移行化石の発見 (文春文庫)

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制作 : Brian Switek  野中 香方子 
  • 文藝春秋 (2014年11月7日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (534ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784167902391

移行化石の発見 (文春文庫)の感想・レビュー・書評

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  • 日本と異なり、リベラルな環境下にあっても進化論をタブー視するアメリカの存在に改めて気づかされた良書。

  • 進化という日本語訳も見直す必要があるかな、と思うくらい、生命は偶然によって形を変えてきたことを教えてくれる一冊。

    進化論を学校で教えようとしたら、問題起こすのはやめてくれと言われたことがきっかけとあって、創造論への批判色が強いところが、日本人には読み難いかも。
    でも、最終章の大腸菌の実験の話で、著者の言わんとすることが分かるので、頑張って最後まで読んで欲しい。

  • (欲しい!/文庫)

  • 移行化石というのは、種が進化するとき、移行段階の特徴を示す化石のことだ。例えば、クジラの祖先は陸上で生活していたという仮説があったとしても、陸上から水中への移行段階を示すような化石がなければ、仮説は立証されたとは云えないわけだ。
    今どき進化論を知らない人はいないだろうけれど、こうした進化論を立証する化石が発見されたのは結構最近なのだそうだ。21世紀になって発見され、それまでの定説が覆された例も多々あるというのが興味深い。

  • ジュラシック・パークでみたティラノサウルスはもうすでに過去のものです。

    人間が猿から進化したことは日本人なら皆が知っているいる事実である。
    しかし、種が進化する(した)ところを見た人はおそらくいない。
    この主張を科学的に議論するためには、長い時間の推移を観察する以外はない。
    そう、必要なのは化石である。
    (最近はDNAの類似度から進化の過程を推察する分野もあるらしいけれど)
    AからBという種に進化する際に連続的な進化ではあるものの、選択的(指向性のある)進化ではないことは自然淘汰(自然選択)という言葉を聞いたことがある人ならば知っている。
    つまり、ある種がランダムに進化し、各々が環境に適応するのであれば生存し、そうでなければ絶滅する。
    この点からAからBという種の変化は現在の視点から見ると当たり前のように見えるが、当の本人には何が正解かわからない。
    なので、発掘された化石を正しく分類するのは簡単ではないのだ。
    本書は、化石発掘の歴史と発掘された化石がどのような推論のもとに現在の分岐表ができあがったのかを解説している。
    古生物学という分野は、理系の大学でもほとんど学ばまい為、非常に新鮮に感じられた。
    Darwinの進化論は当たり前のように考えていたが、紆余曲折があり様々な科学的な事実から推論のもとに構築されていることを知って、非常に良かった。

    きっとまだまだ新種の化石は発掘されるし、新しい事実も発見されるであろう。
    馴染みのない分野なら、是非一読に値する。

  • ダーウィンが探していた進化論の証拠、移行化石。ある形から次の形へ変化する途中の姿の実在を証す化石が今では様々なところで発見されているのです。しかしニュースにすらならない…STAP細胞であんなに盛り上がったのに…。そんな研究の現場の最新の情報までを盛り込んでいます。
    しかし、進化論を今でも受け入れない人って全世界で見ると相当な割合なんですね…人類にがっかり。

  • 【文春サイエンス&ビジネス第5弾!】陸に棲んでいたクジラ、羽毛に覆われた恐竜…ダーウィンが見つけ得なかった進化途上の「移行化石」が、いま次々と発見されている。

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ブライアン・スウィーテクの作品

移行化石の発見 (文春文庫)の作品紹介

文春サイエンス&ビジネス第5弾!陸に棲んでいたクジラ、羽毛に覆われた恐竜…ダーウィンが見つけ得なかった進化途上の「移行化石」が、いま次々と発見されている。小学校で進化論を教えようとしたのを反対されたことがきっかけで、進化生物学をライフワークにした気鋭の科学ジャーナリストが、進化の神秘に迫る!解説:垂水雄二

移行化石の発見 (文春文庫)の単行本

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