ハリー・クラーク絵 アンデルセン童話集 上 (文春文庫 ア 11-1)

  • 文藝春秋
3.67
  • (5)
  • (7)
  • (11)
  • (1)
  • (0)
本棚登録 : 109
感想 : 10
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (334ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784167812041

作品紹介・あらすじ

北欧デンマークに生まれたハンス・アンデルセン。その暗く神秘に満ちた世界を、荒俣宏が紹介する。アイルランドの若きステンドグラス職人だったハリー・クラークの、みずみずしく研ぎ澄まされた美しいイラストが彩る奇跡の童話集。上巻は「おやゆび姫」「皇帝の新しい服(はだかの王様)」「みにくいアヒルの子」など14篇を収録。

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 待ち遠しい~買ったら、新書館版を図書館から借りて、細部をチェック!←新書館版も買う破目にになったりして、、、

    文藝春秋のPR
    「荒俣宏訳でおくる、世紀の名品!
    「人魚姫」「みにくいあひるの子」……20世紀初頭に活躍したハリー・クラークの美しいイラストを数々添える、美と残酷の傑作童話集! 」

    • 佐藤史緒さん
      うわっ! 何コレ超美麗本! しかも荒俣宏訳って! これで文庫って絶対「買い」ですよ!!
      いつもながらnyancomaruさん情報早いですね...
      うわっ! 何コレ超美麗本! しかも荒俣宏訳って! これで文庫って絶対「買い」ですよ!!
      いつもながらnyancomaruさん情報早いですね~
      2012/06/28
    • 猫丸(nyancomaru)さん
      「何コレ超美麗本!」
      でしょ、まさか文庫になるとは思ってませんでした。挿絵黄金期のイラストレーターの力作が、手軽に見られるのは素晴しいコトで...
      「何コレ超美麗本!」
      でしょ、まさか文庫になるとは思ってませんでした。挿絵黄金期のイラストレーターの力作が、手軽に見られるのは素晴しいコトです。。。
      2012/06/29
  • この本の目玉はなんといってもハリー・クラークのイラスト。どちらかというと素朴なテイストの登場人物たちまで無駄にデカダンになっていて素敵です(笑)。文庫だと全部モノクロになっちゃうんだけど、カラーのものは色つきで見たかったなあ(贅沢)。

    上巻の収録作で有名どころは「おやゆび姫」「みにくいアヒルの子」「雪の女王」あたりかな。個人的に「雪の女王」にはとても思いいれがあって、岩波文庫のアンデルセン童話集もこれが収録されてる巻だけ持ってるし、ロシアの古いアニメも映画館で見たし、エロール・ル・カインの絵本版も持っていたりするので、少女「ゲルダ」の名前が「ガーダ」と訳されてたのにちょっと違和感。こっちの発音のほうが正しいのかもしれないけど(デンマーク語わかりません)、こういうのって昔から馴染んだ読み方にやっぱり親近感がありますよね。

    あまり知られていないお話の中では「旅の道連れ」が面白かったです。死体の恩返し(笑)。

  • 比較的読みやすかった
    メルヘンの世界って感じかな
    外国文学なんだけれど、情景描写が細やかで美しかった

  • 北欧デンマークに生まれたハンス・アンデルセン。その暗く神秘に満ちた世界を、荒俣宏が紹介する。アイルランドの若きステンドグラス職人だったハリー・クラークの、みずみずしく研ぎ澄まされた美しいイラストが彩る奇跡の童話集。上巻は「おやゆび姫」「皇帝の新しい服(はだかの王様)」「みにくいアヒルの子」など14篇を収録。

  • きちんと読んだ事の無かったアンデルセン、美しい挿絵と共に楽しく読むことができました。
    出会いの喜び、別れの悲しみ、理不尽な世の中、そして他人を愛する澄んだ心の美しさを童話と言う形を通して感じた。
    幼い頃はアンデルセンよりもグリム童話の方が読みやすかったイメージがあったが、何故だったのか今分かった気がする。

  • 素敵でした。まずはハリー・クラークの挿絵。文庫は表紙以外は上下巻全点モノクロですが、40点のうち単行本でも16点のカラーということで、色彩の魔術師ハリー・クラークのイラストは実はモノクロでも発揮されているのかも知れない。イラスト目当てであってもかなり楽しめます。童話として有名な「おやゆび姫」「皇帝の新しい服」なども新鮮に読めるが、シュールな幻想文学のような「幸福の長靴」や7編からなる「雪の女王」などが読み応えたっぷりでした。

  • [内容]
    ほくち箱/大クラウスと小クラウス/おやゆび姫/旅の道連れ/皇帝の新しい服/幸福の長靴/丈夫なすずの兵隊/父さんのすることに間違いなし/コウノトリ/みにくいアヒルの子/ひつじ飼いの娘と煙突そうじ人/モミの木/豚飼い王子/雪の女王 七つの話からできている物語

  • うわーまさか文庫で出るとは!

全10件中 1 - 10件を表示

著者プロフィール

デンマークの作家、ハンス・クリスチャン・アンデルセン(Hans Christian Andersen、1805年~1875年)。

「2022年 『即興詩人 初出影印版』 で使われていた紹介文から引用しています。」

アンデルセンの作品

この本を読んでいる人は、こんな本も本棚に登録しています。

有効な左矢印 無効な左矢印
三島由紀夫
有効な右矢印 無効な右矢印
  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×