羽生善治 闘う頭脳 (文春文庫)

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著者 : 羽生善治
  • 文藝春秋 (2016年3月10日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (383ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784167905835

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羽生善治 闘う頭脳 (文春文庫)の感想・レビュー・書評

  • 対談集をビジネス書仕立てにした感じ。対談相手が 羽生氏を尊敬しすぎると 話が膨らまない傾向あり。小川洋子氏、沢木耕太郎氏は 話の引き出し方が上手い

    コンピューターとの戦い方、勝負論について 役に立った
    *コンピューターは選択肢の優先順位を考えず、全ての選択肢から最善を選ぶ

    *人間は ムダな選択肢を省いてから最善を選ぶ→ムダな選択肢を外す能力(大局観)は 経験により身につく

    *言語化できないことは 数値化もできない

    「勝負において 新たな選択肢を得るより〜判断を断ち切る〜見切りの方が大事」

  • 色々な方との対談が盛り込まれた書。

    羽生さんがこれだけの結果を出せている理由はわからないが、勝負というよりも淡々と将棋を追及している姿勢に、別世界を歩んでいるように感じた。
    色々な対談から羽生さんの人となりが感じられる。

  • 棋士・羽生善治氏が語る「自分にとっての将棋」。
    過去の対談やインタビューをまとめたようなもの。


    プロ棋士なので、「勝つ・負ける」の世界に生きている人ではあるのだが、それはむしろ結果的にそうなっているだけで、本当は純粋に「将棋にはどれだけの形があり、どれだけの世界が広がっているのかを知りたい」ということが根底にあるだけなんじゃないかと思った。

  • 羽生さんへのインタビューや解説記事(たまに自身のコラム)が時系列順に並んでいて、羽生さん自身の考え方の変化が非常に興味深い。解説者も後から見返すとかなり頓珍漢なことを言っていたりと、時代性も見える。ひらめきと直感に分ける考え方は非常に参考になる。麻雀のような運の要素の強いゲームの方が実力差が表れるという発想はしたことがなかった。

  • 基本的には過去の記事を寄せ集めたものとなっており、それも他分野の著名人との対談だったり七冠達成時のインタビューだったりで現在進行形で将棋界を追っている自分にとってはさほど興味がわかなかった。

  • めっっちゃ面白い。面白すぎて、あかん!読み終わるのがもったいない!!!とまた戻り読んでる途中。将棋そんなわからんからこそ面白い。わたしがずっと思ってたけど、言葉にできなかったことが、さらさらといとも簡単に文章になっていて、もう本当凄い。凄いとしかいえない自分の語彙力のなさが悲しい。

  • 羽生自身のエッセイや対談集のまとめ的なもので、羽生さんの本を読んでいる人にとっては、それほどの目新しさは無いかもしれない。
    対談では、相手の質問や個性に応じて、ブレないながらも自在の対応をする様に、将棋でのオールラウンダーと言われる顔が垣間見られるよう。第一人者として君臨し続ける期間が長くなるほどに、その姿勢や思考法は今後も更に関心を集めていく筈で、本書はその一区切りの一冊に過ぎないだろう。

  • 最近将棋にはまっていたので、本屋さんで表紙を見て迷わず購入。
    将棋のことだけでなく、日常生活についても書かれているので、棋士という人間について深く知れてとても参考になった。

  • 奥様との話が新鮮。

  •  同級生である将棋指しの話。思考の話や、対局前、中の心境の話が面白い。将棋そのものには今まで興味はなかったが、近年のコンピュータ将棋、電王戦で棋士が負けた、等のニュースで耳には残っていた。羽生氏の華麗なる歴史もほとんど知らず、その意味でも新鮮だった。
     インタビューの内容や分析記事には正直、似たようなことばかり質問して、と辟易するが、その何100回とされる質問に、氏がちゃんと答えてるところが見事。もう少し取材者は工夫を頂きたいところ。天才たる所以など、どうでも良い。

  • 対談の中で羽生さんと電王戦の話があり、それは神対人の対戦ではなく、人が作った、埋め込んだプログラミングを棋士が解き明かす作業というようなことを言ってて、人間対コンピュータの図式=人対全知全能なものという対立軸から解放された気がした。

  • 氏による、あるいは氏をめぐる本は多く出版されていますが、本書はインタビューが豊富で、インタビュアーが多彩であるのが特徴の一つです。氏の代表作ともいえる『大局観』や『直感力』のように、一つの大きなテーマのもとに編まれていないことも特徴といえば特徴でしょうか。

  • 人間のような人間でないような感じを受けます。天才とはこういう人なんでしょう。

  • 羽生さんのインタビュー、対談などが収録されていて、色々な面から羽生さんを知れる。

    羽生さんの前の世代の、人生経験が将棋の強さに影響するという考え方と、羽生さんからの、将棋は理論で割りきれるゲームだとする考え方の話が面白かった。
    大山康晴先生が盤外作戦なども駆使するのに対し、二次会には行かないと言ったら頑なに行かない羽生さん。

    また色々な本で見るけれど、インターネットの登場により、新しい手も一回しか使えない情報戦になったという話。本当に棋譜を知ってるか知らないかで勝敗が決することもあるそう。でもそれだけの膨大な棋譜があるのに、絶えず新しい手も生まれるというのは驚き。将棋がもっと海外でも指されるようになれば、さらに考えもつかなかった定石が生まれるだろうという話もすごく気になる。

  • 【ビジネスに役立つ発想のヒントが満載】棋士生活30年、常にトップを走り続ける天才。その卓越した思考力、持続力はどこから湧き出るのか。自身の言葉で明らかにする。

  • イチロー選手が修行僧の様相を呈しているのに対して,羽生先生は哲学者の様相を呈している.それでありながら,自分を見失わないのは自らの人間性により集まった周りの人間の御蔭で,世界と自分との境界が認識できているからのようにも思える.

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羽生善治 闘う頭脳 (文春文庫)の作品紹介

ビジネスに役立つ発想のヒントが満載棋士生活30年、常にトップを走り続ける天才。その卓越した思考力、持続力はどこから湧き出るのか。自身の言葉で明らかにする。

羽生善治 闘う頭脳 (文春文庫)はこんな本です

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