それでもわたしは山に登る (文春文庫)

  • 52人登録
  • 4.19評価
    • (8)
    • (9)
    • (4)
    • (0)
    • (0)
  • 9レビュー
著者 : 田部井淳子
  • 文藝春秋 (2016年4月8日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (228ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784167905996

それでもわたしは山に登る (文春文庫)の感想・レビュー・書評

並び替え:

表示形式:

表示件数:

  • 【いちぶん】
    皆の一歩は四、五〇センチしかないかもしれないが、その一歩、一歩を続けることで頂上に立てる。

  • 田部井さんの前向きさに脱帽しました。闘病中の人、特に抗がん剤治療中の方には非常にオススメです。余命3ヶ月と宣告されても、とにかくいかに楽しく生きるかを大事にされています。見習いたいなと思いました。そして山への情熱を非常に感じさせられました。

  • 厳しい環境下で身体機能が落ちてきたときは、判断力も鈍る。そのとき、集団で討議することは間違えやすい。

    必ず朝は来る。辛い時、そこから抜け出せるために嘘の自白をする可能性がある。

    疲労の極みでは、正しい判断ができなくなり人の意見に惑わわされやすくなる。疲労したとき、下山時のルートには神経質になる。

    山に近道はない。

    大判のスカーフ、ショール、マフラーがあると便利。

    寝る前に、手で頭をもみほぐすとすっきりする。耳のマッサージをする。
    のどが渇いたら両手をほっぺたにあてて1分間じっとしていると唾液が出てくる。

    情は判断を鈍らせる。隊長ならば決断をしたらそれを曲げない。

  • 「不可能は自分が作り出したもの、心にあった壁が崩れた…」一度だけお会いしたことがある。お話をして、その時も立派なおばちゃんだと思った。この本を読んであらためてすごい人だと思った。前に進む力。気持ちの持ち方。もっと長生きして日本を元気づけて欲しかった。お亡くなりになられたことが残念でならない。三春の滝桜もあと2週間もすると見頃になるでしょう。

  • 916

  • 田部井さんのがんが発覚してからの記録。
    ガンで弱まりゆく身体を自覚しながら、それでも山に登り続けた彼女の強さを知る。
    田部井さんと生前にお会いしてお話をできなかったことは、自分の人生の一番の後悔の一つになるかもしれない。

  • 世界初の女性エベレスト登頂を成し遂げた登山家が綴るエッセイ。
    2章に分かれていて、第1章は「山から学んだこと」として山登りのエピソードを、第2章は「それでもわたしは山に登る」としてがんに罹患され、それを克服されるまでのエピソードでした。

    個人的に山登りはそこまで経験はないのですが(最高峰は燧ケ岳か。小学5年頃です)、集団で行っていようが心理的には孤独なところがあって、肉体的にもだいぶ根性が試されるモノで、これをこなす人っていうのは相当自分と向き合ってて、誇りがあって、色々話を聞いたら面白いだろうなぁ、という先入観?めいた感覚があります。
    第1章はまさにそれを裏付けてくれるもので、ゾッとする話や集団をうまく統率した話、山の神秘まで、なんだか憧れを抱くようなものでした。
    第2章はがんの診断を受け、それでもメゲずに色々な活動をして、ハードなスケジュールの中で手術を受け、快癒後に海外の山に登るというもの。

    何が人生を楽しくするかについて、若輩者の自分に語れることはあまりないものの、この本から学べることは、入れ込める、大好きな何かを持つこと。
    あとは、旦那さんと一緒に山に登っているシーンも特に後半に多く出てきますが、共通の喜び・趣味を持つ伴侶と出会うことは大事なんだろうなと思いました。
    負けずに、積極的に楽しんでいきたいものです。

  • 2016/4/17 アミーゴ書店HAT神戸店にて購入。
    2017/9/25〜9/27

    今年、残念ながら逝去された田部井淳子さんのエッセイ。2013年の出版であるが、既にガンと闘っておられる様子が綴られている。しかし、とにかく前向きな人であったことが良くうかがわれる。震災後に力を入れておられた被災地の高校生の富士登山もそういう裏側があったんだなぁ。次回、登山の際には、田部井さんのように山に感謝して登ることにしよう。

  • 【がんになんて負けられない! 勇気と希望をくれる一冊】女性世界初のエベレスト登頂から40年。乳がんで余命宣告を受けながら今日も山に挑戦する。人生を前向きに歩きつづける感動の記録!

全9件中 1 - 9件を表示

田部井淳子の作品

それでもわたしは山に登る (文春文庫)を本棚に登録しているひと

それでもわたしは山に登る (文春文庫)を本棚に「いま読んでる」で登録しているひと

それでもわたしは山に登る (文春文庫)を本棚に「読み終わった」で登録しているひと

それでもわたしは山に登る (文春文庫)を本棚に「積読」で登録しているひと

それでもわたしは山に登る (文春文庫)の作品紹介

がんになんて負けられない! 勇気と希望をくれる一冊――2012年春、突然のがん告知。抗がん剤治療後、手術。そして点滴の合間に副作用でしびれる足で山に登り、講演や執筆をこなした。生きているかぎり前進あるのみ!世界初の女性エベレスト登頂から40年を迎えた登山家が、つぶさに振り返る「山とともに歩んだ人生」。文庫化にあたり、病気後の日々を綴った書き下ろし原稿を特別収録。

それでもわたしは山に登る (文春文庫)のKindle版

それでもわたしは山に登る (文春文庫)の単行本

ツイートする