猿の証言 (文春文庫)

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著者 : 北川歩実
  • 文藝春秋 (2010年10月8日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (634ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784167792015

猿の証言 (文春文庫)の感想・レビュー・書評

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  • 余りにも話が複雑になり過ぎているけれど、テーマに正面から取り組む気迫と、深い余韻を残すエンディングは忘れがたいものがあります。好き嫌いは別にして、この作品以外では味わうことの出来ない独特の感動があるのだから、やはり凄いことだと思います。

  • ドリフのコントで死んだはずのじいちゃんが生き返るような、そんな犯人さがしのやり取りが続くのには辟易する。猿について詳しく、それも最先端遺伝子科学にもとづいた知識に期待したがきたいはずれであった。知的障害をもつ人間と知恵がある猿を比べるはなしがあって、その件もどうかとおもう

  • 「金のゆりかご」で興味をもったので別の作品を読んでみました。この作品はかなりの長編なので途中で少々展開にだれる感じはしましたが、脳神経科学を取り扱った題材は私の好みのどんぴしゃ。サイエンスミステリーとしてて非常に優秀な作品だと思います。とりあえずしばらくはこの方の作品をどんどん読んでみようかと思います。

  • (あらすじ)
    類人猿は人間の言葉を理解できるーー井手元助教授は、天才チンパンジーを使った実験のテレビ収録を試みるが失敗に終わる。大学を追われ、失踪した井手元。残されたチンパンジーは井手元が殺されたと「証言」した!やがて浮かび上がった、人類のアイデンティティを揺るがす禁断の実験とは?

    (感想)
    イマイチでした。導入はネタも新鮮でしたし、文章も読みやすかったのでちょっと良さそうに思えたのですが、主に下記の部分が評価を下げました。
    ・登場人物の心理描写が、推理描写が強引に感じる。例えば登場人物が推理する描写で、その理屈が強引で、作者の進めたいストーリーのために、いろいろなキャラクターが役目に合った推理を展開しているように見える。普通、そんなふうに考えないわーと思ってしまう。禁断の実験についての登場人物の受け入れ方などの心理描写も同様。
    ちょっとよかったなーというのは、最後のオチの部分でした。

  • 2012/08/19
    自宅

  • ★★☆

    美雪とTV局制作の江森二人の視点で話が進むなか井出元が巻き起こしたor巻き込まれたであろう事件を核に話が進む。

    井出元の奇行が受け入れがたく実の妹である美雪はともかく、なぜ第三者の江森までもが井出元に肩入れするのかわからない。

    敵役のサイエンスライターの長内や尾沢教授の意見が真っ当過ぎて江森達が話の矛盾を突くわけでもなく自分の意見・推理と違うからと何度も繰り返す「本当のことを言って下さい」にうんざり。

  • 何が真実なのか最後までわからない。
    間違っている元もあるが、脳科学をかなり正確に書いている。

  • 面白いです。ドキドキします。そして、考えさせられる。境目って何だろう。

  • むずかしい内容ながら、読み出したら先が気になって仕方なくなる本!!!正直、読んで良かった☆これが97年の作品とはっ!!!!

  • 『チンパースン』チンパンジーと人の雑種が生まれているかもしれない?!かなり衝撃的だけど理論的にはあり得ない話じゃないのかもしれない。人権を飛び越えて思考の幅が広がるかも。

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