死神の浮力 (文春文庫)

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著者 : 伊坂幸太郎
  • 文藝春秋 (2016年7月8日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (538ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784167906474

死神の浮力 (文春文庫)の感想・レビュー・書評

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  • 死神シリーズやはり面白い

  • 本城へのオチが雑で、残酷なのに笑った。
    そしてもっと、ベタなフィクションっぽい壮大な終わり方をするのかと思ったのに、尻つぼみに感じた。それが悪いわけではないけれど。
    千葉さんが色々とチートなので、時々読んでて、何だそれと思わなくもないけど、概ね安心して面白く読めた。

  • 再びの死神。キャラは相変わらずクール(とは違うか)。 人間ならここでこう感じ行動するだろう、的な事がないので歯がゆい所もある。 物語的には、加害者にやられっ放しだった被害者が、最後にちゃんとやり返せたのが良かった。 復讐(と言っていいものか)の仕方は、なんとなく宮部みゆきの模倣犯を思い出した。 死神のルールもあって加害者の処遇はどうなるかと思ったけど、ちゃんと溜飲の下がる結末

  • 死神の精度よりかなり好きでした。

  • 死神が対象人物を1週間観察し生死の判断をするお話。
    死神シリーズ第2弾。
    おもしろいのですが、なぜか途中で何度も集中が切れてしまう場面が多い。
    それでも伏線の回収はお見事です。

  • 伊坂幸太郎作品がしっくりこないことのある人間ですが、死神シリーズは普通に楽しめます。
    不本意ながら長期間に渡って読む状況になってしまったので不完全燃焼。でも短編ではない分、前作よりも濃い!

    千葉さんの言動は相変わらずコミカルキュートで、死神としての設定に齟齬はないのに、対象者との時間が濃厚すぎて読んでるこっちが勝手に人間的な匂いを創作してしまう。そこが続編故の成長というかキャラクター的熟成のようで嬉しい。死神は成熟なんてしないのだけど。

    オチに関しても不思議な読後感。予想とはまったく違ったので満足ですが、すごくなんというか……人間的。いや、現実離れしすぎてて一瞬ガクッとなりかけるのですが、どうせ因果応報という感覚を持たない死神の措置なんてこんなものでしょ、という考えを裏切られました。その一方でもうひとつの結末も、一見とても死神らしい事務的で冷徹な終わりに見えて、事前の企みを考慮すると、クンランゲタが一番望まない形の最期を迎えているのもまた人間的。どちらも死神的には結果論でしょうが。

    山野辺と父のエピソードも静かにグッとくるものがありました。

    千葉さんらしい死神的すっとぼけはキープしてほしい気持ちの一方で、死神以上ロミオ未満の人間擦れを期待してしまう自分がいる。

  • 2017/12/02了。
    死神の精度を読む前に続編から読んでしまうという…やってしまいました。

    ミュージックの大好きな死神。
    千葉さんの飄々としたキャラクターが非常に良かったですよ。
    小学生の…10歳の娘を殺され、その犯人への復讐を誓う山野辺夫婦に、シンパシーを覚えずにはいられず、でもそこに千葉さんが入ることでちょっと目線を引いて落ち着いて読める、という感じでした。
    今度は死神の精度を読まねば、と思いつつ、宮部さんに手を出してしまうという。

  • 落ち込んでいても、新しい本を手にしたらちょっと笑えた。
    そばにあるだけで少し元気が出る。
    そんな本に出会える幸せを味わえる作品。

  • 前作「死神の精度」は、いくつかの短編で、各編、死に直面している?人々と、死神の千葉さんの「仕事」を描いた話だったが、今回は1人の人の1週間。

    娘を殺された山野辺夫妻と、死神の千葉さんは、逮捕されて無罪判決を受けた犯人を追う。マスコミに囲まれる夫妻の家に、自然に入り込んできて、会話をして、これも死神の成せる技なのか。

    今回、死神についての解説は特にない。「CDショップに入りびたり、苗字が町や市の名前であり、受け答えが微妙にずれていて、素手で他人に触ろうとしない」(『死神の精度』より)これはもう暗黙の了解で良かったのかな。読んでるうちに思い出したので引っ張り出して再読してみた。ミュージックてすね。

    幼い頃から死を恐れていた一般の人間の山野辺さんと、死神の千葉さんとでは考え方が対局であることには間違いないのだが、サイコパスとは。耳(というか目?)にはしていたが詳細には知らない言葉だった。

    千葉さんの以前の仕事や、同僚・香川さんの仕事などが絡み合って複雑に思えた事件が、少しずつ解決していく。そして今回試みのあった「還元キャンペーン」。死神の世界にもそんなのがあるのか。これが意外な結末。

    一人称は山野辺さんと千葉さんと、あちこち変わるのだが、それも違和感がない。そして最終章、また別の仕事に向かう千葉さんの姿を見る人につながる。


    ちなみに千葉さんは、いつ頃の仕事から記憶にあるのでしょうね。何百年この調査員の仕事をしているのかも気になるところだけど。

  • 前作よりも好き
    読む前はページ数が多くて読むのが大変かと思ったけど、読み始めると面白くてすぐに読み終えた

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死神の浮力 (文春文庫)の作品紹介

シリーズ累計115万部、大ヒット作待望の文庫化!娘を殺された作家は、無罪になった犯人への復讐を計画していた。人間の生死を判定する〝死神〟の千葉は、彼と共に犯人を追うが――。

死神の浮力 (文春文庫)のハードカバー

死神の浮力 (文春文庫)のKindle版

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