Iターン (文春文庫)

  • 176人登録
  • 3.57評価
    • (12)
    • (27)
    • (38)
    • (3)
    • (1)
  • 24レビュー
著者 : 福澤徹三
  • 文藝春秋 (2013年2月8日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (402ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784167838416

Iターン (文春文庫)の感想・レビュー・書評

並び替え:

表示形式:

表示件数:

  • 福澤徹三『Iターン』文春文庫。

    リーマン・ノワールとはまさにピッタリのネーミング。スピード感があり、ユーモラスで、ドキドキハラハラの一気読み小説。

    同族経営の弱小広告代理店の冴えない営業マンの狛江はリストラ対象の北九州支店への赴任を命ぜられる。単身赴任で向かった北九州支店は営業マンの柳と事務員の吉村の二人だけ。リストラ回避のために奔走する狛江は思わぬトラブルからヤクザに絡まれ、大借金を負い、ついには犯罪にも手を染める。果たして狛江の運命や如何に。

  • ぱっとしないサラリーマンの日常と40代の複雑な感情を表現。また彼が巻き込まれる非日常がなぜか日常と通ずるところがある。最後は本当にほっとしました。

  •  著者の恐怖ホラー小説のファンなのだが、『東京難民』とか社会派(?)小説もそれなりに楽しめる。中年サラリーマンが左遷先の土地でひょんなことからヤクザの舎弟になり、組絡みの抗争に巻き込まれる。そこまで落ちぶれ、暗い展開しかないと思わせてからの大逆転劇は痛快である。現実離れもここまで行くとファンタジーとして受け入れやすい。

  • 人はこうして落ちていくのか・・・実際にありそうな話で、血圧こそ上がらなかったが、面白かった本。もう一度読み直したら血圧上がりそうです。

  • 最後のどんでん返しがよかったです。

  • ダ・ヴィンチ プラチナ本 2010年11月号

  • 会社組織とヤクザ組織。
    案外共通点が多い事にビックリです。
    合法と非合法、やり方が違うながらも仕組みはほとんど一緒。
    組織ってのは面白いなぁ。。

  • うん、面白かった。
    会社員として、主人公が抱えている諦めも鬱屈もよくわかります。自分を殺し続けるのは疲れるよね。
    読んだ後は爽快な気分に。
    でも、狛江さんはさらに受難続きになりそうですね。

  • 【血圧急上昇のリーマン・ノワール!】冴えない広告代理店の営業・狛江が赴任した先はリストラ対象の北九州支店。ヤクザの巣でもんどりうって辿りつく、戦う男の姿を見よ!

  • 中堅広告代理店のサラリーマン狛江に辞令が下りた。
    閉鎖も噂される北九州支店の支店長。
    部下、取引先はおろか、子供さえも見送りに来てくれない左遷人事。

    雑居ビルの狭いオフィスに地元採用の部下2人
    取引先は・・・・・二束三文ばっかり。
    有力クライアントに顔出すと、そこは立派なフロント企業。
    そこの発注を印刷会社に回したものの、とんでもない誤植。
    そして、その尻拭いが狛江をノワールジェットコースターに乗せてしまう。

    「真夜中の金魚」「すじぼり」に続く北九州シリーズ
    ノワール謳ってますけど、それはあっさり目。
    一気読み確実のジェットコースター極道小説(笑)
    爆笑の節目に任侠道の悲哀テイストも充分に。

全24件中 1 - 10件を表示

福澤徹三の作品

この本を読んでいる人は、こんな本も本棚に登録しています。

有効な左矢印 無効な左矢印
有効な右矢印 無効な右矢印

Iターン (文春文庫)に関連する談話室の質問

Iターン (文春文庫)を本棚に「読み終わった」で登録しているひと

Iターン (文春文庫)を本棚に「積読」で登録しているひと

Iターン (文春文庫)の作品紹介

広告代理店の冴えない営業マン・狛江が単身赴任したのは、リストラ対象の北九州支店。思わぬトラブルでヤクザに絡まれ、大借金のうえ身売りの大ピンチに。鉄拳の雨と禁断のレバ刺し、爆弾を抱えたダイ・ハードな日常。生き地獄に陥った男のI(=自分)ターンとは!?血圧急上昇、リーマン・ノワールの傑作。

Iターン (文春文庫)のKindle版

Iターン (文春文庫)の単行本

ツイートする