甘いもんでもおひとつ 藍千堂菓子噺 (文春文庫)

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著者 : 田牧大和
  • 文藝春秋 (2016年5月10日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (310ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784167906146

甘いもんでもおひとつ 藍千堂菓子噺 (文春文庫)の感想・レビュー・書評

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  • 出てくる和菓子がどれも美味しそうで、イメージが膨らみます。しかし晴太郎よ、優しいのは良いが優柔不断が過ぎないか。君が言えないことを全部弟に言わせて幸次郎はますます憎まれ役になってしまうよ。これでは兄と弟が逆ではないか。 ああ、味噌餡が食べたい。

  • 両親亡き後、叔父に実家である菓子司「百瀬屋」を追われた晴太郎と幸次郎。兄弟は、かつて父の許で修行していた職人・茂市と共に菓子屋「藍千堂」を開いた。
    優しく職人肌の晴太郎と、しっかり者で商才に長けた幸次郎は、亡き父の教えを守りながら、叔父の嫌がらせにも負けず、知恵と工夫を凝らした季節菓子で店を切り盛りする日々。
    兄弟を追い出した叔父の真意とは…

    四文の柏餅(柏餅2種)
    氷柱姫(白大角豆の巾飩)
    弥生のかの女(桜の上菓子9種と有平糖)
    父の名と祝い菓子(青柚子の葛切)
    迷子騒動(柿入りういろう餅)
    百代桜(創作菓子・百代桜)

    突然の叔父の変貌・兄弟追放の謎
    従妹・お糸の恋心と総領娘の立場
    幸次郎の想い人再び
    の大きな騒動にお菓子に関わって知り合った人々と、季節にちなんだお菓子のお話。

    曾祖父はどんな大恩を受けたの?家業廃業してまでって…凄い献身ぶりだよ!
    叔父さんも兄への憧れ尊敬が大きかったからこその反動なのね…でも、その息子たちへの仕打ちは拗らせすぎじゃないか?
    簡単に和解とならずに、商売敵の立場に収まったのが良いよね-
    季節が一回りして、ひとまず落着。
    切りのよいところで終わってるけど、続きもあるのね。
    いつか読みたい-

    本当に和菓子、特に餡ものが食べたくなる-
    作中に出てくるような、季節を感じる、ちょっとひと手間ひと工夫された見た目も素敵な甘いもん(求める基準が凄い高いな!)が食べたいよ-

  • 作中に出てくるお菓子の実物が見たいと思っちゃうくらい和菓子が魅力的です。百代桜の描写がとても気になる……絶対においしいと思う……。
    御兄弟の名前の特徴がつかめずどっちがどっちかわからなくありましたが、一旦飲み込むとそれぞれのキャラがつかめて楽しかったです。
    しっかり者の弟が気弱なお兄ちゃんを多少はイライラしながら影で支えているのかと思いきや、兄を尊敬している描写があって、お兄さんも弟を大事に思っていていい兄弟だと感じました。

  • 両親亡き後、叔父が継いだ実家の和菓子屋を追い出された兄弟が、別のところに和菓子屋を構え、実家と対立しながら菓子の腕を磨き、成長して行く話。
    短編連作。
    和菓子が食べたくなる。

  • お江戸の和菓子屋兄弟奮闘記。
    兄弟のバランスが良い。
    最近、時代物もOKになってきた。

  • かわいいお話でした。綺麗に作られた和菓子を食べたくなりました。性格の違う兄弟の会話がとても面白く、ときどき絡んでくる従妹との間もどうなることやら? 続きも読みたくなりました。

  • 和菓子屋を営む兄弟が知恵と工夫をこらして、季節に合わせた菓子を作る。
    各話に登場する人たちの関係、兄弟や兄弟を支える人たちと敵役の叔父との関係が、季節と菓子をからませて描かれる。

    次巻ではもっと人物造形が深まるだろう。期待する。

  • 和菓子屋を営む兄弟の物語。
    もちろん和菓子も多数出てはきますが、人間模様がメインの内容で、菓子は添え物といった風。
    人間関係がきちんと描かれているので、読み応えがあって楽しかったです。

  • 【菓子職人の兄と番頭の弟。上菓子屋兄弟の繁盛記】菓子職人の兄と商才に長けた弟が、知恵と工夫で和菓子屋を切り盛りする繁盛記。色鮮やかな和菓子を通じて、江戸の四季と人情を描く。

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甘いもんでもおひとつ 藍千堂菓子噺 (文春文庫)の作品紹介

菓子職人の兄と番頭の弟。上菓子屋兄弟の繁盛記菓子職人の兄と商才に長けた弟が、知恵と工夫で和菓子屋を切り盛りする繁盛記。色鮮やかな和菓子を通じて、江戸の四季と人情を描く。

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