まんまこと (文春文庫)

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著者 : 畠中恵
  • 文藝春秋 (2010年3月1日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (356ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784167783013

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有効な左矢印 無効な左矢印
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まんまこと (文春文庫)の感想・レビュー・書評

  • 初の畠中さんの作品。
    主人公は町名主代理の麻之助。
    その幼馴染みの清十郎と吉五郎が、町で起こった事件を解決していく。

    町名主は玄関で問題を解決することから、げんかと言われている。

    最近、時代小説にはまりだし読み始めたのですが、とても読みやすくおもしろかった!すべての話に人情や情けを感じられた。

    続きも楽しみ!

  • 名主の息子で跡取りの麻之助が町で起こるいざこざを解決していく。いい加減そうだが道理に優れと人情に厚い良い男。

  • 町名主の跡取り息子と友人二人が町内の揉め事問題等を解決する。

  • お江戸の町名主の倅が、日常のプチ謎解き。玄関脇での「調停」が、何気に「名探偵/皆を集めて/さてと言い」になってるのが可笑しい。
    主人公の初恋が通奏低音になってるんだけど、冷静に考えるに、上方へ逃げた男の子供を年下の幼馴染に押し付けようとしたお由有は、中々にしたたかな女だと思うけど。まあ、そこは初恋バイアスで見えない訳ね。

  • 町名主の跡取り息子とその悪友2人が、
    身の回りの問題や謎を解いていく。

    どこぞの若旦那と違い妖の力は借りられないが、
    娑婆で鍛えた問題解決能力(物理)があるので、
    こちらも安心して読める。

    酸っぱいような苦いような過去や現実。
    のほほんとしているようで、少し重い話。

  • 麻之助と清十郎、吉五郎との友情、麻之助の淡い初恋、麻之助とお寿ずとの恋の行方、麻之助の機知に富んだお裁き、どれもとても面白かった。ちゃらんぽらんのように見える麻之助だが、遊び歩くことも世間を知るという意味で名主になるには役に立つことだと思えた。遊ぶけれど清十郎の弟をかわいがる優しい、温かい人物。勇敢なお寿ずとは良い夫婦になりそうだ。

  • 町名主、初めて知りました。

    しゃばけシリーズより好みかも。

    お気楽な性質、と見せかけつつかつての恋を忘れがたく引きずる主人公と。女にゃ滅法モテるその友人と。

    多くは語らない江戸の女たちが抱えた理不尽な思いと芯の強さと。

  • 町名主の跡取り息子を主人公にした、江戸時代の日常の謎もの。
    意外と、主人公が暴力的なのが特徴でしょうかね?(^^;
    しゃばけのシリーズが妖怪がでるファンタジー要素があるのに対し、こっちはもう、普通の人達ばっかり。
    どちらかというと、こっちの方が読みやすい感じかな。
    ストーリーにひねりが少ない分、あれ?ってことがないというか。
    恋愛要素の強いのも特徴的かな。

  • おもしろかったし、この雰囲気は好きなんですが、はっきり言って、お由有が嫌いです。
    うーん、続き読もうとは思ってるけど、読んでもお由有は好きになれない気がするな。
    まあ図書館で借りて読んでるから。買っては読まないかな・・・

  • 読み終えた時、何で早く読まなかったんだろうと少し後悔したほど面白かった。時代小説だけど、その実ザ・青春ライトミステリー。とても読みやすくて、切なくてラストはぐっと心に来る。

    おっとり気楽なお坊ちゃん・麻之助。女ったらしなイケメン・清十郎、堅物の同心見習い・吉五郎という幼なじみトリオが絶妙で良い。
    そして麻之助とお由有のすれ違い振りが切なすぎる。
    ラストで手を握れなかったというあのシーンが決定的にふたりの袂を分けていることに気が付いてハッとした。
    思い合っているのにすれ違い、やがて時がさらに二人の間の壁を厚くする。
    この展開は、江戸だろうが現代だろうが心を打ちます。

    ・まんまこと
    嫁入り前に身ごもった娘。おなかの子の本当の父と、そのはいごに隠れる「まんまこと(真真事=真実)」を麻之助たちが解いていく。
    この時代の女性の立場の弱さと、身ごもった女の強さの両方が書かれていた。

    ・柿の実を半分
    麻之助たちに向かって、どう考えても法螺話としか思えない恋愛体験談を語る老人・小左衛門。ひとり身で寂しいのだろうと聞き流していたが、その法螺話がとんでもない方向へ展開して、小左衛門の財産をめぐる争いになる。
    まんまことを解き明かすことは小左衛門にとっては酷だと思われたけど、麻之助はそのまんまことを逆手に取り、小左衛門の孤独を癒す。

    ・万年、青いやつ
    麻之助に縁談話が持ち上がる。お寿ず初登場。
    同時に、万年青という盆栽を巡っていさかいが起きる。

    ・吾が子か、他の子か、誰の子か
    清十郎の年の離れた弟である幸太が他の家の子供なのではないかと疑われる。義母であり幸太の母であり幼馴染でもあるお由有の不義を疑われ怒り心頭の清十郎は、その噂を確かめるべく、麻之助たちとともに街に繰り出す。
    見どころは、途中で花魁のところへおいていかれることになったカタブツ・吉五郎。

    ・こけ未練
    町中で何故か迷い犬と迷い娘を拾った麻之助たち。
    お由有と麻之助の過去が描かれている。
    麻之助があと少しだけ年上だったら…とか、たらればばかり浮かんできてしまう。
    読み終えた時、何で早く読まなかったんだろうと少し後悔したほど面白かった。時代小説だけど、その実ザ・青春ライトミステリー。とても読みやすくて、切なくてラストはぐっと心に来る。

    おっとり気楽なお坊ちゃん・麻之助。女ったらしなイケメン・清十郎、堅物の同心見習い・吉五郎という幼なじみトリオが絶妙で良い。
    そして麻之助とお由有のすれ違い振りが切なすぎる。
    ラストで手を握れなかったというあのシーンが決定的にふたりの袂を分けていることに気が付いてハッとした。
    思い合っているのにすれ違い、やがて時がさらに二人の間の壁を厚くする。
    この展開は、江戸だろうが現代だろうが心を打ちます。

    ・まんまこと
    嫁入り前に身ごもった娘。おなかの子の本当の父と、そのはいごに隠れる「まんまこと(真真事=真実)」を麻之助たちが解いていく。
    この時代の女性の立場の弱さと、身ごもった女の強さの両方が書かれていた。

    ・柿の実を半分
    麻之助たちに向かって、どう考えても法螺話としか思えない恋愛体験談を語る老人・小左衛門。ひとり身で寂しいのだろうと聞き流していたが、その法螺話がとんでもない方向へ展開して、小左衛門の財産をめぐる争いになる。
    まんまことを解き明かすことは小左衛門にとっては酷だと思われたけど、麻之助はそのまんまことを逆手に取り、小左衛門の孤独を癒す。

    ・万年、青いやつ
    麻之助に縁談話が持ち上がる。お寿ず初登場。
    同時に、万年青という盆栽を巡っていさかいが起きる。

    ・吾が子か、他の子か、誰の子か
    清十郎の年の離れた弟である幸太が他の家の子供なのではないかと疑われる。義... 続きを読む

  • まあまあでした。

  • 2015年10月2日購入。

  • しゃばけシリーズを一通り読み、その後のしゃばけ(スピンオフ?)も読み、畠中 恵さんの新刊という事で、期待して読んだのですが。

    内容は、江戸時代の名主の跡取りコンビと同心見習いの3人の若者の周りで持ち上がる、ちょっとしたナゾや依頼を解き明かしていくお話。
    しゃばけのナゾ解きと似ていなくもないが、妖が出てこないだけでこんなに魅力が半減するものなのか・・・
    登場人物のキャラがいまいちはっきりしなくて、しかもいつまでも昔の恋(という程でもない位のもの)を引きずっている主人公と幼馴染が不愉快。
    残念ながら、期待外れでした。

  • H28年3月2日読み始め、3月4日読了。
    畠中恵さんの作品、初めて読んだ。あっさりと楽しく読む事が出来た。読みやすい作品だった。最後、幸太が現れなかったら、麻之助とお有由さんはどうなっていたんだろう。やっぱり、今のままが一番いいのかも。

  • ここでおわりなのー?と思ったら、シリーズものだったと読了してから気づいてひと安心。続きも読まなきゃ。 主人公の麻之助がなよっとしてるなぁ…と最初は思ってたのに、読み進めるとイロイロわかって好印象になりました。 悪人がいないぶん、読むのがしんどくなくて好き。

  • 2016.02.05.読了

    シリーズものだと知らずに
    「ときぐすり」から読んでしまい、失敗しました。
    まずは一冊目から。
    麻之助さん、いい味だしてますね。

  • 2016/1/25

    913.6||ハタ (3階日本の小説類)

    呑気な跡とり・麻之助が人情のもつれをさばきます!
    主人公のお気楽な性格の若者・麻之助を中心に、おなご好きな清十郎、石垣より固い石頭の吉五郎の3人が、
    江戸・神田で揉め事を解決していく物語です。

  • NHKの時代劇がきっかけで原作も読んでみましたが、単純に面白い!
    毎回起こるちょっとした事件の謎解きはもちろん楽しめますし、江戸時代の風俗も垣間見えて興味深い。
    また一話完結型ではあるけれど、麻之助がいかにして道楽ものになったのか?という謎などもあり、続きが気になる展開!!
    キャラが立っていて、さしずめ時代物の男子群像劇といった感じがします。

  • テレビドラマで原作を知りました。
    町名主さんの事件簿的な。
    事件は1話完結ながら、次のお話にもつながっていく。順を追って読む本です。

    文章は必要最小限な言葉遣いで、しゃばげとはまた違った感じ。ちょっと最初は読むのに苦労しました。

    3人の程よい身分の仲良しがいて、そのじょうひんなかけあいがいい感じ。読んでいて安心感があって穏やかな気分になります。

    続編早く読みたい

  • 物事を、ちょっと肩の力を抜いて、角度を変えて見てみると。。。と思わせてくれた

  • 短編で読みやすく面白かった。

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まんまこと (文春文庫)の作品紹介

江戸は神田、玄関で揉めごとの裁定をする町名主の跡取りに生まれた麻之助。このお気楽ものが、町の難問奇問に立ち向かう。ある日、女好きの悪友・清十郎が「念者のふりをしてくれ」と言ってきた。嫁入り前の娘にできた子供の父親にされそうだという。本当の父親は一体誰なのか。

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