山行記 (文春文庫)

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著者 : 南木佳士
  • 文藝春秋 (2016年5月10日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (232ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784167906214

山行記 (文春文庫)の感想・レビュー・書評

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  • 好きな山が題材なのでがっちり心にはまるかと言うとそうとは限らない。相性が良くないのだろうな。

  • 芥川賞作家・南木佳士さんの山行記。
    うつ病から逃れるために50歳を過ぎて山歩きを始めた南木さんが北アルプスや南アルプスに登った記録ですが、もちろん本格的な登山ではありません。青色吐息で稜線をよじ登る姿が浮かびます。
    私も若い頃、山に登っていました。もっとも、中四国の丸みたっぷりの山頂がほとんどでしたが。それでも一度は南アに行ったことがあり、この本を読みながら北岳の雄大な姿や青空に映える3000m級の峨々たる稜線を懐かしく思い出してしまいました。
    マニアックな部類に入る南木さんの、マニアックな領域である山行記ですから読者は限られると思いますが、ハマる人はハマる作品だと思います。

  • 内科の勤務医であり、芥川賞受賞作家が描いた山の紀行文集。

    山の面白さも描かれているのだが、それを手放しに楽しむことは出来ず、山の紀行文というよりも、著者自身が心の在処を探し続ける旅を綴っているように思えた。というのも、著者が芥川賞受賞後から鬱病に苦しみながらも、勤務医と作家の二足のわらじを履き続け、50歳にして山歩きという拠り所を見付けたかのように読み取れるのだ。

    『ためらいの笠ヶ岳から槍ヶ岳』『何度でも浅間山』『つれられて白峰三山』『山を下りてから』の4編に『あとがき』と『文庫版あとがき』『作品関連地略図』を収録。解説は市毛良枝。

  • 2016/5/19 メトロ書店御影クラッセ店にて購入。

  • 芥川賞を受賞した作者が、その翌年からうつ病に苦しまられ、山を歩くことによって、うつ病と付き合っていくその山行を記したエッセイ集というか、短文集。はしはしにうつ病のことは書かれているが、登山というスポーツや趣味で発散していこうとする試みが記されている。楽しいだけの山登り文ではないけれど、きっと「山登りやさん的に」楽しんでいるんだろう、そんな感じがする。

  • 【「山と渓谷」で共感を得た、芥川賞作家の山紀行】芥川賞受賞の翌年に心身を病んだ作家兼医師が、五十歳で山登りを始めた。浅間山から南北アルプスの高みまで、作家が山で考えたこと。

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山行記 (文春文庫)はこんな本です

山行記 (文春文庫)の作品紹介

「山と渓谷」で共感を得た、芥川賞作家の山紀行芥川賞受賞の翌年に心身を病んだ作家兼医師が、五十歳で山登りを始めた。浅間山から南北アルプスの高みまで、作家が山で考えたこと。

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