働く男 (文春文庫)

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著者 : 星野源
  • 文藝春秋 (2015年9月2日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (246ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784167904524

働く男 (文春文庫)の感想・レビュー・書評

  • たぶんみんなが羨むような、星野源の生き方。やりたいことをどこまでもやって、自分の色んなものをさらけ出す。でもそうなるまでには、当然そんな簡単に行く話ではない。
    働くとは何か? 好きなことを仕事にする? 今の自分の境遇にも照らし合わせるとさて……? 星野源がもっと好きになりました。

  • 心配になるくらい猛烈に仕事をしていた時の星野源が書いた2作目。
    相変わらず、人間誰しも考える事、思っても言わない事を平気で言うので、嗚呼、源さんも身近な人間なんだなと思える。

    どんなに辛い現実の中にも笑いやユーモアが隠れている、いい人生かどうかはそれを見つけるかどうか

    この文章に胸を打たれました。
    人生、楽しくいかないと。

    SAKEROCK、映画の情報があるのも嬉しいです。

  • ショートストーリーの、急須 はとても良いなぁと思った。面白くて温かい。

  • 今をときめく星野源の著書。羽生結弦が恋ダンス踊ってる→あらドラマ面白い→あら星野源って面白い、と一周回って星野源の本読むまでやってまいりました。「夢の外へ」って曲までiTunesで買っちゃったりしてね。人の出会いってわからないものね。
    あ話がずれました。「働く男」は星野源のエッセイ。雑誌に投稿されてた映画評論がメインなんで、映画あまり観ない身としてはそこまでものすごく惹かれる内容ではなかったんだけど、所々の視点がいいなあとおもいました。
    人気者が実はオタクで昔はネクラで…っていうのは良くあるパターンだけど、星野源はホントにいい具合にオタクだったんだろうなという絶妙なネタのもってきかたが良かった。オタク時代のことを語るくだりがあるんだけど、そこで出てきたのが絶妙にも「スレイヤーズ」。忘れてたけど私も大好きだったの!わたしもドラグスレイブを鬱屈した女子高生活で何度も唱えてたのー!
    わたしは根性なしで冷めてるから、この見た目でアニオタになる自分を俯瞰して想像したら恐ろしかったのと、仲良くしてくれる友達がいたから引きこもらずに済んだけど誰もアニオタじゃなかったからそれ以上ハマらなかっただけで、富士見ファンタジア文庫ひそかに買ってたし林原めぐみのラジオまじ聴いてたからね。いまでも死ぬ前に聴きたい最後のプレイリストには絶対「Give a reason」をいれるよね。あれ、結構オタクだったかな。でもあれでネット検索とかしてた経験が次のスケオタ人生に生きて、いまや外資系IT企業でバリバリ働くステキ女子だからね、ああ、私のひとつの青春だったなあ…(途中から嘘がいっぱい入りましたごめんなさい)
    星野源よ思い出させてくれてありがとう。

    話がずれすぎたから無理やり働く男に話を戻してみる。
    趣味もいいけど、働いて対価をもらうことが好きだという考え方や、才能がないからやるという選択肢があっていいじゃないか、という考え方はいいなあって思いました。

    また自分語りで申し訳ないけど、改めて考えるといま私がスケオタってのもだいぶキモいのよね。でも、もういいやーって思えてる自分がいる。
    たぶんその理由のひとつは、私が働いてるから。雇用形態にかかわらず、主婦や主夫のお仕事も同じで、対価を得ているって思えることで持てる自信ってあるなあと思うのよ。
    だから私も働く女なんだよ。才能なくてもがんばるぜ。
    そしてスレイヤーズを思い出させてくれただけでも、この本と星野源に感謝したいわ。

  • ちょっと期待しすぎた。
    映画の話は面白かったけど

  • なんか色々と刺激された。「歌う男」の所はちょっと読み飛ばしたけど、後で曲を確認しながら読み返したい。普段、仕事のスキル・幅も伸ばしていきたいなーと思うけど趣味も同様だなと思った。割と多趣味なつもりでいたけど、ペラペラだと気付かされた。1日で読み終わった本なんて文庫本で初めてかもしれない。自分の性とタイミングに合う本でした◎

  • カテゴライズについての話は納得できました。観てみたい映画も発見しました。読んでよかった。
    「自分が働くこと」について、もっと考えた方が、きっと面白いだろうなと思いました。
    倒れるまでとは言わないけれど、自分に、自分がやっている仕事に、自分が目指している「もの」に、もっとひたむきになります。

  • 星野源とは,こういうニンゲンなのです。

    星野源には様々な顔がある。しかし,その活動のどれもが彼の仕事であり,こだわりがある。このエッセイでは,彼のこだわり,仕事を楽しんでいる感じがよく伝わってくる。働き続けることをアイデンティティとしていた昔,「働きたくない」と書く今。それは,忙しくたって楽しく働き,休むからこそ仕事に力を注げるということを知ったから。みんなが働くことについて,そういう風にできればいいのに。

  • ダヴィンチで連載している「いのちの車窓から」も読んでいたので、本当に仕事への姿勢が違うな、と驚いた。若い、というのもあるけれど、とがっている。意外に熱い男でもある。先輩に「星野源って本業はミュージシャンでしょ。福山雅治といっしょだよね」と言われ、なんか違う…と思ったのを思い出す。

  • 星野さんの映画感想と、又吉直樹さんとの対談がとてもよかったです。ほんとこの人どこまでもかっこいいわー。

  • 一気に読んでしまうというのでは無く、思い立ったときにちょこちょこと読んだ感じ。映画の『キツツキと雨』最近偶然に観て、エンドロールの曲を聴きながらあれ?星野源だ…と気付いたばかりでした。わりと面白かった。

  • 正直な人だと思う。
    文章も芝居も才能がないと言われたけど、
    好きだからやる。
    この感覚にはとても共感する。
    酒はもともと弱いし賭け事も嫌いだけど女には行く…なんてサラリと言ってのけるところなんかもやっぱり正直だと思う。
    しかし、男子更衣室での会話を盗み聞きしてしまったような居心地の悪さがある。

  • 2017/03/11
    笑えるシモネタ

  • 音楽家、俳優、文筆家として活躍する星野源の解説本。映画評論、又吉直樹さんとの対談や、サケロック時代からこの本を出すまでに出した曲達の解説などと、バラエティ富んだ内容になっている。

    読む前はあっさりと読めるもんだと、何となく思っていたけど、案外刺さるというか、こういう考え方あるのかと思わされるところもあり、色々と参考になるし、やっぱりこの人ただの変態じゃないと、再確認出来る

    星野源って(良くも悪くも)、普通の人っぽさ的な、そんな印象の中に変態の要素が含まれていて、そういうところが魅力的なんだろうなと思ってたんだけど、影ではやっぱり、死ぬ程仕事、努力、または苦悩していたんだなぁと読んで思ったし、逆に、復帰後には、仕事を死ぬ程楽しんでやるぜ 笑 って
    考えになった印象受けて、何か星野源らしいというか、人気者の由縁が少し分かった気がする

    仕事で悩んでいる人達や、視野を少し広げてみたいって人達にはお勧め

    書くことと同様、高校生のときから「星野くんに役者の才能はないよ」と言われ続けてきました。でもやるんです。好きだから。199p

  • 働く男が働きすぎて倒れるまでの記録。
    今を時めく星野源が、スターダムへ上がるプロローグ。

    この人の事を知ったのは「フィルム」というシングル曲だったけど、その前から随分多彩な活躍をしていたらしい。無知でござった。

    個人的には星野源は大好きだ。エリートでもない、イケメンでもない(近年の塩顔ブームにうまく乗っかれたが)。子供の頃の根暗を克服し、音楽に役者に奮闘する。

    そんな等身大感がとてもいい。
    そんな等身大な働く男の、徒然草。

  • 発売当時(2015年)は店頭で気になったけど買わなかったのに、今になって即買いした本です(笑)

    映画コラムがメインでページ割いてるんだけど、文章が面白いから、その映画に興味なくてもすいすい読める。
    こんな文才欲しかった…!
    源さんやSAKEROCKの音楽を聞いてみたいなと思った。

  • 本という形にこだわらず、内容もごちゃごちゃしてるけど面白かった!

  • 紅白での一曲しか知らなかったので、ほんとによく「働いて」いたんだなぁ、とこの本を読んで知りました。
    大病だったのに、無事に仕事ができて、よかったですね。
    新しいいのちを、楽曲に込めてほしいなぁ、と感じます。

  • 自分にとって2冊目の星野源。相変わらず文章がスルスル入って来るので読みやすい

  • これはファンにはたまらないだろうな。
    でもこれがたまらない!と思えるほど星野源を知らなかった。普通のエッセイかと思ったので読み始めたらちょっと違う。
    エッセイが好き。

  • 「好きなものは好きと 言える気持ち抱きしめてたい」

    と、マッキーは歌ってたけれど、これがなんとも難しい。好きだと思っていることも、実は「これを好きと言ったほうが、まわりからよく思われそうだな」という、他人本意の動機からきていたりする。

    たとえば、周りがみんなトイプードル好きだからわたしもトイプードルが好きだ、というのも、いやいや周りがトイプードル好きだからこそわたしは柴犬を選ぶのよ、というのも、他人しだいで考えているから、ほんとうの意味で好きなものを好きと言えてることにはならないんだと思う。

    ほんとうに自分が心から好きなものごとを「好き」と言うには、周りにながされず、自分に正直でいることが必要で、これがなかなか難しいのだ。

    この本は、音楽、文章、演劇と多岐にわたる星野源さんの仕事を自ら振り返るエッセイ。どの分野でも貫かれている「おれ、これが好き!ほかの人がどうだろうとこれな好き!」という、すごくピュアな感情が溢れていて気持ちいい。

    とくに、エッチなことが好き!とこれだけおおっぴらに言えて嫌味じゃないのは、福山雅治か星野源くらいじゃないでしょうか。ほんとは男なんて99%、エッチなことが好きなのにね。

    日本には(と一般化するのは雑すぎるかもしれないけど)好きなものを好きと言いづらい空気感があるのかもしれない。そうじゃなかったら、マッキーもあえて歌にすることもなかったはずだ。だからこそ、好きなことを好きと言える星野源さんは、素敵に輝いて映る。

  • 著者の星野源さんは俳優と言うイメージがあったが、ミュージシャンでもあるし、エッセイストでもあるというマルチな活躍をしている人とは知らなかった。

    これはどこかの雑誌で連載している映画(DVD?)のレビューがメインだがそれ以外にも、エッセイや対談などが載っている。

    浦和の伊勢丹が出てきたりして、あんなことろに行くんだ。と元浦和市民として新鮮に驚いた。

  • 「そして生活はつづく」に続き、星野さん二冊目の本。
    1冊目よりも、企画的章だてになっていて
    なかでも雑誌ポパイに連載されていた
    「ひざの上の映画館」という
    映画レビューコラム(エッセイに近い)が半分ほどを占めている。
    映画が好きなので何作か「見てみたい!」と思うコラムもあり、
    私の好きな「英国王のスピーチ」のコラム記事があって
    思わず(そう!そうなんですよ!)と首をぶんぶん縦に振りながら読んだ。
    また「急須」という星野さん作のショートストーリーや、ギターコードがゆるーく書かれているページ、音楽活動の振り返り、又吉直樹氏との対談、などなど盛りだくさん。
    「そして生活はつづく」の時の爆笑、とまでは行かなかったけれどやっぱり笑ってしまうし、
    星野さんが書く文章は星野さんの声で再生されてしまうから不思議。
    本当に話しているように書かれている。
    ような気がする。
    モニカ病コラムが一番好きです。
    (ぴったんこカンカンでも見たので笑)

  • 「働く男」 星野源
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    音楽家、俳優、文筆家とさまざまな顔を持つ星野源が、過剰に働いていた時期の自らの仕事を解説した一冊。映画連載エッセイ、自作曲解説、手書きコード付き歌詞、出演作の裏側ほか、「ものづくり=仕事」への想いをぶちまける。文庫化にあたり、書き下ろしのまえがき、ピース又吉直樹との「働く男」同士対談を特別収録。
    「BOOK」データベースより
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    星野源の本です(^∇^)
    相変わらずいい人感満載だ〜。

    この本はなんか色々ごちゃっと混ぜちゃったような本でして(笑)。
    雑誌ポパイで連載してた映画について語るエッセイ的なものがあったり、
    過去に書いた短編小説が載ってたり、
    自分が出した曲について語ってたり、
    出演した映画や舞台についての年表みたいなのがあったり、
    対談してたり。
    そんな感じの本です。

    本人っぽさが一番でてるのは、映画評と又吉さんとの対談かな〜。

    又吉さんの「第2図書係補佐」(本の感想を集めたような本)と似てて、作品についてゴリゴリ説明する感じではないのよね。(半分か1/3くらいは作品についても説明してるけど。)
    作品の根っこの雰囲気を切り取って別の要素をもってきて伝えてる感じ。
    でもちゃんと雰囲気わかるし、下手に作品を評論するより観たいかも、と思わせられる。
    映画、特に洋画なんてほぼみないけど、人にうまいこと勧められちゃうと観たくなりますね。

    興味深いなーと思ったのは、この本の執筆前後の星野源の心境の変化。

    星野源はこの「働く男」を執筆して書き上げた直後にクモ膜下出血で倒れたそうです。
    本にも書かれてますが倒れるまでは「死ぬまで働いていたい」と思っていた人なんだって。
    この本のタイトルもそういう思いで「働く男」とつけたんだそうです。

    でも、本を書いた直後に倒れて、それこそホントに死ぬかもしれない事態を経験したら、「働く」に対する思いも変わったんだそうです。
    文庫のまえがきとあとがきにそういうことが書かれてました。

    死ぬ思いなんてしたくないけど、こないだ読んだ「サードメトリック」の著書も過労で怪我してから働き方や生き方について別の考えを持てるようになったんですよね。。
    死にそうになって開眼する何かがあるのか、
    逆に、死にそうにならないと根っこから考え方を変えるってことは難しいのかもしれない。人って頑固ね。。。


    星野源、とってもいい人そうな人柄が本を読んでても伝わってくるんだけど、女の子大好きでもあります。
    気になるのはこの「いい人」と「女の子好き」は果たして両立するのだろうかという点。。。
    この本では「俺はモテないし、モテる才能がない」とか言ってますけど、逃げ恥ブームで、いまやかなりの時の人ですよ!星野源に抱かれたい女子達がワサッといるわけです。
    例えば今、仮に、一般人の彼女とかがいたとして、数多の女子たちが「源さん、源さん」と寄ってきたとき、「いやーオレ彼女いるんでゴメンね」と言ってちゃんと断る誠実さをもてるものなのだろうか。。
    二股とかかけちゃうのだろうか。。。

    人にはいろんな角度から見た「誠実」さがあって、「仕事は誠実だけどオンナには不誠実」とか「会社では誠実だけど家族には不誠実」とか実際あるんだと思うんですよね。
    で、注目される人って全方位で必要以上の誠実さを求められると思うんだけど、メディアや本の中から伝わってくるいい人さを、そういう女性関係方面でもちゃんと発揮できるものなのかしら。
    もうただのファンの気持ちですけど、やっぱそこは誠実であってほしいわ〜〜。そんな場面でも誠実な対応できたりするなら、もう彼のいい人感はホンモノだわ〜〜。

    ワタクシ的名言
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