指切り (文春文庫 ふ 30-1 養生所見廻り同心神代新吾事件覚)

著者 :
  • 文藝春秋
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  • Amazon.co.jp ・本 (314ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784167805012

感想・レビュー・書評

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  • 20161230 スピンオフの最後?のシリーズ。新吾の若さと操作のつたなさが読んでいてハラハラしてしまう。その分、浅吉やレギュラーの半兵衛の登場で話しが成立しているようだ。

  • シリーズ第一弾
    一連の白縫半兵衛の片割れか
    養生所見廻り同心神代新吾と正体不明の博打浅吉の話
    独立した短編四話、少し短すぎる。

  • 2011.04.12 読了
    新吾さんが真っ直ぐでいい。でもただのクソ真面目じゃない一面もある。愛すべきキャラ。
    浅吉は今後どうなっていくのか気になります。
    勧善懲悪過ぎないところが大好き。

  • 「知らぬが半兵衛」シリーズに登場した、養生所廻りの若き同心、神代新吾が主人公。

    新吾の、若さゆえの未熟さや、真っ直ぐすぎる正義感。
    それらを直接的な描写に頼らず、新吾や仲間たちの言動を通して読み手に伝える著者の筆力に圧倒されました。
    映像作品に多く携わってきた著者ならではの表現手法といえるでしょう。

    物語の構成としては、驚くような展開や奇抜なアイディアは見られないものの、収録されている4篇のどれもが、読み終わった後、じんわりと胸にあたたかさやせつなさを残していきます。

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著者プロフィール

1946年、北海道旭川生まれ。テレビドラマ「特捜最前線」「水戸黄門」などの脚本家、監督を経て、2002年に作家デビュー。以降、多くの時代小説を手がける。「新・秋山久蔵御用控」「新・知らぬが半兵衛手控帖」「日暮左近事件帖」「江戸の御庭番」などのシリーズがある。

「2022年 『野暮天 大江戸閻魔帳(七)』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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