空棺の烏 八咫烏シリーズ 4 (文春文庫)

  • 491人登録
  • 4.33評価
    • (67)
    • (62)
    • (18)
    • (0)
    • (0)
  • 76レビュー
著者 : 阿部智里
  • 文藝春秋 (2017年6月8日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (394ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784167908638

空棺の烏 八咫烏シリーズ 4 (文春文庫)の感想・レビュー・書評

並び替え:

表示形式:

表示件数:

  • シリーズ4作目はまさかの学園モノ。登場人物が総じて若いためか、全体的な雰囲気がやや軽くなったような気がします。

    雰囲気の軽さは学園内での話展開が予定調和的なものだったことも影響している? 雪哉はもとから頭が良い設定(勉強ができる、というより機転が利く・地頭が良いというニュアンス)ではありましたが、雪哉の良さが際立ちすぎる展開にちょっと都合の良さを感じました(山内で最も用兵に長けているという翠寛に勝ってしまうのはやりすぎかと……)。この辺りに少年漫画的なライト感を感じたのかもしれません。

    とはいえ、全体から見ればそれは「ちょっぴり」気になる程度。

    雪哉をライバル視する明留や、妹のためやむを得ず公近に従う千早といった学友たちとの交流や、彼らが抱える悩みや揉め事を解決する様は胸がすく展開。また終盤訪れる猿の襲撃と真の金烏の謎に関わるエピソードはスリリング。

    エピローグでは勁草院を卒院する少年たちの凛々しい姿に期待感を、「嵐が来る」という若宮の言葉と最後の一行に不安を覚えさせられ、次巻が待ち遠しくて仕方ない次第(単行本を買うべきか…悩ましい……)。

  • 帯には,“少年たちの胸熱な青春!”とあるが,瞞されてはいけない.段々常人離れしてきた.逆に考えれば,そのような常人離れしている人の能力に委ねられた世界は,一度崩れると脆い.世界をどのように収束させるのか,今後の風呂敷のたたみ方を楽しみにする.

  • 化け物を倒すためには、己も化け物になるしかない。
    とても性格が悪いが、優しい主人公の雪哉が、化け物になりきれず、葛藤する姿がもどかしく、悲しい。

  • 久々にこのシリーズは新刊が出た瞬間に買って、その日のうちに読破する作品。 早く物語の中に入りたくなってウズウズする、こんな気持ちがまだ自分にも残っていることを気づかせてくれた作者に感謝!

  • うーん、一作目はいまいちかも、と思ってたけど面白くなって参りました!しかし読むたびに前の巻のエピソードや人間関係忘れちゃうのどうにかしたい…読んでると思い出せるけど…

  • おもしろかった… もしかしたらシリーズで一番面白かったかも。学園ものかと期待していなかったけど、少年たちの心の内面が掘り下げてあってすごく良かった。

    雪哉が完全無欠すぎてすごい。したたかさも最高。だけど、つらさも分かってくれる人たちがそばにいてくれてよかったね!

    次巻も楽しみすぎて文庫まで待てないかもしれない。

  • 久し振りの烏たち。勁草院での学生生活が面白い。そうそう雪哉ってこんな奴だった。空の棺って何の事?あぁそういうこと。茂丸、明留、千早、雪哉、四人の中では う~~ん茂丸の大らかさが一等好きです。

  • 待ってました待ってました!!巻を追うごとに楽しい。というか、雪哉のキャラクターがいいんでしょうね。次巻も期待。

  • 面白かった。
    巻を増すごとに読みやすくなる。
    キャラクターに慣れてきたからか、
    書き手の力量の問題なのか、
    とにかく読みやすく面白かった。

    最初の頃は、奈月彦じゃなくて雪哉メインで続くんかいー!
    と思ったけど、いや、雪哉でよかったです。
    ありがとう、ごちそうさまです。
    少年の成長ネタが好きなので。

    しかし、セーブせずフルで動き出した雪哉の性格よ、、、
    打算的だし、黒い、、、輪をかけて、、、

    治真の存在が緩和剤だよ。癒し。

    単が似合わないの女子学園(ぽい)からの
    男子学園モノ。
    立場がいろいろバタバタしたり、
    喧嘩あり、友情ありで楽しかった。

    そんな傍で真の金烏と山内をめぐる物語も
    裏でしっかりと動いているのであった。
    次巻楽しみ、
    っていうかもう文庫本待たずに単行本で買うわ。。。

  • 烏シリーズはやっぱり面白い!
    今度の舞台は山内衆養成学校の勁草院。
    学園モノの大道、先輩後輩関係の中でも嫌な先輩がいたり、ハリポタのスネイプの様な嫌な先生がいたり。
    でもその分掛け替えのない仲間がいたりする。
    雪哉の史上最高に腹黒い一面が見えたり…
    でもその反面気を張りすぎている雪哉をガッチリと支えてくれる茂さんと言う親友が出来たのは本当に良かったと思う。
    いつも通り読み終わるとはやく早く続きが知りたくなる。

全76件中 1 - 10件を表示

阿部智里の作品

この本を読んでいる人は、こんな本も本棚に登録しています。

有効な左矢印 無効な左矢印
上橋 菜穂子
上橋 菜穂子
有効な右矢印 無効な右矢印

空棺の烏 八咫烏シリーズ 4 (文春文庫)を本棚に登録しているひと

空棺の烏 八咫烏シリーズ 4 (文春文庫)を本棚に「読みたい」で登録しているひと

空棺の烏 八咫烏シリーズ 4 (文春文庫)を本棚に「読み終わった」で登録しているひと

空棺の烏 八咫烏シリーズ 4 (文春文庫)のKindle版

空棺の烏 八咫烏シリーズ 4 (文春文庫)の単行本

ツイートする