働く男 (文春文庫)

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著者 : 星野源
  • 文藝春秋 (2015年9月2日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (246ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784167904524

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働く男 (文春文庫)の感想・レビュー・書評

  • 音楽家、俳優、文筆家とさまざまな顔を持つ星野源が、
    過剰に働いていた時期の自らの仕事を解説した一冊。

    映画連載エッセイ、自作曲解説、手書きレコード付き歌詞、出演作の裏側ほか、「ものづくり=仕事」への想いをぶちまける。

    文庫化にあたり、書き下ろしのまえがき、ピース又吉直樹との「働く男」同士対談を特別収録。

    **************************************

    この本のはじめから半分ぐらいまでは、映画連載エッセイで、いろんな映画の紹介をしてる。

    驚いたのが、すごいその紹介の説明が面白い。
    紹介文を読んでるだけでも、別ものの小説を読んでいるかのように、自分の話や例えからはじまり、その後に映画の本題につなげてる。

    この書き方が、すごいなと思った。
    しかも、メジャーどころの映画が少なく、どれも新たな発見で、この紹介と同じように自分の感性も楽しめるのか、試したいと思った。

    多才すぎる、星野源。

  • まず表紙の源さんがカッコ良すぎます。で、中身読むとさらにカッコ良いのです。惚れる。

  • 僕が死のうが、僕には関係のないことです。中途半端に仕事するほうがよっぽど嫌です。 ワーカホリックという言葉がありますが、やりたいことを一生懸命やることは、果たして病気なのでしょうか。これを一生やり通せるなら、僕は喜んで病人になる。それが、俺の思う「働く男」です。 一ミリも面白くない。そりゃそうです。才能があないんだもん。 本当は一人で営業していました(笑)。 才能があるからやるのではなく、才能がないからやる、という選択肢があってもいいじゃないか。そう思います。いつか、才能のないものが、面白いものを創り出せたら、そうなったら、才能のない、俺の勝ちだ。 埼玉の片隅で孤独を感じている自分と、遠い場所の誰かがつながっていると感じられた瞬間 ハート・ロッカー プレシャス パリ20区、僕たちのクラス ザ・ロード ペルシャ猫を誰も知らない 首都テヘラン シングルマン クロッシング リミット 純粋だったなあ(遠い目)。 今迄観たどんなオタク描写よりも秀逸 颯爽と現れた希望 『YOYOCHO sexと代々木忠の世界』 英国王のスピーチ 吃音症 アメイジング・グレイス 奴隷貿易 戯れ言 人生に添えるもの ゲンスブールと女たち beautiful フランコ政権 バルセロナ 前立腺癌 余命2カ月 バンクシー イグジット・スルー・ザ・ギフトショップ 復讐捜査線メル・ギブソン ミケランジェロの暗号 今年のマイベストどや カンパニー・マン 2008リーマンショック テイカーズ奪うもの 50/50 偽善なしの純粋な希望を貰える。御涙頂戴ではない本当に勇気付けられる物語だ。因みに僕がこの映画で一番好きなところ、それは降って湧いた様な不幸に叩きのめされ、最悪の人生になっていしまう主人公のアダムが、劇中たったの一度も泣かないことである。 「崩壊」の言葉であるラピュタの「バルス」とだいたい同じポテンシャルを持ってるよね「うんこ」という魔法は。 幸せは奥深く多様である。 手に汗握るクライム・ストーリー クエンティン・タランティーノ キツツキと雨 だがその大変さを見せない「品」 ピナ・バウシュ踊り続けるいのち ダンスで会話キャッチボールをしているような授業コミュニケーション 言葉にできない想い 言葉では伝わらない何か アーティスト 洒落てる 最近露出趣味というか、恥辱プレイに開眼気味なので(涎) 急須 浦和伊勢丹 コンストラスト 共感を得られない謎の病気 痛いのに眠たいわ、眠たいのに痛いわで最終的には「いむい」という新しいジャンルの苦痛と格闘せねばならない。シティボーイズ らき☆すた Wilco 小島秀夫 「真夏の果実」その言葉にできない切なさ 今でもあのときの切なさを、自分の曲を作ることで追い求めています。 チェット・ベイカー あのアンニュイさが欲しい ディアンジェロ Voodoo 自分の人格形成に関わってるんじゃないかってくらいに好きです 小堺一機さんのどSかつ天才的なフリに、関根勤さんがすぐさま本能のままにボケる。そのスピード感と密度の濃さは圧倒的で、毎回爆笑を堪えながら通学していました。人を卑下ひげする笑いの取り方ではなく、誰も傷つけず、でもちょっとどうかと思うほどにくだらなくて、程よく狂ってる笑いの形。スタッフの巻き込み方、内輪ネタの全国展開の仕方、「くだらない」「バカじゃないの」は場合によって最高の褒め言葉になるんだなという事を、この番組から学びました。当時同級生に聴いてる人がいなかったから共有はできなかったけど、いや、だからこそ、あれは、まさに「くだらなさ」の英才教育だったように思います。 細野晴臣 中村一義 すべての人要素が自分の血となり肉となっています。 無理矢理オリエンタリズムを出そうと スラックキーギター 信濃町街 スーダラ節 夢の外へ ポップさと過激ラジカルさの... 続きを読む

  • 星野源の映画評もっと読みたかったなぁ。。
    連載が終わってしまったなんて残念。

  • 単行本で購入していたのだが読む前に文庫が出てしまった。
    あるある。

    一冊目のエッセイが「生活」に基づくものならば
    二冊目のエッセイは「仕事」。

    このひとはもともと根っこにもってる面白い部分にプラスして、病気して、いろんな「余白」を手に入れたひとなんだろうなあと思う。
    いい塩梅。すっぱすぎずしょっぱすぎず、でもときどきクーッって舌に強いときもあって、やみつきになる。

    いろんな媒体を使って活動しているけど、根幹には一本の軸が通ってるから、何足のわらじとか云われても、結局ぜんぶ「星野源」に過ぎない。
    音楽も芝居も文筆も結局、どれもちゃんと味わってる自分がいつのまにかいて、あ、わたしこんだけ星野源にいつのまにか精通していた、と本作読んで思い知りました。

    短編小説「急須」は、あ、このひとモテるひとだ、とわかる。わかりました。

    映画の連載が好きでした。
    こういう話でこういうシーンがね~とガッツリ紹介されるのも好きですが、こういう生活に寄り添った文章ってやっぱり観たくなるものです。
    観たいなとメモした作品名わんさか増えました。
    「シングルマン」と「パリ20区僕たちのクラス」は近々みる。

  • 元々好きだったけれど、星野源という人と作品にさらに興味が湧いた。音楽や演劇や執筆活動、すなわち仕事に真剣に向き合っていることや、求める自分に向かって努力を惜しまないことがわかり、とても好感が持てる。内向的な少年時代のエピソードを読むと、ユニークで愛情あふれるご両親の元で育ったんだなぁと感じさせられた。これまでの音楽作品を振り返る章は、ファンじゃないとちょっと飽きるかも。

  • 星野源の歌詞に「意味」という言葉が度々出てくる。それに意味はないのかもしれないけど、共鳴している一文があったのでメモ。映画と絡めたエッセイ、過去作の振り返りあり、対談あり、物語あり、もりだくさんで楽しめました。

  • 星野源さん、好きになっちゃうよね。野心的で素直で努力家で余裕あって。ただただずるい。

  • 文庫化にあたっての追加部分読んで、
    当たり前だけど人は変わっていくんだなあ。
    と思った。
    1行目の働きたくない、の言葉になんか救われた。

  • 星野源のエッセイ。
    見た映画の話や楽曲、出演した舞台やドラマについて星野源自身の文章で紹介されています。

    働く事への素晴らしさと自分の仕事が好きなんだな〜と言うのが伝わってくるエッセイでした。

    働く事について、もちろん書かれているのですが、それ以上に下ネタの挟み方がすごい!
    こんな風に書けばいいのか!と参考になりました。

  • おもしろかったけど、あまり記憶に残らない

  • 星野源さんが、こんなにもマルチな才能を持つ人だとは知らなかった!
    歌う、演じるぐらいは知っていたが、書くこともしておられたとは!
    「急須」も良かったです。

  • すごく面白い!と言われたけど、星野源のファンじゃ無いと、そんなでもない、かな。

  • 軽く読める。星野源のことがいろいろな角度から見ることができておもしろかった。星野源の音楽をちゃんと聴こうとおもう。

  • 又吉との対談パートは面白い。多動力がこれからの時代重要になるんだろうな

  • お金が発生しない表現は好きじゃない
    休むことにも働くことにも幸せを感じる
    自分の感情を客観的に
    苦手なことも筋トレと同じく新しい筋肉がつく

    観たい映画
    シングルマン
    50/50
    キツツキと雨

  • どこかで連載していた映画の解説、短編小説、好きなもの55個、又吉との対談などを詰め込んだ内容

    いくつか見てみたいと思った映画があった

    ハートロッカー
    キックアス
    YOYOCHU
    アメイジンググレイス
    イグジット スルー ザ ギフトショップ
    キツツキと雨

  • プレシャス
    パリ20区、僕たちのクラス
    ザ ロード
    ペルシャ猫を誰も知らない
    シングルマン
    クロッシング
    リミット
    キック・アス
    YOYOCHU
    アメイジンググレイス
    ゲンスブールと女たち
    ビューティフル
    ミケランジェロの暗号
    カンパニーメン
    テイカーズ
    アニマルキングダム
    キツツキと雨
    ピナバウシュ踊り続けるいのち
    アーティスト

    映画、観てみようと思った。

  • 源さんのインプットの量のすごさの一端が垣間見える。映画が観たくなる本。

  • 人気沸騰中の星野源さんが、クモ膜下で倒れる前に書かれたエッセイです。
    取り敢えず働き続けていた様子、倒れてからは休めるのなら休んでいたいという感情が出てきた事など共感しました。

    星野源さんの独特の感性とユーモアが伝わってきます。
    ちょっと斜に構えた世界観も。
    ただ、独特なので、好みが分かれそう。
    映画についてのエッセイの部分は、冗長な印象も受けました。

  • たぶんみんなが羨むような、星野源の生き方。やりたいことをどこまでもやって、自分の色んなものをさらけ出す。でもそうなるまでには、当然そんな簡単に行く話ではない。
    働くとは何か? 好きなことを仕事にする? 今の自分の境遇にも照らし合わせるとさて……? 星野源がもっと好きになりました。

  • 心配になるくらい猛烈に仕事をしていた時の星野源が書いた2作目。
    相変わらず、人間誰しも考える事、思っても言わない事を平気で言うので、嗚呼、源さんも身近な人間なんだなと思える。

    どんなに辛い現実の中にも笑いやユーモアが隠れている、いい人生かどうかはそれを見つけるかどうか

    この文章に胸を打たれました。
    人生、楽しくいかないと。

    SAKEROCK、映画の情報があるのも嬉しいです。

  • ショートストーリーの、急須 はとても良いなぁと思った。面白くて温かい。

  • 今をときめく星野源の著書。羽生結弦が恋ダンス踊ってる→あらドラマ面白い→あら星野源って面白い、と一周回って星野源の本読むまでやってまいりました。「夢の外へ」って曲までiTunesで買っちゃったりしてね。人の出会いってわからないものね。
    あ話がずれました。「働く男」は星野源のエッセイ。雑誌に投稿されてた映画評論がメインなんで、映画あまり観ない身としてはそこまでものすごく惹かれる内容ではなかったんだけど、所々の視点がいいなあとおもいました。
    人気者が実はオタクで昔はネクラで…っていうのは良くあるパターンだけど、星野源はホントにいい具合にオタクだったんだろうなという絶妙なネタのもってきかたが良かった。オタク時代のことを語るくだりがあるんだけど、そこで出てきたのが絶妙にも「スレイヤーズ」。忘れてたけど私も大好きだったの!わたしもドラグスレイブを鬱屈した女子高生活で何度も唱えてたのー!
    わたしは根性なしで冷めてるから、この見た目でアニオタになる自分を俯瞰して想像したら恐ろしかったのと、仲良くしてくれる友達がいたから引きこもらずに済んだけど誰もアニオタじゃなかったからそれ以上ハマらなかっただけで、富士見ファンタジア文庫ひそかに買ってたし林原めぐみのラジオまじ聴いてたからね。いまでも死ぬ前に聴きたい最後のプレイリストには絶対「Give a reason」をいれるよね。あれ、結構オタクだったかな。でもあれでネット検索とかしてた経験が次のスケオタ人生に生きて、いまや外資系IT企業でバリバリ働くステキ女子だからね、ああ、私のひとつの青春だったなあ…(途中から嘘がいっぱい入りましたごめんなさい)
    星野源よ思い出させてくれてありがとう。

    話がずれすぎたから無理やり働く男に話を戻してみる。
    趣味もいいけど、働いて対価をもらうことが好きだという考え方や、才能がないからやるという選択肢があっていいじゃないか、という考え方はいいなあって思いました。

    また自分語りで申し訳ないけど、改めて考えるといま私がスケオタってのもだいぶキモいのよね。でも、もういいやーって思えてる自分がいる。
    たぶんその理由のひとつは、私が働いてるから。雇用形態にかかわらず、主婦や主夫のお仕事も同じで、対価を得ているって思えることで持てる自信ってあるなあと思うのよ。
    だから私も働く女なんだよ。才能なくてもがんばるぜ。
    そしてスレイヤーズを思い出させてくれただけでも、この本と星野源に感謝したいわ。

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働きすぎのあなたへ。働かなさすぎのあなたへ。音楽家、俳優、文筆家とさまざまな顔を持つ星野源が、過剰に働いていた時期の自らの仕事を解説した一冊。映画連載エッセイ、自作曲解説、手書きコード付き歌詞、出演作の裏側ほか、「ものづくり=仕事」への想いをぶちまける。文庫化にあたり、「働く」ことについて現在の気持ちをつづった書き下ろしのまえがき、芥川賞作家となったピース・又吉直樹との「働く男」同士対談を特別収録。

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