こいしり (文春文庫) まんまことシリーズ 2 (文春文庫 は 37-2)
- 文藝春秋 (2011年11月10日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (352ページ)
- / ISBN・EAN: 9784167783020
感想・レビュー・書評
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町名主の跡取り息子麻之助のまんまことシリーズ第2段。無事?お寿ずと結婚し、落ち着くかと思えば全く落ち着かないが、1巻よりも勢いがあって面白かった。中盤お寿ずが全く出てこず、扱いが…と思っていたが、最後は持ち直したか。苦しい恋のお相手ではないが、だんだん夫婦らしくなってきて一安心。吉五郎ファンとしては、吉五郎の(ある意味)最強振りを見られて満足。男に好かれる男は魅力的。
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2018/3/5-3/14 江戸情緒溢れる作品。「まんまこと」の続編。麻之助と清十郎、吉五郎のやり取りが楽しい。続編が楽しみ・・・
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清十郎の父が亡くなりましたが、麻之助はお寿ずと夫婦になりました。
これからも登場する高利貸の丸三、両国の顔の貞、
おこ乃ちゃん、猫のふにが初登場の賑やかな短編集です。
「百物語の後」が秀逸。意外な結末に感服です。
いろいろ事件がありますが、
お寿ずと心が通うようになっていく様子が好ましい。 -
結婚しても、妻が出来た女でも、「もしもあの時こうしていたら…」を引き摺り続けるのは男のロマンチシズムなのか。
お寿々もやれやれ、となるわな。
吉五郎と清十郎がまたいい友で。 -
恋愛関係の不穏さにビクビクしますね。(^^;
麻之助の気持ちがちょっとつかめない感じがするのはお寿ずの方に思い入れがあるってことでしょうかね? -
28年5月27日読了。
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シリーズものと知って慌てて買った2冊目。
どうも麻之助がちょっぴりなよっと見えてしまうんだけど(語尾のせいかしら?)、おっとりしつつも事件を解決してバランスいいのかもしれない。
吉五郎の出番が少なかった気がして、3人の幼馴染コントが好きなので、もっとやってほしかった~ -
町名主高橋家の息子、麻之助が次々と事件を解決していく、第二作品目。
あとがきに、一冊目は畠中さんが構成をしっかり考える。それ以降は登場人物が勝手に動き出すと書いてあったが、本当にこういう人物たちが実在したかのように思えてくるのが不思議。
きっとそれは、畠中さんの頭のなかで鮮明にこういう世界があり、それを言葉にして詠っているからだと思う。