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この作品に関連する談話室の質問
この作品からのみんなの引用
みんなの感想・レビュー・書評
人が抱える様々なトラウマがテーマ、そしてよく知る町が舞台。
何となく引っかかるのが、マトモな親の登場が大変少ないこと。特に少年少女が絡むエピソードに出る親は、多数派とは思えない(思いたくない?)非道さである。
★3.7くらい。
綺麗な文章でクセもなく、サラっと読める。独特の味わいで面白いけれど、後々内容がよく思い出せない。
映画を見たあと、原作を古本屋さんで発見。
映画の印象が良かったので期待して読みましたが、それ以上。
久々に良作に出会えました。
便利屋の多田と同級生の行天。
行天の自由奔放な優しさが、依頼人や多田の心の闇を切り開いていく様子に引き込まれます。
2人のやり取りや描写がリズミカルですごく読みやすいので読後感もスッキリ。
三浦しをん作品は初めてだったので、他の作品も読みたくなりました。
2012.5.21
主人公は行天だろう。飄々としたマイペース人間、鬱陶しいやつだと思っていたのが段々とひかれこんな友人が居たらと思うようになった。続編が読みたい。
MIB、相棒、あぶない刑事、海猿、リポDのCM。 コンビを組んで、さまざまな困難に打ち勝っていく男性2人というストーリーって、どうやらみなさん、お好きなようですね。 「まほろ駅前多田便利軒」もそんな感じ。便利屋を営む多田が、ひょんなことから高校の同級生である行天(ぎょうてん)を雇う(?)ハメになり、ぐだぐだしながら、うだうだしながら依頼人たちのお悩みや、それにまつわるちょっとした事... 続きを読む »
今月の11冊目 y 今年の65冊目かな。大分良いペースで読めてるかな。
先週買って読むのを今日までとっておきました。なぜなら今日は電車移動があったから。
三浦しをんさんの作品は『風が強く吹いている』だけ読みました。それしか読んでないにもかかわらず(またそれだけしか読んでないので)、スポーツ系のやつを書くイメージでした。
まぁそれはさておき、この作品は一回読んだだけではとらえきれない部分が出てきそうな気を、読了後に感じました。というのは、完全に主人公たちの背景がどこかで一気にばーっと書いてあるわけではなく、ところどころ、しかも全てのピースを足しても、主人公たちの全てを完全に理解できたとは言い難い。なので、そこは想像するしかないんだけど、その想像を独りよがりなものではなく、しっかり作品に沿ってするなら、1度だけでなく、2度パラパラめくる必要がありそうだ、と思いましたね。
可もなく不可もなくといったところだろうか。
この作家の作品を読むのは初めてだった。シビアなことをいえば、根本的なテーマがよくわからない。
書き方は昭和チックでどこかで読んだことのあるような感じで嫌いじゃない。
星三つが妥当。
お人好しな多田と自由奔放な行天。この2人が作り出すゆったりした雰囲気が好き。周りのキャラもイメージしやすかった。みんなそれぞれ何かしらの過去を抱え、それでも変えられる部分、新しい幸せはやってくるんだなーと思った。ストーリーが題目ごとに完結してるから読みやすかった。
三浦しをん読みやすい。キャラがいい。あとは話が家族の縁と欠乏の話で深い。伏線が多い。最後でまとめられて深さ感じる。
再生の物語。なんだろう、三浦しをんの小説は、始めは違和感があるのがだ、ついつい、引き込まれて、最後は電車を乗り過ごすぐらい、読んでしまっている。人を許すことで、自分も救われるのだ。簡単ではないけれど。
久しぶりにハマりそうな作家さんに会ったと思った。
伊坂幸太郎氏のようなスタイリッシュな文体ではあるが、浅田次郎氏寄りの人情味溢れるストーリー。
また三浦しをん氏の文を読みたい。
丁度1年位前に読んでいるのだが、改めて読みたくなって図書館から借りてきた本。
読み返してみて、やはり面白い、と感じさせられてしまう。
東京の外れにある都南西部最大の街、まほろ市を舞台に繰り広げられる人間模様の物語。
駅前で便利屋を営む多田と、ある日転がり込んできた行天のバツイチ中年同士コンビがとにかく魅力的だ。
ありふれた依頼が、この2人にかかると、何処か変なことになるのが、笑ってはいけないのに何だか笑えてしまう。
違う人生を送り、何もかも相反する2人なのに、お互いを必要とし合っているのが感じられる。
一度壊れた冷たい部分や絆は元に戻らないという事実を淡々と書きながらも、多田と行天の関係の変化も確実に書いているのがこの作品の大きな特徴といえよう。
映画も観たが、瑛太と松田龍平のコンビが絶妙だったなぁ……。
まほろ駅前で便利屋を営む「多田」ペットの世話、掃除など、何でもないような仕事が舞い込む。そんな中、同級生の「行天」も転がり込み、可笑しな共同生活が始まる。
最初は、多田と行天の掛け合いが面白いほんわか物語と思っていた。読み進めていくうち、二人が抱えている悩みが見え隠れし、最後は希望につながる展開にホッとした。続編もあるようなので、読んでみたい。
便利屋多田とそこに転がり込んだ同級生の行天の日常を描く。舟を編むで初めて触れた「しをん」ワールド。テンポ良く話が進み、しをんファンとなった。映画も見てみたい。
パッと見は淡々としていて物足りない印象だが、後ろの解説を読むと様々な発見がある。
行天の小指が象徴するもの。行天の人格自体や多田の精神的トラウマと繋ぐ見方は素晴らしく、さすが目の付け所が違うと感心させられる。
気になったフレーズは「この子にとっての人間関係は、まだ言葉で規定できるものばかりなんだな」の一文。
あと主人公が呟く「やり直せることなんかほとんどない」というセリフは、作品を読み進めるにつれて重みが深まる。
単調な日常の中で、ふと
それまで気付けていなかったような かけがえのない想いに至る。
そこに、「愛」に繋がるあたたかいものを感じる。
そんな小さな一歩一歩があるから、ひとは挫けながらも生きていけるんだな、って。
こころの深い場所でじんわりと、感じました。
それぞれに脛に傷持つ男2人が一定の距離を置きつつも寄り添って世の中をどうにか渡ってゆく話。
市井のすったもんだやイザコザに巻き込まれたり、突っ込んで行ったり。とても藤沢周平の『よろず屋平四郎活人剣』の匂いがした。青春時代のモラトリアムじゃない所が違うけど。
後、町田の最奥地は小山じゃなくって相原だよね。
[三行感想]
二人の距離感がもどかしくも、どこか羨ましい。言葉は、気持ちを伝える手段としては大切だけど、吐き出しすぎるともういらない。一言一句の重みっていうのが自分には無く、魅力的だと思うのかな。
薦められて。淡々としつつも個性的なキャラが出ていておもしろかった。ところどころで人生の厳しさをうたっていると思う。
ほっこり。
この年になれば、取り返しのつかないことがあることだって知っている。
でも、それでも希望はある。

便利屋 多田と行天 男バツイチ2人のお話





