犬心 (文春文庫)

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著者 : 伊藤比呂美
  • 文藝春秋 (2016年2月10日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (251ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784167905569

犬心 (文春文庫)の感想・レビュー・書評

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  • 2017/10/13読了
    「犬心」
    〜急いで書かないと、タケのいのちに置いてけぼりにされてしまうような気がしている。
    .

    伊藤さんの全ての作品を読んでいるわけではないけれど、この人の綴る文章がとても好き。
    笑ってしまったり ほろほろ涙がこぼれたり。う○この話が多いけど 老いるということはそういうことかと思ったり。良い本でした。
    .

  • ちょっといまいちかなあ・・

  • カリフォルニアでのジャーマンシェパードの老犬タケと、熊本での実父の介護、看取りを同時期に抱えながら送る日常生活を淡々と描いているエッセイ。特にタケの亡き骸を前にしての作者の言葉、「行ってしまった、というのが感想だ。亡き骸とはよく言った、ここにあるのはからっぽになったカラである。タケはさっきまでここにいたのだが、今はもういない。じゃあ、そこにいたのはなんだったのだろうと私は考えている。」に、愛犬や両親の亡き骸を思い出し私は涙が溢れた。

  • 伊藤さんの、犬を犬として見ている感覚が素敵。
    伊藤さんの著作を読むのが初めてで淡々とした文章に戸惑ったけれど、慣れてくると犬と家族に対する愛情をしっかり感じられるようになり心地良かった。ユーモアを感じられる部分がたくさんあり、ただ悲しいだけで終わりじゃないのも良い。
    うちの犬はルイと同じで犬心が少し欠けているような気がする…。でも、何より、誰より、可愛い!

  • 実父と愛犬が年老いて看取られるまでを著者がそれぞれの思いを重ね合わせエッセイ風に仕上げられた作品。犬の寿命は本当に短い。ご飯をあげ、散歩に行き、糞尿の始末をし、怒って撫でて躾をし、ギュッと抱きしめ臭いと温もりを感じ、そういう事をすればする程幸せを感じる。愛情を持って接すれば必ず愛で答えてくれる犬。犬は我々の心の中が分かっているのだ。昨年、愛犬の一匹(トイプー)も老いて生を全うして旅立った。ほんのひと握りの骨だけになった時の喪失感は今でも残っている。それでも命と向き合うのは大事な事だ。だからこそ一生懸命愛すのだ。

  • 大急ぎで年をとってしまう犬や猫。
    飼うこと=看取ること覚悟しているが、やはりその時は辛い。あの子が死んでからもうすぐ一年になる。

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犬心 (文春文庫)の作品紹介

これは、いのちのものがたり十四年間ともに暮らしたジャーマン・シェパード、タケとの最後の日々。重なるのは日米間で遠距離介護をしていた父の姿だった――。

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