- Amazon.co.jp ・本 (381ページ)
- / ISBN・EAN: 9784167801373
感想・レビュー・書評
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主人公の篤志は東京育ちだが、祖父母を頼って高知大学に入学。従兄弟の多郎に誘われて戸惑いながら鯨井商店会のよさこいスタッフとなる。そこで、四年前参加したよさこいチームで出会った忘れられない1人の女性を探すことになる。カリスマ的なダンサーやそれぞれの良さがや個性の光るメンバーと、ぶつかったり悩んだりしながら、でも時間は有限、本番まで目まぐるしく過ぎていく。
よさこいを駆け抜ける夏の青春小説。読んでいて篤志の謎の憧れの女性を求める疾走感がきもちよかった!一気呵成で読んでしまった。爽やかで清々しい。あー…晩夏に読むんじゃなかった…夏が恋しくなってしまう。 -
誰の中にもきっとあるあの頃の痛さや熱さをそっと受け止めてくれる小説
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2018年07月31日読了。
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よさこい祭りが舞台の小説。
はからずも7月末~8月頭のこの時期に読み(よさこい祭りは8月10・11日開催)、タイムリーでした。 -
高知県よさこい祭りと少年の恋のお話。とてもよみやすかった。
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初読みの作家の方。高知県で夏に開催される「よさこい」祭りを題材にした小説。お祭りのイメージがつかみにくかったので動画サイトで「よさこい」を検索しながら作品を読んだ。そうすることによって高知の人達が「よさこい」にかける情熱というものが少しでもこの小説から読み取れるような気がした。住んでいる地域にも「祭り」はあるけれど、こんなに地域ぐるみで大規模なものはないので、うらやましいなと思う。ただ、終わり方があっけなかったのでもう少し物語の余韻があればなとも同時に思った。感想はこんなところです。
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勢いのある青春小説。
人間関係に悩んだりする主人公の成長も楽しめるけど、やはり祭りの描写が鮮やかで楽しそう。
よさこい祭り、見てみたくなりました。