わらの人 (文春文庫)

  • 127人登録
  • 3.70評価
    • (4)
    • (28)
    • (17)
    • (1)
    • (0)
  • 21レビュー
著者 : 山本甲士
  • 文藝春秋 (2009年12月4日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (373ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784167773236

わらの人 (文春文庫)の感想・レビュー・書評

並び替え:

表示形式:

表示件数:

  • 散髪屋のお姉さんが隠れた自分を導き出してくれる。髪型は新しい自分を発見させてくれる。

  • 理髪店でいつの間にか眠ってしまい目覚めたら、えーっという髪型になっていた…
    そこから人生がちょっと変わっていく…
    この理髪店に行ってみたい

  • とある女店主の散髪屋に行くと、皆生まれ変わったようにパワーをもらえる。
    人生、捉え方次第、気の持ちようなんだなと思える。前向きになるきっかけはこんなことから。
    決して空想ではなく身近に感じる。

  • 劇的理容院、Before Afterです。
    タイトル変えたらもっと売れそう。もったいない。
    「わらの人」溺れる人がつかんだんでしょうね。

  • ぱっとしない主人公が、理髪店で思いもよらない髪型にしてもらった(なっちゃった?)ことから、意識も変わり前より少し素敵な人生を歩み始めると言う短編6編。
    今自分が嫌な状況に置かれていても、自分次第でよくも悪くも出きるよなと思える。

    辛い仕事をしている人が多く登場するせいか、サラリーマンという仕事がネガティブに語られ過ぎている感が、「そんなにサラリーマン大変かな」と同じサラリーマンとしては苦笑い。
    髪型を変えてから、気分が変わったり、何かが吹っ切れたり、雰囲気が自覚するくらい変わったり。そこから内面も変化し、回りの人たちも変えたり、影響与えたりのギャップ、変化が面白い。

  • 理容店の女主人がもっと主人公(客)と会話をするシーンがあると思っていたが、会話どころか、理容店自体が出てくるのもごくわずか。
    しかし、女主人のかわいらしい、明るい雰囲気が、この本の中でキラリと光る。

    ある1つの話では、髪型に加えて、孫がプレゼントしてくれた作務衣を着たことによる外見の変化が、祖父の内面の変化までをもたらし、奇跡を起こす素敵な物語となっている。

    出来過ぎた話に感じるが、案外そんなことはないと私は思う。

    お化粧のノリがよく、新しい洋服を着て、天気のいい日に出かけると、ウキウキして1つ手前の駅で下りて歩いたり、友達とご飯に行きたくなる。家に帰ったら、いつものご飯じゃなくて、ちょっと工夫したものを作りたくなる。

    イメチェンをしてクールな髪型にしたら、着る洋服もシンプルでクールになり、仕事中も気が引き締まって捗る。マナーの悪い人がいたら、睨んでやったり注意したくなる。

    外見というものは内面や行動、振る舞いにも大きく影響するのだ。

    これを読んだ後、私は早速美容院に行って、初めて細いロッドを使ったクリクリパーマをかけてみた。
    夏に向けて元気で楽しい雰囲気になるように♪

  • 髪型を変えると気分が変わるだけでなく人生が変わる話。
    一話目が一番痛快だった。

  • とにかく着想でユニークであり、他の作家にはない独特な面白さがあると思う。
    何気ない日常のトラブルをかなり毒を交えてやや大げさに描くのが筆者の真骨頂だと思うのだが、本書ではそのような部分を残しながらも、ネガティヴからポジティブへと人間の生き方が劇的に変化する様をリアルに描いていて面白い。
    筆者の作品の中でもかなりの傑作に位置すると思うのだが、少し奇麗すぎて星ひとつ減らした。

  • 髪型を変えることで、変わっていく人達。皆、生活がどんどん変化していくので髪型一つで変わるのを少し羨ましく感じた。

  • 理髪店での散髪をきっかけに変わっていく人々の話。

    自分で変わりたいと思っていても、
    限界はあるし、大胆にできちゃうひとってそうはいない。
    そんななかで、決して望まれた変化ではなかったけれど、きっかけを与えてくれるこの理髪店の存在がとっても魅力的だった。

全21件中 1 - 10件を表示

山本甲士の作品

この本を読んでいる人は、こんな本も本棚に登録しています。

有効な左矢印 無効な左矢印
三浦 しをん
伊坂 幸太郎
有効な右矢印 無効な右矢印

わらの人 (文春文庫)を本棚に「読み終わった」で登録しているひと

ツイートする