燦 7 天の刃 (文春文庫 あ 43-17)

  • 文藝春秋
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  • Amazon.co.jp ・本 (174ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784167906108

感想・レビュー・書評

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  •  シリーズ第7弾。舞台は再び田鶴藩へ。
     長年田鶴にはびこった膿を一掃し、藩政を立て直すべく新たな藩主となった圭寿。一見目立たない素朴な人柄ながら、稀代の名君になるかもしれないと思わせる素質を有する。そして、それに従う形で田鶴に舞い戻った伊月と燦。それはある意味、長年藩政の重鎮にいた伊月の父、伊左衛門との対峙も意味する。そんな最中、燦そして圭寿が何者かに狙われる。
     本巻は今までの巻に比べると比較的流れは穏やかな印象を受ける。嵐の前の静けさといった感じか。ラストで圭寿が狙われる場面から一気に展開が早くなるが、それまでは直接的な行動というよりは、その裏に隠れた思惑が描かれている。

  • #読了 いいところで終わってしまった!続きがものすごく読みたい。
    メイン3人の今後はもちろん、女性たちもどう落ち着くのか、楽しみです。

  • 6巻を読んでから3年も経っていた。
    内容が…よく覚えていない…でも読んでいくうちになんとなく思い出してきた。
    圭寿と伊月が頼もしい。成長したなあ。
    篠音がかわいそうで…なんとかまた燦と会えるといいな。
    あと一巻で終わりなのか。どんな結末が待っているんだろう。

  • 一気読み。
    おようとお吉の話の続きが気になる。
    のと、終わり方!!8巻すぐ読まなきゃ。

  • 静門院がこんな形でお吉を使うとは…

  • いつも堂々としてる燦の弱いところが見えた。
    ほんとに、しのめが大事なんだなーと。

  • 読み続け

  • 田鶴に戻った若者達。老練な家臣を相手に政を行えるのか。
    しかしそこで終わるか!
    圭寿は、燦は無事なのか。続きがすごく気になります。

  • 面白かった。めっちゃ気になるところで終わってる。早く続きが読みたい。

著者プロフィール

岡山県生まれ。1997年、『バッテリー』(教育画劇)で第35回野間児童文芸賞、2005年、『バッテリー』全6巻で第54回小学館児童出版文化賞を受賞。著書に『テレパシー少女「蘭」事件ノート』シリーズ、『THE MANZAI』シリーズ、『白兎』シリーズなど多数。児童小説から時代劇まで意欲的な執筆活動で、幅広いファンを持つ。

「2013年 『NO.6〔ナンバーシックス〕(8)特装版』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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