陰陽師 螢火ノ巻 (文春文庫)

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著者 : 夢枕獏
  • 文藝春秋 (2017年6月8日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (253ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784167908614

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陰陽師 螢火ノ巻 (文春文庫)の感想・レビュー・書評

  • 面白いけれど・・・
    老成したというか、無難になったというか。
    悪く言えば焼きが回った・・・?
    どろどろした良さ、不気味さ、生臭さが全く無くなった。
    全てを受け入れる悟りの境地が作品全体に漂っている。
    面白いんだけど・・・

  • 『陰陽師』シリーズ14弾。今回は晴明のライバル蘆屋道満を主人公にした短編が三本含まれています。道満、好きです。憎めないし愛嬌あるし強いし。悪さをしても晴明がやれやれと後始末しながら許してしまう気持ちわかります。そんな道満が旅の途中、思い出すのは晴明(と博雅も入ってるかな?)言葉に出さずとも彼らのことを好きなのわかります。
    道満はお酒のお礼と言いながら、旅の途中で出会うものたちを助けます。その中には命を落とした者もいるけれど、ちゃんと彼らの道筋をつけてあげます。彼らと別れるたびに一緒に酒を飲みたいと思い出すのは晴明(と博雅?)。博雅の笛の音もやっぱり懐かしいですよね。また都に戻ってきてください。
    そして、いつものことながら晴明と博雅が酒を酌み交わしている場面はいいですね。晴明がはにかみ、それを初だとからかう博雅。仲良しですね~。

  •  陰陽師・安倍晴明と源博雅が活躍する14弾。今回は芦屋道満が活躍する3本も収録。

     今回も二人の息の合った掛け合いは健在、都の闇を二人の活躍で解決していく展開を楽しみました。

     しかも今回は、あの道満が中心となって話が進む作品もあり、物語に深みが出てきた感じでした。

     道満が中心の物語では、道満の意外な人間性も垣間見え、魅力を感じました。

     今後も二人だけでなく、この三人目も活躍していく展開を楽しんでいきたいと思います。

  • 道満が味わい深い。

  • 安定のクオリティ。今回の巻も面白かった。

  • 夢枕獏の描く平安京の雅と闇が素晴らしいと毎回感嘆する。なかでも陰陽師シリーズは晴明と博雅の掛け合いがだんだんと深まっていきさらに芳しく匂い立つよう。わたしは道満が好きなのだが、これをよんで道満に惹かれない人はいないだろう。

  • 今回は道満が主役の話がある、その理由は後書きに。それにしても、晴明と博雅のはどこまでも透明で心地いい。博雅が年を重ねるのも悪くない・・・というようなことを言うのもわかる気がする年齢に自分もなってしまった。鬼退治のようだった初期の頃よりずっとずっと自由な話になっていて、本当に一緒に居るような感覚。

  • 自分にとっては、このシリーズを読むのは少し大げさですが至福の時です。
    久々の文庫でしたが、やっぱりよかったです。
    自分も少しほろ酔いで読むと、なんとなく晴明と、博雅の席に入ったような感じで(笑)
    今回は道満さんの登場も多くてよかったです。
    今度、文庫が出るのはいつなのかな~
    楽しみです。

  • 怪異譚というより、もはや晴明&博雅の日常譚になってきてるが、それもまたよし。

    で今までで一番、惚気てませんか?
    しかも博雅さんが押し気味。
    あげく、道満に二人について語らせるとか!
    トライアングルすぎるやろ…

  • 最新刊?なのかな。
    相変わらずの晴明・博雅コンビの安定感と芦屋道満大活躍の回。確かに晴明たちを京都から連れ出すのはページ数使いそう。

    それにしても晴明さんの鍼は大分雑だな、とか思いました。が、結果オーライなのか。星を呑んだ、というお話が好きでした。

  • いつも、パターン。

  • 今回は9編が収められていまして、そのうち3編は蘆屋道満がメインとなり、晴明や博雅が出てこないエピソードになっております。それら3編、「うまい酒にありつくため」と嘯きつつも、道満結構ええことしてるやん!?というストーリーになっておりまして、これはこれでなかなかいい感じです。

    もちろん、我らが晴明&博雅メインの6編のエピソードも、安定の心地よさと面白さを届けてくれます。
    晴明の屋敷の縁側の簀子の上で、蜜虫あるいは蜜夜を傍らに侍らせつつ、晴明と博雅が瓶子の酒を口に運びつつ交わす会話の他愛なさと思いもよらぬ深さ。そこから巷で起こっている不可思議な出来事へと話題が展開し、その謎を解くべく「ゆこう」「ゆこう」ということになる流れ。
    このお決まりのパターンが、読んでいて本当にウットリするほど心地よく飽きを感じさせません。
    そして、不可思議な出来事や謎も、晴明の手で解き明かされてみると、その因果-そこに絡む人の様々な思い-がとてもシンプルで、なんか安心させられて、いいも悪いもひっくるめて人というものを愛おしく思わせてくれます。

    本書のあとがきが書かれた2014年時点で、もう三十年書き続けているシリーズと作者は述べておられますが、延々と続いてほしいシリーズです。

  • 相変わらず、あの二人は仲がいいねぇ。
    それこそなんかあったら酒を飲んで話をしている。
    そりゃ道満先生も妬けるわね。

    今回は道満先生も、お出ましが多くて、酒を報酬に働いてます。晴明様の代わりに。
    色々と面白かったよ。

  • 晴明と雅博が年齢の話をする。作者の心情を反映したものか?
    そろそろ、陰陽師シリーズも最終盤なのかもしれない。

  • なんか瓜二つの話が入っていたが、いいのか?
    ベテランになって、類作に寛容になったということか?

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