10人のこだわり 10人のおいしい こんなふうに食べるのが好き (文春文庫 食 2-1)

著者 :
  • 文藝春秋
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感想 : 7
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  • Amazon.co.jp ・本 (143ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784167753962

感想・レビュー・書評

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  • すごく素敵な本です。
    ペリカンの食パンを切らずに好きなようにちぎって食べるとか、このパンをこのお皿に載せて…とか、コーンフレークをこれに入れて…とか、その人なりのお気に入りが紹介されていて、その人なりの楽しい暮らし方の工夫を垣間見ることができます。
    十人十色、でも共通してるのはみなさんとてもセンスよしってこと。眺めているだけで、いいなーーいいなーー、ってテンション高くなる。

  • 北欧食器を始めとする“ワンランク上”の暮らしがフィーチャーされるはしりの本、といった感じ。
    “こんなふうに食べる”という表記から、食べ物をより実質的に美味しく食べる工夫の紹介かと思ったら、どういった空間で、どの器で食べるかということに重きが置かれていてちょっと拍子抜けしたものの、私自身が器好きなのでそこそこ楽しく読めた。

  • 110930

  • 堀井さんが身近な10人においしいものへの
    こだわりを聞いていくお話。
    岡尾さんや鈴木るみこさんやZAKKAオーナーの
    吉村眸さんが気になって読んでみる。
    どの人もこだわりがあって、そしてそのこだわりが
    とっても素敵で読み込んでしまった。
    パラティッシのブラックのボウルやお皿が出てきて
    昔から気になっていたけど、この本を読んで
    とうとう購入してしまった。それほど素敵さに
    満ち溢れたスタイリングだった。
    それぞれの人が紹介する美味しいものも良い。
    朝食やおやつの時間を大事に楽しみたくなる本だった。

  • 「5」「ZAKKA」のオーナーなど、生活雑貨界で著名な10人のお気に入りのキッチンアイテム、こだわりの食べ方、おいしいお菓子を紹介。
    ブックデザインはステキだが、紹介されているアイテムや商品に目新しいものが少なくて残念。

  • 食べ方とはこんなに変化があって面白いということを気づかせてくれた本。堀井さんのもろこし・南部せんべいのところが一番ショッキングで興味をそそられた。

  • フードエッセイストの堀井和子が、9人の女性に好きなものの食べ方やあわせるカトラリー、空間について取材し、スタイリッシュな写真とともに紹介した一冊。
    最後に堀井和子自身の「お気に入り」も登場するので都合10人のライフスタイルが覗き見られる。
    店のオーナー、染織家、デザイナーなど取材対象者の職は様々だけれど、基本的にクウネル系、というか、丁寧な暮らしを心がけている人ばかりが登場する。
    器やテキスタイルにこだわるのって手間もお金もかかるけど確かにはまったら楽しそうで、紹介されるものはどれも素敵だ。堀井和子の南部せんべいにフレッシュバターとブリーチーズをあわせてワインと愉しむ、という組み合わせは考えたこともなかったけれどおいしそうで、さっそく試してみたくなった。

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著者プロフィール

ほりいかずこ●1954年、東京生まれ。上智大学フランス語学科卒業。中学生の頃からの料理好きが高じて、料理スタイリストになる。1984年から3年間、夫の仕事でニューヨーク郊外で暮らす。帰国後、シンプルで洒落た食情報や料理を紹介。おいしいと思ったもの、素敵だと感じた生活空間を、写真、文、イラストを自らも手がけて伝える単行本が人気。その徹底した美意識と、文章の行間がかもし出す自由な雰囲気に惹かれ、熱烈なファンが多い。 2011年には「一丁目ほりい事務所」を設立。若手作家とコラボレーションをして、オリジナルのテーブルウエアなどを製作している。

「2014年 『北東北のシンプルをあつめにいく』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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