新装版 おろしや国酔夢譚 (文春文庫)

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著者 : 井上靖
  • 文藝春秋 (2014年10月10日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (415ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784167902087

新装版 おろしや国酔夢譚 (文春文庫)の感想・レビュー・書評

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  • おもしろかった。江戸末期に漂流してロシアに漂着した船の乗員たちの話。台風に流されてどことも分からない土地にたどり着き、帰りたいと思い続けた祖国に帰ったときその目に映るのは。

  • 江戸時代、船の難破によって北の孤島に流された大黒屋光太夫たちは、数年後、流木を集めて簡易の船を組み、カムチャッカへ達する。帰国の願いを直訴すべく遠く離れた首都ペテルブルグへ、シベリアの雪原をソリで踏破。
    女帝エカテリーナ二世に謁見する。帰国を許された一行だが、漂流から十年の歳月の後に故国で待ち受けていたのは、余りにも理不尽な冷たい仕打ちであった。
    鎖国時代に「見てはいけない外国」を見てしまった男たちの数奇な運命を描いた一冊(商学科 松原先生)

  • 大黒屋光太夫の乗る船が流されたのが1782年、このときの老中が田沼意次
    光太夫がロシアから帰国したのが1792年、このときの老中は松平定信
    同時期にはフランス革命が起こっている。
    世界に大きな変動が始まった時期。

    光太夫たちが極東、シベリアでの生活、その生活に慣れながら、帰国の希望をあきらめず、ともすると崩れ落ちそうになる気持ちを、意識して保つ姿には、驚かされる。

    伊能忠敬の測量は1800年の開始、間宮林蔵の樺太探検は1808年、日本には未だ正確な地図がなく、日本は鎖国で多くの人は未だ外に目が向いていなかった時代。
    帰国した後、光太夫は自分の国の状況について、どう思って暮らしていたのだろうか?

  • 【苛烈な大地で開花した光太夫のリーダーシップ】数か月の漂流の末にたどり着いた島。彼らを待っていたのは、ロシア帝国内での十年に及ぶ流浪の暮らしだった。映画化された傑作!

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新装版 おろしや国酔夢譚 (文春文庫)の作品紹介

苛烈な大地で開花した光太夫のリーダーシップ数か月の漂流の末にたどり着いた島。彼らを待っていたのは、ロシア帝国内での十年に及ぶ流浪の暮らしだった。映画化された傑作!

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