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死神の浮力 (文春文庫)

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著者 : 伊坂幸太郎
  • 文藝春秋 (2016年7月8日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (538ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784167906474

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伊坂 幸太郎
伊坂 幸太郎
伊坂 幸太郎
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死神の浮力 (文春文庫)の感想・レビュー・書評

  • This story is about death and a couple who swore vengeance of their daughter. Story contains many jokes, complete reversals. So it never make me get bored. But, there are many discussions and chats about "life and death" in this story. It suddenly makes me think about "life and death".(ハイドンさん)

  • このミス2014年版5位。前作も読んだ記憶があるんだけど、前作の設定やストーリーが全然思い出せないままこの本を読み進めた。なんとなく死神さんはこんな人が出てたかなって感じ。で、この本なんですが、展開が読めずに先が気になって結構さくさく読める。死神のキャラが楽しくってユーモア感覚が楽しい。ストーリー構成もこの人の小説はいつも良くできてるなあって思うのだけど、どうも思想的な部分で共感しにくくって。時々、主張に力はいりすぎてるとこがあって興ざめしてしまう。今回は、父親の死にまつわるやりとりがどうも面白くなかった。

  • 死神の千葉さん、面白い。
    後味もスッキリしててよかった。

  • 「復讐」の物語。暗いテーマで子供が亡くなる話は辛いのですが読み終えました。意外な伏線が回収されるのが良かったです。

  • 短篇集だった「死神の精度」の続編。今回は長篇だ。幼い娘を殺したサイコパスが無罪判決となった夫婦の様子から始まり、死神シリーズのテーマでもある死についての作品。娘を持つ親としてはつらいシチュエーションだが、暗く重くなりすぎない不思議な作品。とはいえ、前作の短篇集よりは重いか。
    大きなストーリーの結末は読めるのだが、その中で小さなどんでん返しや意外な展開があって飽きることはない。そして、いつものようにハッピーエンドではないが読後感はどこか清々しい。
    最後はむちゃくちゃでもあるが、許せるのが不思議だ。

  • 物語は淡々と進むのに、喜怒哀楽それに相変わらずの痛みを味わいさせてくれます。いつか続編楽しみにしてます。

  • 本城がほんと腹立つ!けど死神さんのおかげて予定が狂いまくる姿がおかしかった!子供を殺された山野辺さんたちの願いがかなってよかったです。

  • 死神シリーズの短編小説を書いていた伊坂幸太郎さんが、同じく死神が登場する長編小説として書き上げた一冊。

    娘を殺害され、マスコミからの取材に疲れきった作家夫婦のもとに、千葉という男が現れる。
    家の中に引きこもり、電話にも出ず、犯人への復讐だけを考えていた夫婦に、娘についての情報をもってきたと言い、部屋に上がり込んだ千葉との掛け合いがリズミカルに進んでいく。

    娘を殺した犯人は、殺害後、夫婦に自分が犯人であるという証拠の映像を送りつける。しかし、その映像は消えてなくなり、警察が証拠としていた証言や防犯カメラの映像、爪の間から検出された皮膚等の証拠もむなしく、無罪の判決がおりる。

    しかし、その判決は夫婦も望んでいたことであり、自分たちの手で復讐をやり遂げるために入念に計画を練っていた。その計画はうまくいくのか。

    また、死神の千葉は、自分が担当する人間を一週間調査し、その人が死に値するかどうかを決定することが仕事である。千葉は、夫である山野辺をどう判定するのか。

    息を飲む展開に、事件のネガティブさも忘れてしまうほどのめり込み、小説によくあるスッキリしない終わり方ともまた違い、おもしろく読み終えた。

  • 千葉の軽快かつ突拍子もない発言がなければ、結構グロテスクな話だと思います。
    ストーリーよりも死神の設定のおもしろさが際立つ作品だと思います。

  • 死神の精度の続編!
    これもおもしろい!
    死神の精度が短編なのに比べてこれは長編、だが死神千葉の最高のキャラクターがシリアスな展開も笑いに変える。
    オススメの1冊!

  • ストーリー
    娘を殺された山野辺夫妻は、逮捕されながら無罪判決を受けた犯人の本城への復讐を計画していた。そこへ人間の死の可否を判定する“死神”の千葉がやってきた。千葉は夫妻と共に本城を追うが―。展開の読めないエンターテインメントでありながら、死に対峙した人間の弱さと強さを浮き彫りにする傑作長編。

  • 結局運命をいじっていないにも関わらず、チート過ぎる死神がいることで、予定が狂いまくりの犯人が少しかわいそう。

  • 死神の精度の続編。
    多分、何年か後に再読する一冊。
    ミュージックは素晴らしい。
    スナフキンも言っていた。
    「長い旅に必要なのは大きなカバンではなく口ずさめる一つの歌さ」

  • 小説家が娘を殺した本城にリベンジする話。

  • 「死神の精度」の続編。
    「死神の精度」は短編集だったが、本作は長編。

    良心のかけらもない本城という男に、家族の人生をめちゃくちゃにされ、復讐を図る山野辺夫妻。
    死神の千葉の、今回の調査対象者はこの山野辺(夫)。
    1週間観察して、死亡を「可」とするか、「見送り」とするかを判断するため、山野辺夫妻と行動を共にする。

    人間離れした身体能力を持ち、人間の感覚とは少しずれた会話をする千葉に、戸惑いを隠せない人たちの様子が面白い。

    残酷であるはずの虐待シーンも、千葉にかかるとどこかユーモラスになるので、加害者に怒りを感じながらも、冷静に読めた。

    このシリーズ、また読みたい!

  • 娘を失った山野辺夫妻に死神の千葉が付き添い、彼らの復讐相手の本城との攻防に巻き込まれ、図らずしも彼らの窮地を救う。千葉と夫妻のピントのずれた会話が笑える。

  • 死神の精度の続編。サイコパスに娘を殺された夫婦が死神の千葉と一緒に犯人を追い詰めていくサスペンス。全体的に暗い感じの話しですが、最後のオチはスッキリしました。

  • 読み終わってから胸がドキドキして「面白かった」を連呼しながらフワフワすた気分を味わいました。
    伊坂さんの作品の中で一番好きかもしれない……。
    物語の冒頭はひどく陰鬱でやるせない気持ちに押しつぶされそうになるし、対峙している相手の異常性は読んでいる私までも背筋をぞっとさせられる頭の良さと行動理念が怖くて恐ろしくて仕方なかったですが面白かった。
    偉人の名言の引用が多く、その度に熱くなった頭を冷まされた気分でいい息抜きになりました。
    千葉さん大活躍。音楽を思う存分聞かせてあげて……!

  • 「お、ミュージック」
    がじわる

  • 生きているということ、誰にでも訪れる死という出来事。忘れているわけじゃないけど、忘れがち。いつ、かは誰にもわからない。
    だから、日々を摘む。
    だから、毎日を、ただ一生懸命、思うままに生きる。
    とても大切。羽那が生まれてから、そう感じることが多くなった。
    自分にもし何かあったら。何かあってはいけない。と。あたしは羽那を守るために、幸せになってもらうためにここにいる。
    そして、羽那が毎日元気に過ごしていることもまた当たり前ではないこと。日々感謝と、日々を摘むことを忘れてはいけない。
    やっくんに、朝顔を見て挨拶もできない日がある。いつも、と反省はするのだけど。。改めて、そんな事を考えさせられる本、

  • 2017.02.28

    千葉はやはりいい。



    いつかは死ぬ

  • 短編を読んですぐに読み始めたので、少し展開がダルい感じだった。

    1週間の出来事。
    相変わらず、死神と人間の会話がチグハグ。
    でも、そのことで物語が深まる要素なのかも知れない。

    ある意味、ハッピーエンド。

    面白かった。

  • 長編の死神シリーズも良かった。
    プロットで遊ぶ感じではなく、ドンデン返しとかもないけれど、率直な千葉の、香川の問いかけが相変わらず気持ちに訴えて来るそんな作品。

    そして、安定の伊坂が描くサイコパスの恐ろしさや人でなしの描写がまた憎い。
    でも、伊坂なりの勧善懲悪な決着にほっとした。

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死神の浮力 (文春文庫)の作品紹介

シリーズ累計115万部、大ヒット作待望の文庫化!娘を殺された作家は、無罪になった犯人への復讐を計画していた。人間の生死を判定する〝死神〟の千葉は、彼と共に犯人を追うが――。

死神の浮力 (文春文庫)のハードカバー

死神の浮力 (文春文庫)のKindle版

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