仁義なき幕末維新 われら賊軍の子孫 (文春文庫 は 8-34)

  • 文藝春秋
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  • Amazon.co.jp ・本 (256ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784167909871

作品紹介・あらすじ

「薩長がナンボのもんじゃい!」暗殺!裏切り!報復!敗者・西郷とアウトローの哀しみを語る、菅原文太の遺言対談。菅原文太氏急逝でお蔵入りしていた「幻の対談」がここに!明治維新で敗れたばかりに“賊軍”とされた歴史のアウトローたちをめぐる、仁義なき幕末史。「歴史の片隅に追いやられた敗者に惹かれる」と語る文太さん、いまも続く「薩長史観」にもの申す昭和史家・半藤氏が、お互い賊軍の子孫として意気投合。「賊軍」となった西郷隆盛、ニセ官軍として使い捨てにされた「赤報隊」相楽総三、「幕末の四大人斬り」田中新兵衛、岡田以蔵、中村半次郎、河上彦斎――明治維新の巨大な謎に挑む、歴史座談です。【目次】1 奥羽列藩同盟が見た儚い夢――望郷一番星2 二心殿とお庭番の虚々実々――江戸頂上作戦3 西郷隆盛 その大いなる誤算――城山憤死篇4 相楽総三と赤報隊は偽官軍か――下諏訪地獄篇5 虚空を斬ったテロリスト――謀殺惨殺篇6 素晴しき明治維新という虚飾――完結篇

感想・レビュー・書評

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  • 文太さん、いいですね。よく勉強してるんだなと思いました。

  • 菅原文太氏は仙台伊達藩、半藤一利氏は越後長岡藩出身。

  • 2

  • 【異色の顔合わせによる「未公開対談」をお蔵出し!】明治維新と西南戦争の「賊軍」、人斬り、博徒など歴史のアウトローをめぐる、仁義なき幕末史。大河ドラマ『西郷どん』の裏がわかる!

  • この本は菅原文太氏の急逝でお蔵入りしていた「幻の対談」が半藤一利氏や文藝春秋社の想いにより実現。半藤さんはもちろんだが、文太さんの知識に驚かされる!

  • 俳優の菅原文太氏が生前歴史作家の半藤一利氏としていた対談が書籍化されたもの。幕末から明治にかけての薩長政権にとって都合のいい歴史に塗り替えられているという視点で幕末明治の大物やアウトローの枠組みに当たる人斬りまで語られていて興味深い内容が多く、また菅原文太の歴史にたいしての博識さに驚かされた。

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著者プロフィール

俳優

「2013年 『いのち 宗教家6人との対話』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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