そして生活はつづく (文春文庫)

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著者 : 星野源
  • 文藝春秋 (2013年1月4日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (204ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784167838386

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そして生活はつづく (文春文庫)の感想・レビュー・書評

  • 前から星野源に興味があったが、ブクログのレビューを読んでいて唐突に読みたくなり購入。とりあえず初エッセイだからということもあるが、まだSAKEROCKも星野源も知らない頃、マガジンハウスのPR誌「ウフ.」で連載していたなーと思って。内容はあまり記憶にないのだが、連載開始するなり休刊が発表されて「そんなことある!?」と思ったことだけは覚えている。
    そのとき感じたトホホ感、行間から発せられまくり(笑)。くだらなく、しょうもないエピソードのオンパレードで腹抱えて笑ったが、時々深いんだよね。おじいちゃんとのエピソードはしんみりさせられた。星野源:原作の小田扉によるマンガ(これ…ほんとにあったことなの!?)、きたろうとの爆笑対談、と飽きさせない内容で、一気読みしちゃいました。下品でバカバカしいのに、何度でも読んでしまう。不思議と、クセになる。
    音楽、役者、文筆家と多方面で活躍する彼だが、一つに絞れと周囲に言われたこともあったようで。「でも、もちろん役者の才能も文章の才能も特にないのはわかっていたけど、わかっているからこそやれるようになりたいし、上手くできないからこそ憧れるわけで。最初から上手くできたらそれはそれでいいのかもしれないが、やれなかったことができるようになったらそれはすごいことだし、実はそっちの方がおもしろいんじゃないかと思う。」という彼の言葉が響いたな~。おかげで、すっかり彼の虜。彼の文章、音楽、お芝居、どれが一番好きかと聞かれても、やっぱり選べない。とりあえず今後、彼の活動は可能な限り要チェック。

  • すっごくおもしろかった!
    なんだこの人、めちゃめちゃおもしろいな…!
    そしてようこちゃんも最高。

    少し真面目なお話も最後にはおもしろおかしくまとめてしまう。軽いようで重みのあることを言っちゃったりする。
    タイトルのお話も秀逸だ(笑)

    何気ない日常におもしろさを見いだすには努力と根性がいる、自分の日常を見つめなおし、向き合う。毎日をおもしろくするのは自分自身。というようなことがあとがきに書いてあって、妙に納得して、これは自分ももうちょっと必死に一生懸命に生きてみようかなと、そしたらもう少しおもしろく生きられるかなと、考えさせられました。

    あーおもしろかった!
    星野源いいなぁ。
    他のエッセイも是非読んでみたいです!

  • テレビで観る星野源さんの印象は、【明るい好青年で誰とでもうまくやっていけそうなマルチな才能を持った人】だったので、この本を読んで、「え、そうなの!?」とちょっと驚いた。
    星野源さんの過去現在の、プライベートのダメダメ加減があけすけに語られている。引いてしまうようなところも正直あったけれど、素の源ちゃんを知ってむしろ親近感が強まった。

    「ひとりはつづく」の章の中の、「ひとり」の考え方に共感できるところがかなりあった。
    ぐだぐたでも、ダメダメでも、「そして生活はつづく」のだ。だったら、面白くする努力を自分でして、ひとりを恐れずに生活して、で、死ぬ時には「ひとりじゃなかった」という気持ちで穏やかに世を去りたいものだ、と思ったのだった。

  • すてきなおかあさんだなー。この親にしてこの子あり、という感じだ。わたしは生活という悪魔をずっと憎んでいるが、どうにか愛そうとがんばっている最中なので、もっとがんばろ、と素直に思った。
    そしてわたしも岡村ちゃんとマイケル大好きだし、ひとりでいるときが一番テンション高いのでとても親近感。ひとりっこではないけど。あと「~っていうじゃん。」が可愛い。
    巻末の対談がすごかった。対談がすごかったというか、きたろうがすごかった。なんてかっこいい人なんだ。

  •  音楽家・俳優・文筆家など多くの肩書きを持つ星野源さんが、自分のダメな部分とかつまらない日常をなるべくおもしろく解釈するというテーマのエッセイ集。

     まるで源さんの頭のなか・生活のなかを垣間見るような一冊。幼少期の記憶、仕事の話、苦しい思い出、自分の性格、面白おかしい苦労話、人の死に触れたときの話、目も当てられないような下世話な話、下ネタ…。現在の星野源という人間を構成するさまざまなエピソードや考え方を、自分の弱い部分から醜い部分まで素直に包み隠さずにつづっただけというシンプルな構成。けれどもなぜか言葉の端々にはっとさせられたり、くすっと笑ってしまう。そんな不思議な一冊です。

     この本を読めば、星野源という人間がいかに愉快で、クズで、非凡で、その一方で私たちと大して変わらない平凡な人であるかがわかります。
     源さんが好きな人でも、特に興味の無い人でも、楽しむことができ、源さんを身近に感じることが出来る魅力的な文章です。

     文庫本には、単行本の内容に加えて、文庫版出版に当たってのあとがき、そして俳優・きたろうさんとの特別対談も収録されています。単行本のほうを読んだことある方もない方も、手にとって見てはいかがでしょうか。

  • 文庫化したのでやっと読めた。いままでずっと本屋で立ち読みしていたからうれしい。

    以前、自分がどこかにすごい楽しい派手な舞台とかに出てても帰ったら洗濯をしなくてはいけないけど洗濯をするのも含めて自分なんだ、的なことを洗濯が苦痛すぎるが故に書いたことがあって、
    最初の章で同じようなことが素敵な文章で綴られていて、そこだけでも自分には読む価値があった。よかった。

    そして今は大人だから平気だけど、自分が今もし高校生とか10代だったら源君のことを好きで好きで死ぬほど好きで狂いそうに好きになってたと思う!確実に好きになってたと思う。
    今は大人だから平気です。おもしろかったって気分で読める。

  • つまらない毎日の生活をおもしろがることをテーマに書かれたこのエッセイ、面白すぎる。
    残念な人間の星野源。
    生活が嫌いな星野源。
    ブラジャーに絶叫する星野源。
    最高な母親(ようこちゃん)を持つ星野源。
    お腹が弱い星野源。
    お願い、眼鏡をかけて、星野源。
    「自分なくし」の話や、源さんの語る二代目桂枝雀さんのお言葉。「実は自分を思うことが自分を滅ぼすことなんですな。人を思うことが、本当は自分を思うことなんです。」とても響きました。
    落ち込んだとき、笑いたいとき、生活を忘れてしまったとき、きっと何度も読み返すであろう1冊です。

  • 星野源ってセルフプロデュースが上手いなぁ!って思った。曲が大好きだけど、この本読んだらさらに好きになった♡ダメな部分たくさんあるんだけど、面白くさらけ出せるってすごいなー。けど真面目な部分もあって。そこがいいね!面白いけど芯は真面目な人って好きだ♡

  • 星野源、なんとな~く気になる存在。
    映画やドラマ、コント番組、トーク番組・・・
    出てるとついつい見てしまう。
    本も、ついつい買ってしまった。

    前半、面白くしようと話を盛ってる?
    ねらってるような文章で、引き気味で読んでいた。
    後半からはテレビで見る印象と変わらず、
    ちょっと変で面白い文章になって楽しめた。
    「バカだなぁ・・・でも、分かる、分かるよ」と心の中で
    何度かつぶやき、クスッと笑った。

    むか~し読んだ原田宗則のエッセイを思い出す。

  • 「そして生活はつづく」読了。
    旅行に行った時空港で購入し揺れる中ケラケラ笑ってました。帰ってきてからも読んでたけどほんっとうにおもしろい。根暗な部分とか友達がいないとかを逆手にとっておもしろおかしく書いてる文章、天才的だと思う。

  • 辛いとき笑いたいときにいつでも読めるように鞄に携えておきたい一冊

  • 携帯電話の料金を払い忘れても、部屋が荒れ放題でも、人付き合いが苦手でも、誰にでも朝日は昇り、何があっても生活は続いていく。ならば、そんな素晴らしくない日常を、つまらない生活を面白がろう!脱力系エッセイです。

  • 笑って、泣いて、救われた。
    軽く読みはじめたが、大切な本になった。
    彼はすごい人で、そして人気者にもなったが、そんな彼の想像以上の残念さに何故か自分が赦された気がした。

    きっと彼のダメ〜な話を、笑って涙して愛おしく思えたので、自分自身の同じようなダメさもこの世界のどこかで赦されたような気がしたのかもしれない。
    でも、がんばるよ。

  • 男のひと独特の「自分って駄目だなー。ちゃんとしなきゃなー。でもちゃんとできないなー。じゃあ駄目でもいっかー」と、行きつ戻りつしながら半歩前進する日常エッセイ。
    面白くて可愛くてキュンキュンするけど、実際はこんな人が身近にいたら困ります。笑

    音楽でも他のアートでもすくすく育った人からは生まれないと思っていたので、その部分はすごく納得でした。

    それにしても笑った〜。

  • 共感できるところもあれば、そうでないところもあった。でも、それでいいんだってことだよね。
    文才ないとか言っちゃって……文章がうまいかどうかじゃなくて「伝わる文章かどうか」で言ったら、絶対うまい。唐突にはさまれる下ネタエピソードもいい塩梅です(笑)
    読めば源くん好きになっちゃう、そんな本。

  • 本屋さんでなんとなーく手に取って、なんか面白かったので、なんとなく買ってカフェに入ってまったり読みました。


    “なにげない日常”は“なにげない日常”でしかない。

    一生懸命生きなきゃ毎日は面白くならない。

    もっと方の力を抜いて、生きよって思いました。力を抜くけど一生懸命に面白く。

    久しぶりにカフェで一気読みして気持ちがスッキリ。
    サケロック、聴いてみようかな。

  • 電車の中で読んでしまって、にやけをこらえるのに必死でした(笑)
    くだらない話のオンパレードだけど、その中に少し考えさせられる話もある。
    おじいちゃんの話とか、感動したなぁ。
    あと、星野さんのお母さん「ようこちゃん」!面白くて素敵なお母さんです。

    *再読記録あり

  • 本屋さんで 出だしちょっと立ち読みした時は イケる 面白そうと思ったし 最初の4分の1くらいはわりとスイスイ読めたんだけど そのあと読み続けるのがヒジョーにツラく なかなか進まなくなってきた。たぶんひとつひとつの話は そう悪くなく むしろ面白い部分も多いんだけど どれも同じで ーま それが狙いなんだろうけどーツボにハマるとその連続は面白いにつながるんだろうけど あんまりハマらないと蟻地獄にハマったような底なしのツラさ。何度も途中で放棄しそうになりながら こんな薄いんだから なんとかがんばろうと自分を励ましつつ なんとか読了。
    逃げ恥のヒラマサさんはよかったし その後テレビで見かけた星野源さんは好感持てたけど たぶんもう読むことはないな。

  • 星野源さんの本、初めて読みました。
    タイトルに惹かれて手に取り、笑いと真剣さのバランスに気持ちをつかまれました。

    裏タイトルもいいですねぇ。
    生活って、透明な美しいものだけではなくて。
    生活は、いろんなものを含んでいて。

    他の本も読んでみたくなりました。

  • 面白かった〜
    人には絶対見せないけれど、(多分)誰しもあるダメな自分の所を面白おかしく、あるよね〜わかる!と思わせてしまう所大好きです。
    なんだか元気が出ます。

  • つまらない毎日の生活をおもしろがることをテーマにしたエッセイ。劣等感のかたまりである自分から逃げるために、映画や芝居、音楽に夢中になり、生活から目をそらしてきた星野さん。創作の仕事をがむしゃらにやるも、過労で倒れたことを機に、生活を置いてけぼりにすることはもうひとりの自分を置いてけぼりにすることだと気づく。「くだらないのなかに」など、少し前の星野さんの曲は、日々のなにげない生活のなかにある愛おしさをすくい上げているように思う。そんな曲が心に染みるのは、ぼく自身生活を、もうひとり自分を置いてけぼりにしてるからかもしれない。

  • 貧乏ゆすりはつづくを読んで、やり出すと終わるまで掃除をし続ける彼を思い出した。

    箸選びはつづくを読んで、歯で箸をへし折った姉を思い出した。

    ばかはつづくを読んで、もやもや考えながらいた私は声を出して笑った。


    人生いろいろ、人もいろいろだ。
    面白い。


    この本の星野さん、よく叫ぶなぁ。

  • ときどきくすっと笑ってしまう。
    星野家の話ももっと知りたくなる。
    恥恋でとても人気者になってしまって、ちょっと寂しい。

  • ご多聞にもれず『逃げ恥』にどっぷりハマり…いや昨年の『コウノドリ』から彼が好きだったのだが、家事をしながら音楽を聴きあさり、radikoのタイムシフトでラジオも聞き、とうとうエッセイまで読んでしまった!
    生活の面倒くさいことやきれいじゃないこと、ちっちゃな自分…それらはことごとく共感するもので、やはりネガティブな私自身に希望と勇気と生きる活力をくれる。
    『逃げ恥』も間もなく最終回。星野源さん、たくさんの楽しみをありがとう!

  • 息子に「何様」を渡したら
    「源くんを読んでね」と渡された。

    面白く読んだ。

    小学生並にウンチやオシッコに反応する星野氏。
    いや、読者が反応するのか。

    まぁ、いつまでも少年ぽいということにしておきましょう。

    本当に不思議な空気感を持った人だなぁと思う。
    押しつけがましくもないしやかましくもないのに
    なんだか、星野ワールドにはまってしまう。

    優しそうだし、ふんわりしてるように見えるけど
    意外と頑固なんだろうね。

    「ウォーターボーイズ」とは書いていなけど、
    おそらくそうである頃の話は
    ちょっと辛かったけど、
    あれで、変われた!というのではなく
    「あの時にポッキリと折れた何かはそのまま」と
    自身が書くように
    星野氏はまったくもって変わっていないことに驚きもした。

    今やガッキーの旦那様である。
    凄いね。

    枝雀師匠の話が出てきて嬉しかったよ。

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携帯電話の料金を払い忘れても、部屋が荒れ放題でも、人付き合いが苦手でも、誰にでも朝日は昇り、何があっても生活はつづいていく。ならば、そんな素晴らしくない日常を、つまらない生活をおもしろがろう。音楽家で俳優の星野源、初めてのエッセイ集。巻末に俳優・きたろうとの文庫版特別対談「く…そして生活はつづく」も収録。

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