- Amazon.co.jp ・本 (451ページ)
- / ISBN・EAN: 9784167773052
作品紹介・あらすじ
本を誤読してなんぼです。深読み、裏読み、斜め読みだけでなく、脱線読み、探偵読み、虫の目読みなどディープな技を駆使。郷ひろみから長嶋茂雄、村上龍、中曽根康弘まで、ベストセラー、話題の書百七十五冊をワイドショー気分で一気読みしたミーハー書評の決定版。文庫化にあたって書者の最新情報を新たに収録。
感想・レビュー・書評
-
10年以上前の書評本。面白い。最後には自分の本も書評しちゃう斬新さ! あとがきで自死するパターンもあるけどね。悪魔の使徒として吉田豪氏を配置しているのも見事! 作者の妙なのか編集者の妙なのかはわからんが...。
詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
辛辣で、けっして的を外していない175冊の書評。
芸能人の本から、政治家まで、著者のフィールドの広さに敬意を。読んでみたくなる本もあるが、15年も前の書評なので、昨今の状勢から、良書ほど絶版本が多いかも。 -
文学
-
タレント本やハウツー本、文学、話題の本など、あらゆるジャンルの本にツッコミを入れています。
著者の他の本に比べると、毒舌がちょっと鈍っているような気がしました。辻仁成や渡辺淳一、石原慎太郎といった面々は、すでに何度も同じようなツッコミをくり返してきたせいか、ツッコミがパワー不足です。本書に取り上げられている橋本治の『上司は思いつきでものを言う』ではありませんが、「ええーっ?!」と大げさに驚きあきれてみせる芸風を期待していたので、若干肩すかしにあった印象です。 -
手に取るもの恥ずかしかったベストセラーをしっかり読んで頂いて、こんな本を死ぬまで一年一冊出し続けて頂いたら有り難し。
-
斉藤美奈子による読書案内。
語り口がわかりやすくて、読みやすい。たくさんの本が収められているので、読書する参考にもなる。
久しぶりの再読だったけど、今読んでも面白かった。 -
書評。面白い
-
「すべてのビジネス書は恋愛の書に通ず」は言われてみればナルホドなと。所詮、上司・部下・客にいかにして認められて気に入られるか?の指南本だから。
相変わらずベストセラーをこき下ろし、175冊を読んだ気にさせてくれるんだが、どんだけヒドイのか現物もちょっと読んでみたくなるから不思議。