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みんなの感想・レビュー・書評
面白かった!
過去の裏切りや、それぞれの葛藤、そして友情など読んでいて引き込まれる。
そして、脇役のオジサンが格好良いのは福井作品の定番。
群衆に埋没したくないとか言いつつ、
他の人と違うのは不安になるのが日本人の特徴だ。
悪く言えば、自分は特別だと言う中二病的な希望をもった
自身の行動や言動に責任が持てない人種とも言える。
そんな、まわりに流されやすい日本を愁いた作品。
物語の最後に主人公はこの作品の作品のテーマになっている
新しい言葉というモノを見つける。
ただそれは別に新しい言葉でも何でもなく、
昔から何度となく使われたてきた言葉だった。
言葉の温度も新鮮さも世界の温度も色も
受け取る人によって価値は変わる。
空の色がいつもよりも明るいのはその人の気持ちが明るいからだ。
冬の日本海が鈍色なのはその人の気持ちが暗澹としているからだ。
一方古い言葉と言うものは確かに存在する。
万人にとってイメージの固定化された言葉のことを言う。
あれはホント嫌なものです。
ローズダスト計画を実行するファミリー一人ひとりの気持ちがよくわかる作品だった。一方で、話が長すぎて間延びした感じもあり。読んでいて飛ばしたくなる場面がいくつかあったりした。クライマックスはもう少し盛り上がっていたらよかったかもしれない。
おもしろかった。
これから日本はちゃんと自分で考え変わらなくちゃいけない
っていうことを読んで感じた。
さて、最終巻。
劇画的、といえばそれまでなのかもしれませんが、作者の伝えたい思いというか、日本の行く末というか。
なんというか、ものすごく心打たれてしまいました。
とにかく、この世界に浸って、いろいろ考えるべきかな、と。
長い。後半のローズダストの面々との対峙には胸を熱くさせられたがそこに至るまでが、長い。緻密な描写は氏の良い特徴なのだけど、今回はその詳細さに途中少しダレてしまった。
まあとにかく、先日読んだ『魔王』といい今作といい「変わらなきゃ」と迫ってくる訳だが、政治も生き物だから状況は変わるし諸外国との関係や対応によっても変化は訪れざるを得ないものだと思う。その時に少しでもマシな判断ができるように無関心にだけはなりたくないものだ、と感じた。
福井晴敏は、「亡国のイージス」「終戦のローレライ」の作者。
両作ともに、素晴らしく面白かったという記憶があり、本書も期待して読んだが、正直言って、がっかりした。全く面白くない、ということではないのだけれども、前2作が素晴らしかっただけに、それが期待水準となり、今回の「Op.ローズダスト」はその水準に達していなかった、ということだ。
とにかく長い。
長いこと自体は、前2作も同じなので問題ではないのだけれども、本書は無駄に長い感じがする。無駄な解説・感想、繰り返しが多く、このような作品に必須のスピード感が全く出てこない。
ストーリー自体は悪くないと思う。おそらく、無駄を刈り込めば、半分程度の長さの作品に出来るのではないかと思う。そうすれば、かなり読ませる本だと思う。
★2011年度30冊目読了『Op.ローズダスト(下)』福井晴敏著 評価A
いよいよ本書も最終巻。東京湾副都心に徹底的なテロを仕掛けて、平和ぼけした日本国民を目覚めさせようというテロ集団ローズダストは、計画通りに副都心を次々と破壊していく。並河警部補と丹原三曹は、当局からの追求を逃れながら、何とか”R"のテロを食い止めようとするが、、、、、
最後までスピード感が衰えず、ストーリーの進行も予想外。息をつかせない展開で最後まで突き進む。
随所に述べられる日本政府、日本国民への厳しい批判、見解は、非常に切っ先鋭く、物語のせりふというより、現実問題への考察として、参考になる部分が多く、考えさせられる。
うーん、福井晴敏は面白い。この作品の映画化の計画はないのだろうか?映画になったら、ぜひ見てみたいと思う。
さあ次は、買いおいた亡国のイージスに取り掛かろうか?!
長ーーい。福井晴敏が好きな人には堪らない長さかも知れんが、それほどでもない僕にとっては、長ーーい。(ちなみに僕は買ったのではなく、人に借りた)
でも「序破急」が効いていて面白かった。
特にストーリーとしては「急」であり、タイトルにもなっている「ローズダスト」という作戦。その意味することにはちょっと感動すら覚える。
9/30:なんと言っていいか分かんないくらいスゴク面白い。台場有明の地下を放射線レスの核爆弾級のT-Pexがうごめき回るとかすんごくダイナミック。(今の勤務地の北有明はなんとか難を逃れた)ただ、表現がくどいかな。
今まさに中国、ロシア、韓国、北朝鮮といった領土問題、国防問題が騒がれている今、読めてよかった。この亡国を動かすには巨大な刺激が必要というローズダストおよび若杉の考えには同調。このままではホントこの国まずいよ。国民から意見、感情を上げていかないと。さてどうやって?
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9/27:いやぁ、おもしろいねぇ。国防や対アメリカ、対中国といった、まさに今現実に直面している政治的な問題を扱っており、読んでて力が入ります。T-Pexは爆破しちゃうのか。そうしたら、今働いている有明のビルも吹っ飛んでハッピーなんだけどね。
先が見えちゃって、最後は惰性で読んでるようなかんじだった。前に読んだのがすんげー面白かっただけに、拍子抜けしてもーた。
馬鹿なハリウッドアクションみたい。
こんなしょうもない展開のために全3巻は無駄。
今日日、少年マンガでもこんな嘘くさい展開ウケないと思う。
文体が無駄にハードボイルドぶってるのも癪にさわる。
読み終わってしまった。
かなり長かった!!けどおもしろかったー。
途中で説明が長くて少しくじけそうになったけど
読んでよかった!満足感でいっぱいです。
少しくどかったり読み難い部分の多い本でした。パニック映画じみた雰囲気もあるので、そう云った物が好きではない人は読まない方が良いかも知れません。
作中で繰り返し述べられている、自身の意見に責任を持てない人々や古い言葉に捕われている人、特に、自分の言葉を持っていない、と云うのは正に図星だったので痛い箇所でした。作者からのメッセージはその点ではないかと推察します。
一人ひとりの登場人物が人間らしくて、とても魅力的でした。この方の書く長編小説はどれも構図が大体同じなのでマンネリを感じますが、それでもまあ面白い読み物だと思います。
会社の先輩から借りた本
上中下読み切りました!
完全に娯楽小説で、アクションシーンの描写が細かくて圧巻!
そして主人公がカッコイイです。
ただし若干描写がくどい、同じような描写に感じる。。。
って所があんまりだったかな。
でも読む価値はありです。
ローズダストのテロによって戦場と化した臨海副都心。最終局面のスペクタクルな描写は相変わらず健在だが、ヘリ戦や少女戦闘員などは少々マンネリかな。一貫しているのは、テロリストを単なるアナーキストとして描くのではなく対峙する主人公丹原や並河と同列に描いているところ。本来見つめ直さなければいけないのは、現在の日本の「状況」なのだという著者の主張が垣間見られる。加筆したとされるAfterは少々冗長に感じられた。

久々の大作でした。この国の在り方を考えさせられる内容で「1日で3割が7割に変わる国民」や「全ての悲劇を生み出したのはこの国の状況」という言葉は胸に突き刺さりました。





