ザ・万歩計 (文春文庫 ま 24-1)

著者 :
  • 文藝春秋
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  • Amazon.co.jp ・本 (234ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784167788018

感想・レビュー・書評

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  • 万城目さんのエッセイを読むのは2冊目。
    前回読んだものがテンポよく、かつ、万城目節が盛り込まれていて「これは私にあうぞ」と思って手に取ったらやっぱりたのしい!
    特に御器齧り戦記はたまらない。別にどうとも思っていないわたしでも、これはなんだか読んでてこいつが嫌いになりそうだった。

    まだ万城目さんのエッセイあるし、続けて読みたくなった、そんな一冊。

  • マキメさんの渡辺篤史に対する愛が重い(違)
    あっ、「たてもの探訪」への愛か?(それ違う)
    そしてGが大嫌いなマキメさん。
    「発想飛び」で先生に賞品を貰ったマキメさん。などなど…。
    どれもこれもクスクスと笑ったり、
    ぶっ。と吹き出したり、面白いエッセイ集だった、

  • 万城目学さんのエッセイ。
    学生の頃の出来事だったり、作家になるまでだったり、海外をぶらついてた時の話だったり。

    流石、というか、やっぱりと言うか…
    面白いこと考えてるな〜と笑えました。

    「ねね」という飼ってた猫の話でちょっとぐっときたり、「チャララリラリ〜」と小声で歌いながらファイルを開ける同僚の話や、旅行記など色々なジャンルのお話で面白かったです!

    特に歌う人の話で、ある日突然曲が変わった時、突っ込んでその人が歌う事をやめてしまう事を恐れて、なぜ曲が変わったのか同じ係全体の議題にする流れがスバラシク面白かったです((´∀`))

    • 野田食堂さん
      この本でマキメ氏の本にはまりました。ホロリとするところもしっかりありつつ、面白いですよねー(^^)
      この本でマキメ氏の本にはまりました。ホロリとするところもしっかりありつつ、面白いですよねー(^^)
      2014/03/06
    • mgsaekiさん
      そうなんですね!
      私はホルモーでハマって、プリンセストヨトミで完全にやられました。
      これはエッセイが苦手だったし、表紙がエッシャーを真似...
      そうなんですね!
      私はホルモーでハマって、プリンセストヨトミで完全にやられました。
      これはエッセイが苦手だったし、表紙がエッシャーを真似てるのでちょっと不満があり(笑)、最近まで読んでいませんでしたが、面白かったので見直しましたw
      2014/03/06
  • 直前まで三浦しをんのエッセイを読みまくっていたせいか、面白いけれど少しインパクトに欠けた普通のエッセイという感じがした。

  • 盗まれたパスポートの行末、パスポートを無くしたら、どんな事になるのか少し触れられた。気をつけたいけど、功を為せるか分からない…。

  • 万城目さんのエッセー面白いと思って購入。ところどころオチが入っていて面白い。ゴキブリの話やモンゴルの話がおもしろかった。

  • 発想が、楽しかったです!
    小説を読んでみたくなった。

  • 著者の初めてのエッセー集。「マジカル・ミステリー・ツアー」では、バックパッカーとして好奇心の赴くまま異国を踏破、留年してモンゴルへ旅した著者の学生時代が語られている。また、作家になるきっかけや、「鴨川ホルモー」執筆のきっかけも。
    著者の人となりや小説の原点が伺い知れる一冊でした。

  • 万城目さんのエッセイははじめて読んだ。作品の内容が飛び抜けているのは若い頃からいろいろなことを体験されているからなんだなぁと思った。面白い話、ちょっと切ない話、自分にはピンと来ない話もあったが、第5章のマジカル・ミステリー・ツアーは秀逸。万城目さんのバイタリティがすごい。

  • 軽く読めるかと思い読んでみたが、思った以上に軽かった。

    意外と行動的で博識な人なんですね。

    海外一人旅とか、YUIの『CHE.R.RY』とか、まるでイメージになかった。

    最後のマジカル・ミステリー・ツアーが秀逸。
    それ以外にもクスリと笑える。

    『やぎさんゆうびん』を魂のやり取りと表現できる者はそれほど多くはいないはず。(たぶん)

    タイトルのつけ方など、万城目さん(1976年生まれ)と年が近い人なら、なお楽しめるに違いない。

著者プロフィール

万城目学(まきめ・まなぶ)
1976年生まれ、大阪府出身。京都大学法学部卒。
2006年、『鴨川ホルモー』(第4回ボイルドエッグズ新人賞受賞)でデビュー。主な作品に『鹿男あをによし』、『プリンセス・トヨトミ』、『偉大なる、しゅららぼん』などがあり、いずれも文学賞ノミネート、映像化等など、大きな話題を呼ぶ。また、エッセイ集に『ザ・万歩計』、『ザ・万遊記』、対談本に『ぼくらの近代建築デラックス!』がある。

「2013年 『ザ・万字固め』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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