ふたり静―切り絵図屋清七 (文春文庫)

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著者 : 藤原緋沙子
  • 文藝春秋 (2011年6月10日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (303ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784167810016

ふたり静―切り絵図屋清七 (文春文庫)の感想・レビュー・書評

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  • 主人公は絵双紙本屋の紀の字屋に出入りする浪人・長谷清七郎。

    切り絵図というのがこのシリーズの切り口で、まだまだ題材はあるんだなぁ、と感心。

    作者の藤原さんはもともと脚本家だそうで、この本もなるほどの運びです。

    清七郎はじめ周囲の人物のことがある程度わかり、これからシリーズが始まっていく、という感じです。

    解説の縄田一男氏によれば、佐伯泰英、鳥羽亮、鈴木英治、そしてこの藤原 緋沙子氏が文庫書き下ろし時代小説の四天王と思っているのだとか。

    なんと誰も読んだことがない。

    とりあえずこのシリーズは読んでみよう。(ってまだこの一冊だけなんだけど)

  • 長七郎江戸日記も良かったが、今回の切り絵図屋清七も、面白い。

    橋回り同心の平七郎控えも、好きであった。

    人生谷あり苦ありで、平々凡々とは、生涯を過ごせないように、小説でも、苦労しながら、育った清七郎が、武士を捨て、絵草子本屋の紀の字屋の清七となる。

    3話からなるが、、切り絵図の製作にかかわっていく清七の姿と、心根は優しいのだが、羽目を外した与一郎と、巾着切りだった小平治の3人が醸し出していく これからの仕事ぶりが、楽しみである。

    先日 飯田橋や神田ヘ行って来たばかりであるが、やはり、江戸時代の古地図を見て、散策したいものだと、思った。

    そうそう、未届け人秋月伊織事件帖も好きな作品である。

  • 2016.06.25.読了

    新しい時代小説を探していて、
    今度は藤原緋沙子さんの作品を
    読んでみようかな
    と思いました。
    初藤原緋沙子です。

    切り絵図屋清七シリーズ
    第1弾

    どうやって清七が
    切り絵屋になっていくか、
    これから一緒に物語を作っていく
    周りの人たちも生き生きと描かれていて、
    とてもよい本を手に取ったと、
    うれしくおもっているところです。

  • 再読

  • 106

  • 第一弾
    絵双紙本屋紀の字屋を引き継ぐことになった元武士の精七郎・精七と
    過去に問題のある仲間たちの出発の物語
    中心になろう小平次、与一郎の過去を題材にした短編二編と自分の幼い日を重ね合わせた忠吉の話で構成
    紀の字屋の主藤兵衛とその世話をする不思議な女おゆり等
    登場人物には事欠かない

  • 切り絵図屋清七1
    清七郎の身の上が泣ける。よくある話だけれど。清七郎、若いのにその落ち着きっぷりはどこから?まるで中年だけど(笑) 事件らしい事件もなく、剣の話もなくおだやかな話。一休みにいい感じ。

  • 発生する事件を解決していく、おなじみの形式の連作短編だが、主要人物の新事業を根底に敷いており、事件のみならずそちらの行方も気になる。
    主要人物の性格設定もよい。

  • いま時代小説がはやっているらしい。

    書店で平積みされた表紙とタイトルを見て思わず買ってしまった一冊。

    江戸時代のことを知りたい。
    日本人としてきちんと江戸時代を評価しておきたい。

    こんなたいそうな動機で小説をあさっています。

    本当は小説だけではいけませんよね。

    しかし、わたしにはもう残された時間がない。
    楽しみながら江戸時代を体感しましょう。

  • 「大江戸古地図散歩」とセットで買ってしまった。
    読了
    読みやすいが、ちょっと期待はずれのような。もちっとうまいこと切絵図のうんちくと謎、主人公の成長が絡んでいれば面白いのに、なんて生意気言ってすみません。

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