虚像の道化師 (文春文庫)

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著者 : 東野圭吾
  • 文藝春秋 (2015年3月10日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (475ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784167903114

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有効な左矢印 無効な左矢印
東野 圭吾
東野 圭吾
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虚像の道化師 (文春文庫)の感想・レビュー・書評

  • 頭脳明晰な湯川さんが柔らか頭なのはもちろんだけど、草薙さんも偏見や先入観に惑わされない相当柔らかな頭を持っているようだ。
    もともとそうだったのかな。そうでもなかった気がする。
    ここまでの色んなことで培われたものなのだろうな。

  • ガリレオシリーズもネタが尽きたか。

    短編7つと、確かに読み応えはあるんだけど、以前のようなキレがない。

    トリック自体を科学的に証明する、という従来の手法から外れているのも結構あるし。

    ガリレオシリーズを今後も続けるのであれば、「透視(みとお)す」のような、トリックを暴きつつ、ちょっとヒューマン仕立てのような内容の中編がいいんじゃないかと思う。

  • 短編集。
    「演技る」感想
    女優という生き物は怖ろしい。
    人間とはまったく違う感性を持つ、まるで別の何かのような気分になってくる。
    「何と勿体ないこと」
    短いこのセリフが、物語の中の殺人事件よりもゾッとした。
    どんなにリアルな芝居を要求されたとしても、殺人犯の役だからといって人殺しを実際に体験するわけにはいかない。
    考えるに、結局芝居の上手い人というのは、人並みはずれて想像力が豊かな人をいうのかもしれない・・・と思った。

  • ガリレオシリーズの短編集。

    7作品収録されていますが、どれも短編とは思えない満足感がありました。
    短い中でも伏線があり、しっかりミスリードされ、結末に驚く。
    この感覚がたまりません。
    無駄なものが何一つないといいますか、隅から隅まで楽しめます。

  • 短編集。

    第三章 心聴る(きこえる)

    草薙の警察学校当時の同期の北原。彼は草薙が病院で刺されたことがきっかけで、再開することになる。民間人の湯川の力を借りて捜査をする姿に反発するが、、

    草薙は、素人の僕の意見を尊重する。女性のしかも後輩刑事の声にも耳を傾ける。

    北原を正す、湯川の言葉が良かったです。
    日頃ぞんざいに扱われている感のある草薙ですけと、湯川の草薙への信頼が聞けて良かったです。

  • ガリレオシリーズ短編集。いくつかドラマで見たことがあるような。内海さんが後ろに下がって、草薙さんが前面に出ていて良かったな。どれも良作だが「偽装う」「演技る」「心聴る」が好き。でも「偽装う」、美人じゃなかったら助けたのかな・・・ってふと思ってしまった。刑事のお友達がいても、美人相手でも、ぶれない湯川先生が良い。「心聴る」は草薙さんの不運と、劣等感やら妬みやらでぐるぐるしている北原くんの心情が面白かった。

  • ドラマと同じ内容だったので途中から展開が読めてしまった。でも途中まで気付かず…

  • 湯川と草薙のコンビが痛快な推理をし、容疑者を逮捕まで誘う通快ミステリー。

    テンポも早くてサクサク読めました!

    意外な犯人でいい意味で裏切られる推理で楽しかった。

  • 短編集にしちゃ読み応えあるな~と思っていたら、単行本2冊分だったw。
    最初の頃、東野さんの短編は、あまり好きじゃないな。。。。と思っていたが、
    「ガリレオの苦悩」あたりから、読んでて面白さを感じるようになってきた。
    今回の7編の短編の中では、『透視す』が好きだったかな。

  • 湯川先生、今回もビシッと推測。

  • 読み始め…16.9.18
    読み終わり…16.9.24

    ガリレオシリーズ7作目。

    今回は、一見しておよそ科学とは結びつかないような事件が実は科学に関係していたという事件が短編で7つ。草薙刑事と湯川教授は相変わらず楽しませてくれました。

    最後の2篇は湯川教授が完全に主役の座。

    女性を犯人に仕立てているお話には、著者さんらしい作風が感じられるように思いました。

  • ガリレオ短編シリーズ
    楽しめました。

    Wikiで確認したら、これはシリーズ7作目とのこと。
    ガリレオの短編シリーズはいまいちってここで何度もコメントしているにもかかわらず、結局、全部読んだことになりました(笑)

    本作では、7編が収録されています。

    幻惑す(まどわす)
    透視す(みとおす)
    心聴る(きこえる)
    曲球る(まがる)
    念波る(おくる)
    偽装う(よそおう)
    演技る(えんじる)

    幻惑す(まどわす)
    宗教法人の教祖が念を送ることによって、送られた側が飛び降りたという話。
    この「念」を科学的に湯川が解明していきます

    透視す(みとおす)
    透視できるホステスが殺されてしまう話
    透視の謎を湯川が解明します。

    この話は好きです。
    単に謎解きで終わるのではなく、ホステスの人間模様が描かれています。具体的にはギクシャクした関係になってしまった継母の本当の気持ちを透視術で知ったホステスが、継母に認めてもらおうと水商売に本気で取り組んでいく中に殺されてしまう悲哀があります。

    心聴る(きこえる)
    幻聴を聴いて自殺したり、暴れたりという話。
    この幻聴の正体を湯川が解明します。

    曲球る(まがる)
    自由契約になってしまったプロ野球のピッチャーの奥さんが殺されてしまった話。
    奥さんが殺された謎を解明します。

    これもちょっと好きなストーリです。
    湯川の技術論議はピッチャーの変化球についてですが、このストーリーで奥さんがなぜ、そこで殺されていたのか?がポイントでよかったです。

    念波る(おくる)
    双子の姉妹のテレパシーの話
    襲われた姉がテレパシーで犯人の顔を妹に送った。
    テレパシーの謎を湯川が解明します。

    偽装う(よそおう)
    別荘での殺人事件での話し
    現場の状態に違和感を持った湯川がそのトリックを解明します

    演技る(えんじる)
    劇団の主宰者が殺された話
    その犯人を湯川が解明します。
    叙述トリックが使われていて、そうきたかって感じです。
    いい意味で気持ちよくだまされました

    ということで、またまた短編集でしたが、いくつかは好みのストーリ展開でした。

    もう、ここまで来ると湯川=福山雅治で頭から離れない(笑)

  • テレビドラマ化された「ガリレオシリーズ」。
    第六章「偽装う(よそおう)」では、殺害されたとみられた夫婦が、実は自殺であったことが判明。背景には、義父から性虐待に遭った娘による偽装が。
    ステップファミリーのあり方を考えさせられる著。

  • 東野圭吾氏作品を久しぶりに♪

    七章からなる話でしたが、いつかドラマで視たことがある気がする内容でした。
    もちろん細かな内容は覚えてはいませんでしたので、結末までいく過程にゾクゾクしました。
    東野氏の作品は、いいですね。

  • ドラマを観ていたので所々映像が浮かぶ。でも違う所も結構あるよなあ。
    シリーズ初期に比べると物理学的ネタのインパクトが少なくなっている気がするが、その一方で湯川や草薙の人間味が増しており、シリーズとして成長しているんだなあと感じる。だからかなあ、久しぶりに読むとやっぱり面白い。

  • 刑事草薙と物理学者湯川のコンビが軽妙なミステリー。軽く読めて楽しかったけれど、2人のキャラクターがもう少し尖ってたらもっと魅力的な作品になる気がしました。

  • 短編集。面白かったよ。

  • 幻惑す
    透視す
    心聴る
    曲球る
    念波る
    偽装う
    演技る

  • 湯川先生、相変わらずカッコイいなあ~草薙さんも。
    内海さんがあまり湯川先生に積極的になてくると妬けちゃって面白くないんですよね(^_^;)

  • やはり、ガリレオの短編集は面白い。ただ、そのひと言に尽きる。

  • ややボリュームはあるけど、短編集なので気にならず。安定のガリレオシリーズ。ドラマを見ていたので何となく知っている話が多かったけど、ドラマの記憶も大分薄れていたので、十分楽しめました。
    事件解決に物理学がどこまで応用できるのかよく分からないけど…湯川先生が万能すぎてちょっと怖い。最後の話では草薙がトリックの大部分を簡単に解いていて、草薙も負けず劣らず頭が切れるんだなぁと思ったり、、

  • ガリレオシリーズの文庫オリジナル短編集。安定感ある面白さは相変わらず。
    舞台が、新興宗教団体、高級クラブ、プロ野球界、劇団など多種多様であり、湯川の関わりかたもさまざま。読者に飽きがこないように工夫されている。長編作のような衝撃度は薄味だが、短編ならではの起承転結のメリハリがあるので、ボリューム感と合わせて得した気分になる。

  • ガリレオ先生の短編集。
    短編に向いてる展開の7作、とても読みやすくてスッキリしました。読みながら何だかデジャヴ感があるなぁと思ったらドラマ化されてたやつでした;^_^A
    物理というより心理的な部分がどんどん深くなってきたなぁという印象が強く残りました。親子とか、夫婦とか。湯川先生も随分人間らしくなってきましたね。

    野球の話、宗教の話、別荘での家族の話が特にズーンとなりました。

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虚像の道化師 (文春文庫)の作品紹介

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