけど、まあ設定が設定だけにそこは御愛嬌ということで。ちっちゃいことは気にするな♪それ、わかちこ、わかちこ~♪

  • 2016年2月1日読了。
    2016年51冊目。

  • 交通事故でなくなった姉の事故の真相を知るために姉の通っていたレベルの高い大学に行く事を決意した女の子と幼なじみやクラスメートの話。

    (以降、少しネタばれ)
    結局、悪人はおらず(担任は嫌なヤツだけど)、読後感がよいお話でした。

  • 面白かった!姉の死の真相がつかめて良い!

  • 色々な方法でカンニングをしていてその仕方がユニーク。

  • 教師や監督官を相手取っての攻防戦が面白い。カンニングテクニックに対策に、その対策をとっさに切り抜ける機知とチームワークが読んでいてわくわくする。登場人物の姉の死の真相が、最後に交差する構成も面白い。

  • カンニングは駄目。
    絶対に駄目。だけど…
    友情あり、隠された真実あり…
    このカンニングには、何だか心動かされますな。

  • あくまでカンニングは悪いことであると貫きつつ、友人のために奮闘する仲間の姿が好きな作品。コンゲームって面白いんやなぁと発見。

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カンニング少女 (文春文庫)の作品紹介

都立K高校3年・天童玲美は、姉の死の真相を探るため、最難関私大・馳田学院入学を決意する。今の学力では合格が覚束ない玲美は、クラスで成績トップの優等生・愛香と陸上インターハイ選手の杜夫、機械オタクの隼人の協力を得て、カンニングによる入試突破を目指す。スリル満点の胸キュン青春コンゲーム小説。

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