ありふれた愛じゃない (文春文庫 む 13-6)

著者 :
  • 文藝春秋
3.87
  • (40)
  • (69)
  • (49)
  • (6)
  • (0)
本棚登録 : 877
感想 : 72
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (480ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784167906924

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • まさにありふれた愛じゃないって感じだった笑

    それにしても主人公の社交性には羨ましい限り。あんな社交性があったら人生どこ行っても楽しそう。

  • 未熟だがまっすぐな年下彼氏との婚約に満足していたはずの真奈が偶然再会したのは、社会不適合だが危険なほど官能的な元カレだった-。楽園の島タヒチで真奈が選んだ愛とは

  • 自分に正直に生きること、自分に合う人生を歩むことの素晴らしさを改めて感じました。仕事が難しければ、自給自足する道もある。どこからでもやり直せると思いました。

  • いつか記載

  • ボラボラ島行きたすぎ

  • ちょっと出来すぎだけどおもしろい。

  • 恋愛は一筋縄ではいかないし、理性でどうにかなるものでもないということかなと思いました。
    けど、真奈の決断にはエールを送りたい!

  • タヒチには行ったことはないけれど、匂いや、強い日差しや、海、まるで行ったように引き込まれる表現。
    気づいたら読み終わってた、という感覚に近い。

    村山由佳さんらしい1冊だが、もしかしたら好き嫌いは分かれるかも。

  • 南の島が大好きな私。この本すっごく良かったです!タヒチは行ったことはないのだけれど、情景が浮かび上がりものすごく心地がいい。タヒチに行きたくなりまりした。そんな所で過ごせたらどんなに素敵だろう。
    大人の恋愛小説な話ですが、人生一度きり、自分もしっかりと進むべき道を(進みたい道を)考えようと考えさせられた話でした。
    一気に読み切ってしまった本です。
    再読したい一冊です。

  • 日本とタヒチを舞台に繰り広げられる女性の恋愛や嫉妬、男性の性や嫉妬等々、かなりリアルに描かれていてそれぞれの人物が絶えず脳内映像で動いていました。

    2人の男性の間で揺れる真奈の気持ちがとても丁寧に描かれていて心理描写が見事であり又タヒチの風景描写も繊細で行った事がない私でも頭の中ではタヒチの風景が見える様でした。

    この表現は凄く素敵だなと思える箇所がたくさんあり何度か読み返したりしました。

    久々に王道の恋愛小説を読んだ気がします。
    読み応えのある作品でした。

著者プロフィール

村山由佳
1964年、東京都生まれ。立教大学卒。93年『天使の卵――エンジェルス・エッグ』で小説すばる新人賞を受賞しデビュー。2003年『星々の舟』で直木賞を受賞。09年『ダブル・ファンタジー』で中央公論文芸賞、島清恋愛文学賞、柴田錬三郎賞をトリプル受賞。『風よ あらしよ』で吉川英治文学賞受賞。著書多数。近著に『雪のなまえ』『星屑』がある。Twitter公式アカウント @yukamurayama710

「2022年 『ロマンチック・ポルノグラフィー』 で使われていた紹介文から引用しています。」

村山由佳の作品

この本を読んでいる人は、こんな本も本棚に登録しています。

有効な左矢印 無効な左矢印
恩田 陸
朝井 リョウ
有効な右矢印 無効な右矢印
  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×