伏 贋作・里見八犬伝 (文春文庫 さ 50-6)

著者 :
  • 文藝春秋
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  • Amazon.co.jp ・本 (473ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784167784065

感想・レビュー・書評

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  • リーダビリティが高くするする読めたけど、内容か薄い…

    数カ月後には読んだことすら忘れていそう。

  • 桜庭氏の作品は2作目だが私には合わないようだ。この物語も終着点という結末は無いようにも思える。信乃は結局逃げてしまうし、あの話を聞いた処で浜路は「猟師」だから狩るという結末にしかならない。言いたいことがちょっと分かり辛い、というか分からない。
    これを読むくらいなら里見八犬伝を読むべきです。ちなみに模しているところは有りますが、よく此処まで改悪したなというのが純粋な感想です。

  • 2015年11月

  • 終わってない感じの終わり

  • 話題になっていた作家さんだし、映画化された作品でもあったので、試しに手に取ってみたが、最後まで感情移入できなかった。
    『南総里見八犬伝』をモチーフにし切れているかどうかという問題以前に、「贋作」のストーリーが主展開に生かし切れてない。これなら「贋作」の部分だけをもっと深めて1冊にした方がまだまし。主人公の猟師少女のキャラ設定も破綻している。

  • アニメ映画、『伏 鉄砲娘の捕物帳』を観た後に購入。

    アニメが自分の中でヒットだったために、原作を読んでガッカリ…。
    というよりも、原作の世界観をアニメでよくあそこまで表現したな!という感じ。

    「亻」(にんべん)に「犬」と書いて伏。
    姫の婿を犬としたある国から話は始まり…
    人を襲う「伏」が往来する江戸時代のお話。

    設定はとても好きなのだが、表現がくどいというか、長くてあまり入り込めなかった。
    さっぱり綺麗にまとめていた映画の方が良かったかな。

  • 滝沢馬琴の「南総里見八犬伝」が好きで、思わず手に取ってみたけど、正直がっかり。やはり贋作は本物を超えることができないのか・・・
    時代小説じゃないから仕方ないのだろうけど、江戸時代の描写が甘すぎます。

  • 里見八犬伝好きなので、読んでみましたが…。
    うーん。

    もうちょっとワクワクしたかったなぁ…。
    残念です。

  • ぜーんぜんおもしろくなかった~。なんだろ?桜庭一樹嫌いじゃないんだけどな。ラノベっぼすぎてセリフがうすら寒い。内容も薄っぺらい。挟まれるサイドストーリー的なのがテンポ悪くして煩わしい。
    まぁ好みじゃなかった。これに尽きる。

  • アニメ映画化されるということで読んでみたが、
    この内容のどこが面白いと思って作品化を考えたのか甚だ疑問である。
    ただ、アニメの予告を見る限り大幅な脚色が加えられている様なので、
    もしかしたら原作より面白い通常ではあり得ない逆パターンの作品になるかも・・・・・
    ともかく原作は「伏」という生き物の哀しみが描き切れていない点からして
    作品としての完成度は低いとしか言えない。

著者プロフィール

1971年島根県生まれ。99年、ファミ通エンタテインメント大賞小説部門佳作を受賞しデビュー。2007年『赤朽葉家の伝説』で日本推理作家協会賞、08年『私の男』で直木賞を受賞。著書『少女を埋める』他多数

「2023年 『彼女が言わなかったすべてのこと』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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