のりたまと煙突 (文春文庫)

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著者 : 星野博美
  • 文藝春秋 (2009年5月8日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (372ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784167753757

のりたまと煙突 (文春文庫)の感想・レビュー・書評

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  • この人の本を読むのはこれで二冊目ですけれども、今回はそこまで共感みたいな感情は抱きませんでしたかねぇ…僕が猫飼っていないからかもしれませんけれども、そこまで著者が死者、というか死猫? に感情移入する様が理解できませんでした…。

    ヽ(・ω・)/ズコー

    ってか、なんか死者への思い入れが尋常じゃないくらいに思える文章もあって、この人、アチラ側、つまりは宗教チックな世界の方へ行ってしまうんじゃないかと心配になったほどですねぇ…。

    まあ、決してつまらなくはなかったんですけれどもね! どうにも自分のことを「人生の敗者」というか、「陽の当たらない人」に分類したがっている様が見えるようで、そこが気に食わなかったですかねぇ…僕は。

    おしまい…。

    ヽ(・ω・)/ズコー

  • 簡潔な文体がいいな、と思った。
    自分は作者ほど豊かな感性を持ち合わせていないと知った。
    動物とのスタンスは、かなり異なる。
    そして私は米国より英国贔屓、ネズミの国のキャラクターにはまるで心がときめかないのであった。

  • この人のエッセイ、割と好きです。これは、彼女と猫たちとの関わりを主軸にしたエッセイ。
    この本の解説をしている角田光代氏もだけど、星野氏も自分と近い世代なので、なんとなく目線が似ているというか、似ているからこそ異なる部分が際だって、その人の持つ感覚がとても気になる、そんな気持ちにさせられるエッセイ。

  • 表紙の猫の写真が気になって手をとってみた。
    読んでみて彼女の世界と対面する。
    そこには猫はもちろん彼女の家族、そして香港でのエピソードや日常生活でふと思ったことが12章にわかれて描かれていた。 

    この本を読んで一番に感じたのは、彼女の周りにはあまりにも死にあふれていると。
    …いや、実は気が付いていないだけで誰の周りにもあふれているんだろう。
    彼女の独特な死に対しての考え方や周りの人たちとの環境でそれが目立っているだけ…涙を流すような死ではなく、淡々と(本人はそんな気は無いのかもしれないが)描かれていることが、余計に死が身近なことなんだと印象づける。
    それに猫や家族に対する愛情はかなり感じる。
    ただかなりの好き嫌いがある作品だと思うので評価は3で。

  • 橋口譲二さんと仕事をしていた
    その「事実」だけで
    手に取った一冊

    のんきな書名とは
    うらはらに
    著者の手にかかると

    日常のささいな出来事の中に
    こんなにも
    奥の深い
    (名も無き)人間たちのドラマ
    が 立ち上がってくる

  • 生だけでなく、死についての語りが少なからず含まれていて、それが現代がわざと見ぬふりをしている現実について気付かされる内容であるのが秀作。

  • 猫と作者との関わり合いが、絶妙なタッチで書かれています。
    女性にしてはベタベタしていない文章が私好み。

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