コンニャク屋漂流記 (文春文庫)

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著者 : 星野博美
  • 文藝春秋 (2014年3月7日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (485ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784167900601

コンニャク屋漂流記 (文春文庫)の感想・レビュー・書評

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  • 「みんな彗星を見ていた」に何度も出てきた「コンニャク屋」「ドン・ロドリゴ」のことをもっと知りたくて本書を読んでみました。著者の直感を信じて行動するフットワークの良さと、人々との出会い、会話の面白さがとても魅力的で、読んでいるうちに知らないはずの土地や時代に親しみを感じていました。私自身は今まであまりルーツ探しに興味を持ったことはありませんでしたが、もっと父母や祖父母が元気なうちに昔の話を聞いておけばよかったかな、とちょっと思いました。

  • 面白くはあるけど、この本でなくては、という感じはない。家系図をつけたら良かったのにな。地図も。

  • 評判通り、なかなか面白い本です。文章も読みやすく筆力のある著者なのだなあと思う。著者のルーツを探り、訪ね歩くという、それ自体は目新しいことではないのだが、漁師を中心とする親族とそれを取り巻く社会への興味がうまく結実している。日本の近世、近代まで広く目配りしてあり勉強になる一冊である。ルーツ探しの本なので、少々著者の思い入れが強く出すぎる所もあるのが不満ですね。

  • この本は何で知ったんだったかなあ。
    中江有里さんのエッセイかな?
    かなり前に買って読んではいたんだけど、他に読みたい本が出てくるとついつい後回しになった一冊です。

    最初の辺りはおもしろかったんだけど、途中から自分の気持ちがダレてきました……。
    なんでだろ? なぜか、著者のことが好きになれない。
    たった一冊読んだだけで判断するのもよくないけど。

    自分のルーツが知りたい、という思いはとてもわかります。
    私も知りたいから。
    母方の曽祖父は淡路島から北海道へ渡ってきたと聞いたことがあります。
    北海道では庫富というところに住んだんだけど、それは兵庫と富山から来た人が多かったからだ、ということだそうです。

    父方の祖父は、父の話では実家と縁を切ったとか切らないとか…。
    喜代三、という名前の通り三男なので、上に兄が二人いるはずなのに、私はその二人を見たことも、名前も知りません。
    父も見たことないとか。

    これじゃあ、調べようがないな…。

  • 【読売文学賞受賞の傑作ノンフィクション!】先祖は江戸時代、紀州から房総半島へ渡った漁師で、屋号はコンニャク屋。ルーツを探して右往左往、時空を超えた珍道中が始まる。

  • 自分のルーツ探し。
    個性的な面々がイキイキと描かれてるし、
    多角の解説で面白かった。
    オイラのご先祖は、どうだったんだろ。

  • 祖父が残した手記を元に一族の祖先、ルーツを探って房総半島、紀州を廻る。
    一族の祖先を遡りながら、その時代時代を必死に生きてきた一族の記憶とともに、時代の雰囲気と漁師のおかれた立場なども明らかになっていく。

    著者が持つ一族に対する深い親愛の情とバイタリティに引き込まれ、この本を読み進ませてくれる。

  • この本はべらぼうに面白い!
    著者の祖父が遺した手記を元に自らの一族のルーツを探っていくノンフィクション。しかし家族の歴史を調べていくなかで、図らずも江戸時代初期から平成に至る400年の日本近現代史の一側面が現れ出でてくる。それは、教科書に載ることはない、「世の常の人」(普通の人々)のバイタリティ溢れる生き様だ。
    著者は大学で歴史を学んだという。さもありなん。本書における著者の視点は歴史家のそれと同じだ。
    ちなみに、書名にある”コンニャク屋”とは著者の家の屋号とのこと。もうそれだけで、いったいどのような人たちであったのか、知りたくなるではないか!

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コンニャク屋漂流記 (文春文庫)の作品紹介

読売文学賞受賞の傑作ノンフィクション!先祖は江戸時代、紀州から房総半島へ渡った漁師で、屋号はコンニャク屋。ルーツを探して右往左往、時空を超えた珍道中が始まる。

コンニャク屋漂流記 (文春文庫)のKindle版

コンニャク屋漂流記 (文春文庫)の単行本

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