ニューヨークの魔法のことば (文春文庫)

著者 :
  • 文藝春秋
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感想 : 50
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  • Amazon.co.jp ・本 (275ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784167773342

作品紹介・あらすじ

世界一にぎやかな街、ニューヨーク。今日も出会いと別れが交錯し、みんなが心の底に淋しさを抱えている。罵声やクラクションの喧騒の中でも、耳をすませば、ほら。温かい会話が聞こえてくる。ちょっと足を止めて、魔法のことばに耳を傾けてみませんか。ベストセラー「ニューヨークの魔法」シリーズ待望の第三弾。

感想・レビュー・書評

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  • ニューヨークの様々な顔がみられるエッセイです。続編ですが「やっぱり日本と違うなぁ」「ニューヨークってそうなんだ」と読んでるだけでニューヨークを味わえて色々な発見があるところが楽しいのでおすすめです。

  • 今回もクスッと笑えたりほっこりするエピソードがたくさんあったけど、特に印象に残ったのは、著者が高校の時にステイした先のお父さんが亡くなる前のやり取り、亡くなった際のホストシスター、ブラザーからの手紙、友人が医療ミスによって車椅子の生活になってしまった時のLife Is Goodの言葉が胸に響いた。

  • ニューヨークが素敵というか、著者の岡田さん見ているニューヨークという世界が素敵だなと思った。
    多分誰にでも経験できる世界じゃないと思う。
    岡田さんが心を開いているから、相手も心を開いて接してくれて素敵な出会いと会話が生まれるんだろうな。

    読んでいて、心が暖かくなる作品でした。

    くすりと笑える話が多かった分、途中ホストファミリーのダッドの話には涙が止まりませんでした。

  • 何気ないニューヨークの1日、
    様々な驚きと、人々の温かさ。

    人は、何処でも変わらないものですね。

  • ニューヨークからは列車の移動でした。セントラルステーションの中央広場は圧巻。何度も映画のシーンで出ていましたし、見上げると大きな天井、窓は隕石で壊れてはいませんでした。オイスターバーでカキを食べられなかったのは残念。ペン・ステーションの雰囲気も独特でした。本の中の世界で再び楽しめました。街の、駅の雰囲気が伝わって来て、街を旅しているよう。再び訪問できればなあと思います。

    I'll keep my fingers crossed. 上手くいくように祈っているわ。
    Give me fives! 手にタッチして!

  • 『ニューヨークの魔法はここで起こらないのか』

    人生を楽しむとは、やはり。僕の中にしかないんだと。辛いけど幸せはやってはこない。

  • 一度は行ってみたいニューヨーク。知らない人とのちょっとした会話でほっこりするってたまにありますよね。粋な言葉を人にかけられる人間になりたい。

  • 3作目のこのシリーズ。とっても大好きで心がほっこりする♡ ニューヨーク、ステキだなって、いっつも思う。でも、ニューヨークじゃなくっても、日々の生活の中の、はたもすれば気づかないようなさりげないちょっとしたやりとりとか、事柄の中に何かを見つけられる心の余裕があれば、どんな場所にいても素敵な何かを見つけられるのかな、と思う。
    ニューヨークの魔法以外の岡田さんの本も読んでみたいな٩(๑❛ᴗ❛๑)۶

  • シリーズ第3弾です。日本人も、もっとおせっかいになっても良いと思う。このシリーズを読んでると心からそう思う。とは言え、わたし自身、その場で出会った見ず知らずの人に対してにこっと笑いかけたり、ちょっとしたおしゃべりをするなんて勇気がなくて出来ないけど…。でもこれは、ニューヨークだからこそ、なんだろうなあ。ニューヨークっていう街と、その中にいる人たち、だからこそ。アメリカのドラマにハマって、その影響ですっかりニューヨークが好きになって、わたしの憧れの街となってから約2年。未だに行ったことのない遠い憧れの街に、このシリーズを読んで行った気になっている。どうしよう、益々行きたくなった。いつ、わたしはこの素敵が溢れる街に行けるのかな…。

  • ニューヨークの優しさや理不尽さをなんともほっこりと温かくなる言葉で語ってるエッセイ

    とても読みやすくて好き!

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著者プロフィール

作家、エッセイスト。
読売新聞アメリカ現地紙記者を経て、現職。高校、大学、大学院で各々米留学。85年からニューヨークに住む。現在は、東京とニューヨークを行き来しながら執筆を続ける。
著書に、『ニューヨークのとけない魔法』をはじめとする「ニューヨークの魔法」シリーズ(全9冊、文春文庫)、『泣きたくなるほど愛おしい ニューヨークの魔法のはなし』(清流出版)、『奥さまはニューヨーカー』シリーズ(全5巻、幻冬舎文庫)、『アメリカの家族』『ニューヨーク日本人教育事情』(ともに岩波新書)などがある。

「2022年 『ニューヨークが教えてくれた"私だけ“の英語』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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