硫黄島 栗林中将の最期 (文春文庫 か 68-1)

著者 :
  • 文藝春秋
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  • Amazon.co.jp ・本 (254ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784167904142

作品紹介・あらすじ

名将の死の真相を解き明かす、傑作ノンフィクション硫黄島総指揮官栗林の「ノイローゼ→投降→部下による斬殺」説は本当か? 名将の死の真相が遂に明らかに。感動のノンフィクション。

感想・レビュー・書評

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  • 散るぞ悲しきから続けて読んだ。とても興味深く、特にバロン西のくだりが印象に残った。ただ、最後の章の皇后陛下はちょっと色が違うように感じた。

  • 2010年刊の新書版に「文人将軍 市丸利之助小伝」を新たに収録した完全版。

  • 「散るぞ悲しき 」に続く梯久美子さんによる硫黄島関連本。この本で栗原中将について、色々と知ったが、今回は、栗原中将斬殺説や父島人肉事件、バロン西についての話など、6つの章から成っており、とても興味深く読みました。図書館で借りてしまったが、是非購入したいと思う。

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著者プロフィール

ノンフィクション作家。1961(昭和36)年、熊本市生まれ。北海道大学文学部卒業後、編集者を経て文筆業に。2005年のデビュー作『散るぞ悲しき 硫黄島総指揮官・栗林忠道』で大宅壮一ノンフィクション賞を受賞。同書は米、英、仏、伊など世界8か国で翻訳出版されている。著書に『昭和二十年夏、僕は兵士だった』、『狂うひと 「死の棘」の妻・島尾ミホ』(読売文学賞、芸術選奨文部科学大臣賞、講談社ノンフィクション賞受賞)、『原民喜 死と愛と孤独の肖像』、『この父ありて 娘たちの歳月』などがある。

「2023年 『サガレン 樺太/サハリン 境界を旅する』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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