かけおちる (文春文庫)

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著者 : 青山文平
  • 文藝春秋 (2015年3月10日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (278ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784167903343

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かけおちる (文春文庫)の感想・レビュー・書評

  • 日本SFの金字塔と言われる作品を読んだ後にこの作品を読んでいるせいなのか、世界に入っていけないのです!何かワンクッション置く意味で別の作品読んでから、もう1度読もうと思います。
    さて、何にしたものか…

    読了。
    みんな、他人の事、ホントに考えていて、頭が下がる。こうは生きられないけど。少しでも自分本位な生き方を変えられたらいいなと思わされた。

  • 2016/12/4
    カット中読んでたら美容師さんに
    「どんな本ですか?」と問われたので
    「あまり何も起こらない時代小説です」と答えた。
    あとがき読んだらあながち間違いでもなかったな。
    最後の岩淵家老が素敵だった。
    こういう人に弱い。

  • 内容(「BOOK」データベースより)

    二十二年前、妻と姦夫を成敗した過去を持つ地方藩の執政・阿部重秀。残された娘を育てながら信じる道を進み、窮乏する藩財政を救う秘策をついに編み出した今、“ある事情”ゆえに藩政を退こうとするが―。重秀を襲ういくつもの裏切りと絶望の果て、明らかになる人々の“想い”が胸に響く、感涙の時代長編。



  • ほどよい、居心地のいい硬さ。
    重秀の廻り道が重い。
    終盤、このままだれも救われず、人生を省みて余生を過ごす話しかと思いきや、そのままでは終わらないところが救われる想い。昔踏んだ轍が22年の時を経て巡ってくるのがなんだかね。
    駆け落ち、の捉え方によってはアリ。な妻の行動だけれど、女敵打ちで浪々の身なってしまう話もないわけじゃなく、そんなうまくいくかいっと安易な発想にはカツをいれるべきなんじゃないだろうか。重秀の行動はなににしろ良かったんじゃないのかね。女どもは思い詰めすぎ。理津の夫が一番損な役回り。

  • 2015年の直木賞作家さんです。
    別に賞につられたわけではないのですが、紹介文を読んでこれは好みかもと思って、文庫化されたこの作品を購入。
    当たりでした。
    身を削るようにして興産の道を進む武士と家僕と篤農家。そしてその婿養子。剣士ではなくとも武家の清冽な生き様を感じさせます。
    少々、女性たちの心情に無理を感じますが、何やらフッと笑を感じさせるエンディングも良く。
    このまま、こうした作品を書き続けていって欲しいものです。

  • この作家の作品は初読みでしたが、良い作品に出会えました。文章のリズムが心地よく、まるで時代劇を見ているような錯覚さえしました。著者の他の作品も読んでみたいですね。とても楽しく読みました。

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かけおちる (文春文庫)の作品紹介

妻はなぜ逃げたのか。最旬作家の傑作時代長編藩の執政として秘策を練る重秀はかつて、男と逃げた妻を斬った。二十年後に明らかになる女心の真相とは。松本清張賞作家の傑作。

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