007 白紙委任状 下 (文春文庫)

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制作 : Jeffery Deaver  池田 真紀子 
  • 文藝春秋 (2014年11月7日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (344ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784167902384

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007 白紙委任状 下 (文春文庫)の感想・レビュー・書評

  •  リンカーン・ライムシリーズのディーヴァーによる、007

     いやあ、想像以上に面白かった。
     でもって、流石ディーヴァー。どんでん返しをこうもってきたかと、感嘆しました。

     ある意味、007はテンプレートであり、ステレオであり、一つのベクトルなのだと思う。
     それらから、逸脱することなくディーヴァーらしさを出しながら面白くする、ってどれだけの難題なんだと思うけれど、端々から楽しく書いてる感じがうかがわれて、それも面白くしている要因のように感じた。
     うん。ある種の束縛というかくくりは、面白くする要因なのか?
     そういや、パスティーシュって面白いものが多いし、音楽でも変奏曲は多い。

     にしても、最後の最後にとんでもなく今日的な事をもってきて、それのリアリティに恐怖したのである。
     実際、世界は燃え上がろうとしているのかもしれない。
     少なくとも、たとえ虚構の世界の話だとしても、燃え上がる要因はすでにできあがっているのだと知ること、気づくことが炎上を阻止するささやかな力なのかもしれない。

  • リンカーン・ライムシリーズが好きで、作者&訳者コンビにハマった延長で読みました。
    当たり前のことですが、シリーズ作品と比べるとかなり物語の構成が違うな、と感じました。
    ボンド視点で物語が展開していくため、映画のように読める作りになっています。その中で作者の持ち味であるどんでん返しを持ちこんだのは、流石と言わざるを得ないです。
    それが007という世界的に有名なキャラクターや設定などの世界観にマッチしているかどうかは別として、この作者が書くならこうなるだろうな、という点ではとても納得できました。
    007は本家や映画を含め、これまでにたくさんの作家が受け継いできたブランドなので、読む人の最初の窓口によってかなり印象と評価が分かれるのではないかと思います。
    どんでん返しはひかえめです。

  • 007がディーヴァーのストーリーに登場。
    普通におもしろくて一気に読破ですが、007の読みがあたりすぎな感はありますね。

  • あちこち移動する度に登場人物が増えて、その人となりを紹介してるうちに終わってしまった感じ。まずはシリーズ取っ掛かりって感じかしら。男性より女性キャラクターの方がより魅力的なのは、ボンドを巡る人々だからなのかしら。もててるようで、浅見光彦並みにふられまくるボンドに好感は持てました。

  • ディーヴァーの新作として充分堪能できる一作。
    映画だとひたすら退屈な銃撃戦も、小説なら一発一発に意味を込めてくれるから面白い。格闘シーンもそう。
    キザったらしいワインやカクテルの講釈も007なら許せる。
    どんでん返しもこれくらいがちょうどいいです。

  • ジェフリー・ディーヴァーらしく、どんでん返しの連続で、読者を楽しませてくれる。
    007にふさわしく、美女も多数出てくる。スマホのアプリで情報を得たりするところは、まさしく現代版007である。映画化の予定はないということだが、読者としては期待したいところ。

  • ワクワク度が今一。普通に面白いけど。どうしても、他のシリーズと比べてしまう。

  • 面白かったけど、ちょっと物足りない感じ。

  • プロットは期待通り、キャラはイメージに縛られてるかな。

  • 諸手を挙げて絶賛は出来ない作品。なんでディーヴァーは007を描いてしまったんだろう。

    上巻の冒頭のスピーディーなアクション・シーンから一転、既成のジェームズ・ボンドを描くことに徹しているせいか失速してしまったかのように思う。ディーヴァーが007を書いているから読んだのであって、他の作家が書いたのなら読まなかったと思う。

  • 【あのディーヴァーが放つ、まったく新たな007の冒険!】世界最高のヒーローに世界最高のサスペンス作家が挑む。9・11後の世界でジェームズ・ボンドが殺戮を阻止すべく世界を駆ける。

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