ウェブ時代5つの定理 (文春文庫 う 25-1)

著者 :
  • 文藝春秋
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感想 : 25
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  • Amazon.co.jp ・本 (302ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784167773465

作品紹介・あらすじ

インテルのアンディ・グローブはこう言った。「パラノイアだけが生き残る」。グーグルのマリッサ・メイヤーはこう言う。「政治的になるな、データを使え」-。94年にシリコンバレーに居を定めて以来、ウェブビジネスの最先端にかかわってきた著者が読み解くシリコンバレーの言葉の数々。

感想・レビュー・書評

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  • 梅田さんの本は大体読んでいる。

    この本はシリコンバレーのビジョナリー達の名言を集め、
    梅田さんが解説した本。

    ビジョナリー達の名言から読み取れるエッセンスを
    徹底的に考え抜くのが梅田さんの勉強法だそうだ。
    変わった勉強法だなぁと思いつつも、
    よく考えると自分も似たようなことをしているなぁ。。
    ただ、考え抜くという意味ではまだまだ全然足りない。
    梅田さんがどういう風に考えているのかが、参考になった。

  • 2016.8.23

  • ジョブズやGoogleの人々をはじめ、シリコンバレーの人々の名言を集めた一冊。技術が好きで、世の中を変えて見せようというポジティブなエネルギーに満ちた場所、シリコンバレー。雰囲気が伝わってきて、読んでいて元気をもらえる1冊です。

  • シリコンバレーのダイナミズムが眩しい。第一定理 アントレプレナーシップ、第二定理 チーム力、第三定理 技術者の眼、第四定理 グーグリネス、第五定理 大人の流儀。

  • どれほどの数の人がいても、一人ひとりの個性や経験や
    環境はすべて異なります。さまざまな個性や指向性を
    組み合わせていけば、「自分がやらない限り世に起こらない
    ことをする」ことは必ずできる。

  • シリコンバレーの資金源が巡り巡ってアメリカの対外債務抜きでされているものであれば手放しに歓迎できるが、そうじゃないんだよね。結局日本やドイツからぶんどってきた金でああいう「遊び」をやっている。

    「シリコンバレーに世界中から頭脳が流れ込んでくる」ということは、世界中から人的資源を搾取してるってことだからな

  • いゃ~、俺、サラリーマンだから言われたことしかしないし、家に帰ってまでプログラミングなんてしないっす。職業プログラマーです。

    っと思っていましたが、エンジニアとして10年程度仕事をやってきたので、この仕事以外、たぶん取り柄がありません。

    上昇志向はあるし、何か成し遂げたいと思っていますが、やる気はでないし困っていました。

    本書から抜粋します。
    「ベンチャーに必要なのなのは、タフで優秀な技術者です。技術のことが好きで好きで仕方なく朝から晩までずっとやっていても平気な人たち、極限の状況を楽しみながら、他にはない特異なおのを生み出すことのできるエンジニアのぞんざいは絶対に欠かせません」

    そうです、このくらい仕事を好きにならないと成功しません。

    また、もうそろそろ、若い方に譲る必要があるかもしれません。

    本書から抜粋します。
    「若くて優秀でとにかくやる気とセンスがあって、面倒を見なければならない家族あ子供もいなくて、おこした会社のことだけを24時間考えて走り続けることができる、そんなまだ何者にもなっていない奴らが好きだ。」

    成功した方の言葉を集めているので、説得力があるのは当たり前なんですが、解説もしっかりしており、心をたいへん打たれる解説が多かったです。
    シリコンバレーで成功を収めた、偉人達の言葉を集め、紹介する本です。

  • インテルのアンディ・グローブはこう言った。「パラノイアだけが生き残る」。グーグルのマリッサ・メイヤーはこう言う。「政治的になるな、データを使え」―。94年にシリコンバレーに居を定めて以来、ウェブビジネスの最先端にかかわってきた著者が読み解くシリコンバレーの言葉の数々。




    とのこと。
    上司におすすめと言われた本。
    ていうか読書好きだったよね、じゃあ読んでるよね?え、読んでないの?ぐらいの感じw

    なので言われたその日に購入。
    飲み会があったけど早めに切り上げて帰りと次の日の行きの電車で読了。
    上司に感想話して、内容について色々お話できてよかった。



    将来を考えたり、情熱を燃やしたりする言葉がいくつも入っている本。
    本は読みながら端折ったりふせん貼ったりして、書くときにその部分を全部書きだしたりしてるんだけど、折るとこいっぱいあるし、読み返す度にそのときの自分の状況によって心にくるところが変わる本だろうし、書き出すの面倒なのでなし!

    おおまかにいうと会社がどんちゃん騒ぎで好き勝手みんながやっていてすごい熱気だったとか、みんなが狂信的に仕事に魅せられるとか、そういう空気が伝わってくる記述を見て、熱意が自分にもふつふつと沸いてきたりした。




    ただ新しい仕事を始めたばかりの今の状況に会ったのを少しだけ抜き出すと、

    「ファクト・ベースの意思決定がいちばんだ。
    その素晴らしいところはかいそう構造をくつがえしてしまうことだ。
    ファクト・ベースの意思決定であれば、いちばん若い下っ端の人間が、
    いちばん上の者を議論で打ち負かしてしまうことができる」
    ―ジェフ・ベゾス

    というのが特に痺れた。
    これはよくコンサル系の人はいうけれども、ベゾスがアマゾンでの顧客の購買行動を全てデータに残し、これを執拗に執拗に分析させ、「なぜカートに入れたのに買わずに帰った人がいたのか、ゼロにしろ」など様々な細かい目標をファクトべースで考え改善していったということがいい。
    何億人のデータを持つアマゾンが、それを使わないでどうするのか。
    宝の山を活かしきったからこそ今のアマゾンがあるのだろう。

    これからデータを分析しまくる仕事に就いた日に読んだからこそ、特に彼の言葉に感動し、勇気づけられた。
    誇りを持って、ひたすら打ち込もうと思える言葉だった。


    本との出会いやタイミングも大事で、いつ読むかによって意味が変わってくる。
    特に名著や古典や金言集なんかはその傾向が強いだろう。
    そういう本は、ページは折ったりするけどブログやメモにいちいち全部書きこまない。
    捨てないし、読み返すだろうから。
    だから代わりに思ったことだけを書いて、今日のエントリーに。

  • -

  • バイブルですね。

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