きみは赤ちゃん (文春文庫)

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著者 : 川上未映子
  • 文藝春秋 (2017年5月10日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (351ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784167908577

きみは赤ちゃん (文春文庫)の感想・レビュー・書評

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  • これからお母さんになる人、
    お母さんになりたい人にお勧めの本です。

    とても面白くて夢中で読みました。

    自分の母もこういう気持ちだったんだろうか…と考えるととても面白いです。

  • 出産前後のもやもやした感情の渦巻きを言葉にしてもらった気分です。
    振れ幅は個人差があると思うけれど、多かれ少なかれ、共感する人が多いのでは。

    冗談でも大袈裟でもなく、
    この子に会うために生まれてきたのかな?
    とか、
    可愛くてたまらなくてちょっと変になりそう
    な感覚、自分だけじゃなくて良かった。ホルモンのせいよね。

    言葉が体感を持って迫ってくるので、何でもないところで泣けます。
    幸せ、感謝、喜び、寂しさ、悲しみ…感情大爆発。今まで12色の色鉛筆だったのが、フルカラーハイビジョンになったような…

    残念なのは、生む前に読めなかったこと。
    きっと、読後感は全く違ったはず。産前と産後に読みたかったけれど、もう叶いません。
    でも、産後だけでも読めて良かった。

  • 出産って、お母さんってすげーー!って感動!

    芥川龍之介賞を受賞したこともある川上未映子さんが、妊婦になってからお子さんが一歳になるまでの日々の心境や体験が詳細に語られているエッセイ。情緒の変化が目まぐるしくて、恐ろしくて(笑)、ホルモンって人間をこんなにも変えてしまうのね…。
    無痛分娩、高齢出産、夫への愛情・信頼・嫌悪感、夫婦間での仕事と家事の役割など、多岐に渡る価値観と感情が詳細に語られていて、妊婦未体験の私も擬似体験できてしまう程、描写が鮮明でした。

    特に男性には絶対に欲しいなと思いました。価値観って文化がすごーく影響されてしまうけど、働いてる働いてないに関係なく、子育ては夫婦お互いが当たり前に行う世の中になって欲しい(*´︶`*)♡

  • 川上さん家に子供ができて、生まれて1歳になるまでの話。なんというか川上さんの感情の全てが読める本。
    こういうものは結構表向きに近い感情を綴る人が多いけど、根元の感情が揺れ動いていく様とか、隠そうとする様まで全部さらけ出されている。きっと自分もこう思うという共感ができるし、川上さん自体に親近感を覚える良い本だった。

  • あと何年一緒にいられるだろうか。

    産後の夫婦関係崩壊を表すようなセンセーショナルな帯でしたが、わが子への愛情や、それを唯一分かち合える夫という存在への安心を確認できる一冊でした。

  • 妊娠したことのあるすべての人に薦めたい、妊娠から始まるひとりの女性のエッセイ。
    妊娠中や育児中に感じたもやもやを、すっきり言語化してくれている。
    「恐怖のエアロビ」で笑い「夢のようにしあわせな朝、それから、夜」で泣いた。

  • めちゃくちゃ面白かった。35歳で初産を経験した著者のめまぐるい毎日と、もっとめまぐるしい心のあれこれが描かれています。生命の誕生ですごいことよなぁと、しみじみ思いながらあっちいったりこっちいったりする心の揺れに妙に納得する。

    わたしはこのエッセイが川上未映子さん初作品となりますが、他も読んでみたいと思います。

  • 妊婦の煩わしさや、難しさ、楽しさを表現していた。少し激しいとも思ったが面白く読めた。

  • 私には出産の予定は全然ないんだけれども、改めて出産ってなんて大変なんだと思った。本当に毎日命がけのことがこの世の多くの女性の身には起きていて、改めてそのリスクの高さに慄いたのと、もし自分が男性だったらこんなにリスクの高いことを今の科学では子供を産むことができない自分が「子供を産むべき」とかそういうこと言うことは絶対言えないと思った。 Tsukasa

  • 妊娠、出産の大変さがリアルに伝わってきた。
    でも、かけがえのない命との出会い。私も経験することはできるだろうか。
    その時にまた読みたい。

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きみは赤ちゃん (文春文庫)の作品紹介

35歳で初めての出産。それは試練の連続だった!芥川賞作家・川上未映子のベストセラー出産・育児エッセイ待望の文庫化!〇本書は、妊娠が判明したときから、出産を経て、1歳の誕生日まで、出産・育児という大事業で誰もが直面することを、芥川賞作家の鋭い観察眼で赤裸々かつユーモラスに描き、多くの共感と感動を呼んだ異色エッセイです。つわり、マタニティブルー、分娩の苦しみ、産後クライシス、仕事と育児の両立……妊娠&出産という個人的かつデリケートな出来事を、己の身体と精神の状況を赤裸々に描くことによって、単行本刊行時に圧倒的な読者の支持を得たベストセラーエッセイです。本書への反響を通して、「読者のみなさんの人生に一瞬でも触れるような感覚をいただけたこと」は、書いてよかったと思うことの第一だと、川上さんは「文庫本のためのあとがき」で述べています。あの感動を、改めて文庫版で!〇本書は女性読者はもちろん、男性読者にもぜひ読んでいただきたい!「父とはなにか、男とはなにか」「夫婦の危機とか、冬」「夫婦の危機とか、夏」などの章では、出産・育児における男性の役割を鋭く考察しています。〇号泣して、爆笑して、命の愛おしさを感じる一冊。「きみに会えて本当にうれしい」。〇「文庫本のためのあとがき」付き。

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