ひとりの午後に (文春文庫)

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著者 : 上野千鶴子
  • 文藝春秋 (2013年9月3日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (273ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784167838775

ひとりの午後に (文春文庫)の感想・レビュー・書評

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  • 世の中の多くの女性のために、その中には弱い人もズルい人も傲慢で怠惰な人もいたはずだけれどもとにかくたくさんの女性のために闘い、理解し、助けようとしてきてくれた社会学者、上野先生のエッセイ。
    彼女の書いたものからはいつも途方もない強さを感じてきたけれど、この本では珍しく、ひとりの女性の儚さを感じて少し戸惑ってしまった。
    長い歴史の中で大なり小なり差別をされてきた女性のために、世の中を責め続けてきてくれた上野さん。『女たちのサバイバル作戦』で、「あなたたちの生きづらい、こんな世の中にしてしまってごめんなさい」と言っているのを読んで衝撃を受けた。この本を読んで、闘うエネルギーはこの人の1面でしかないことを改めて知った。
    こういう人がいることを、心強く思う。強いだけの人もいないし、泣き寝入りするばかりでもいけない。どんな形でも、なんとか生き抜いていこうと思う。

  • 上野さんの本を久しぶりに読んだ。
    なんだか元気をもらった。

    「好奇心」での夏休みの課題、目の付け所が子供のころから違う。
    「髪」で、美容師のことをあれこれ心を砕き手を貸してくれる職業とあり、なるほどと思った。
    ほかにもそうそう、とかへえ~とか、一緒にお茶しながら近くでお話をきいているような気分。
    素敵なエッセイ集でした。

  • 914.6

  • 上野さんには珍しいやわらかな私生活を綴ったエッセイ。わりと最近ということもあり、自身の老い先を考えたような、言い方を換えればたそがれ時の豊かさをたたえたような話題が並ぶ。「ひとりが楽ちん」というようなことがたびたび書いてあって、そういうのを読むと何だか勇気が出てくる。伴侶をもたずに年をとるのもいいもんだ、ちゃんと考えて覚悟を決めていれば。

  • 【「けんかの達人」とよばれるフェミニストの意外な一面】世間知らずだった子供時代、孤独を抱えて生きていた十代のころ……。著者の知られざる生い立ちや内面を鮮やかに綴ったエッセイ集。

  • これまで抱いていた上野千鶴子の印象が変わる本でした。
    これも上野マジックなんでしょうね。
    (Kindle)

  • おっかない印象のあった先生だったが、そうでもなかったのね。

  • 上野千鶴子氏といえば、日本を代表する社会学者。女性学やジェンダー研究の先駆け的な存在。その上野千鶴子氏によるエッセイが本書。エッセイ集「おひとりさま」シリーズの3作目らしい。とは知らず、本書をまずは読破。上野千鶴子さんのまた別の一面が垣間見れて、ホッとしたり、少し身近な存在と思えたり、と楽しく読み進められる。
    「おひとりさま」シリーズの他の2作も是非読んでみたい。

  • 文章はあっさりで読みやすく、まさに思い描いたようなエッセイの軽いタッチ。しかし、武闘派フェミニスト上野千鶴子とは全く別の一面が垣間見えて面白い。あとがきでも触れられているように、手を伸ばせばそこにいる」ような錯覚を覚える。編集者は元々よしもとばななの担当であったという。編集者によって、こうも違うのかと、文章とは違うところで妙に感心してしまった。

  • 祝文庫化!

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    「「けんかの達人」とよばれるフェミニストの意外な一面
    世間知らずだった子供時代、孤独を抱えて生きていた十代のころ……。著者の知られざる生い立ちや内面を鮮やかに綴ったエッセイ集。 」

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    「知られざる思いを紡いだ
    自伝的エッセイ
    「箱入り」だった子ども時代から胸苦しさに満ちた金沢での青春期、「枯れた」学生だった京都での日々。東大に招ばれ、逆風に身を置きながら、いまは亡き両親や敬愛する友、教え子、そして自らの行く末をおもう……。ベストセラー『おひとりさまの老後』の著者が綴る、潔くてほろ苦い「大人のための」エッセイ集。 」

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上野千鶴子の作品

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ひとりの午後に (文春文庫)の作品紹介

「けんかの達人」とよばれるフェミニストの意外な一面世間知らずだった子供時代、孤独を抱えて生きていた十代のころ……。著者の知られざる生い立ちや内面を鮮やかに綴ったエッセイ集。

ひとりの午後に (文春文庫)のKindle版

ひとりの午後に (文春文庫)の単行本

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