- Amazon.co.jp ・本 (234ページ)
- / ISBN・EAN: 9784167788018
感想・レビュー・書評
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万歩計にたとえたあとがき、なかなか味があるなあと思いました。
あるある!と共感できる話から遊牧民まで、幅広い事柄をうまく使っている印象を受けました。
私も点鼻薬(と思われるもの)は「鼻しゅっしゅ」と呼ぶ派だなあとか、「亜麻色の髪の乙女」って階段を上り下りしてる感じですよね〜とか、共通点があるように勝手に思えてきてうれしくなりました(笑)音楽系の話が特に好きです!詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
スーパーファンです
特にモンゴルの話笑すぎました
辛くなったら読み返します -
しょうもない阿呆な話をこんなに面白くしてしまう万城目マジックを堪能。
変にマジなところや冷静なツッコミに笑わされっぱなしでした。
万城目さんがインタビューや講演でもサービス精神旺盛なのは、本作に何度も書かれているような、ユーモアの力を実感されているからなんだろうなぁ。
Gとの格闘、篤史への愛、男子校のしょーもない日常、ちょっといい話などなど、バラエティ豊かで楽しめました。
渡辺篤史の建もの探訪、観てみたいな(笑) -
ユニーク
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「鴨川ホルモー」や「プリンセス・トヨトミ」など独特の世界観の作品を発表し続けている万城目さんのエッセイ。いやー、面白かった。
今まで私が「笑いの神に愛されている小説家」だと思っていたのは三浦しをんさんと朝井リョウさんなのだけど(この二人のエッセイは一家に一冊置くべきだと思う。腹の底から笑えます。)、その二人と笑いのベクトルは若干違うけど同じように万城目さんのエッセイも面白い。万城目さんは物事の捉え方が面白いんかな?(前者二人は周りで面白いことが起こりすぎ)
本書に収録されている「御器齧り戦記」というエッセイに出てきた「人間が真に大人になるのは、結婚できる年齢になることでも、普通免許を取得できる年齢になることでも、成人になり選挙権を得ることでもない。責任もって、奴を退治できたときである。」はほんま名言だと思います。
奴とはもちろん皆嫌いな黒い物体です笑 -
20131015
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単純に面白い!やっぱりマキメさんの文章は最高。
これまでの作品の裏話や、デビュー前の彼の日常が垣間見え、その中に独自のユーモアがエッセンスとして光る。
もともと頭が良いヒトなんだろうな。なんて感じられ一気に読み終える事の出来た作品だった。 -
何回も声を出して笑いそうになった。おもしろい。
特に心に残るとかはないけれど、この人の書く文章のテンポのよさと、言葉選びのセンスが好き。
小節よりエッセイのほうがおもしろいんでないのかしら。