ジブリの教科書2 天空の城ラピュタ (文春ジブリ文庫 1-2 ジブリの教科書 2)
- 文藝春秋 (2013年5月10日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (304ページ)
- / ISBN・EAN: 9784168120015
作品紹介・あらすじ
彼方へと駆けていく少年少女へ――児童文学の系譜にみるラピュタから飛行石の謎まで、森絵都、石田衣良ほか豪華執筆陣が映画の多彩な魅力を読み解く!
感想・レビュー・書評
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続けてジブリである
そういうことってあるよね
続けてジブリっちゃいたい時ってあるよね
「続ブリ体験」と今名付けた
「寒ブリ」ではない「続ブリ」だ
寒ブリとは産卵期を控えてエサを食べまくり、脂の乗りまくった冬期のいや今寒ブリの説明いらない
ジブリ映画の中で一番好きな映画はと問われれば私は圧倒的1位にこの『天空の城ラピュタ』を挙げる
なんなら全映画の中でも1位かもしれない
それは何故かと言えばここには「男の子の夢」が全て詰まっているからだ!
もう一度言おう、全てだ!
まず「かわいい女の子が空から降ってくる」ということ
次に「かわいい女の子が空から降ってくる」ということで
そして「かわいい女の子が空から降ってくる」ということであり
最後に「かわいい女の子が空から降ってくる」ということだ
「かわいい女の子が空から降ってくる」一色やないかい!
いやいやいやだって「かわいい女の子が空から降ってくる」んだよ?
そりゃあ空に向かってラッパ吹きまくるよ!
しかもその子めっちゃいい子なんよ?
そりゃあ全てを投げうって冒険の旅に出かけるよ!
男ってのはなぁ!空から降ってきたかわいい女の子のためならなんだって出来るんだよ!ヽ(`Д´#)ノ
はい、本作のほうね
本作『ジブリの教科書』のほうね
今回はさらに執筆陣がパワーアップしております
森絵都さんに始まり金原瑞人さん、石田衣良さん、荒俣宏さん、上橋菜穂子さん、夢枕獏さんと超豪華
この豪華執筆陣がそれぞれの切り口で『天空の城ラピュタ』に迫ります
いやぁ、面白かったです
そして『天空の城ラピュタ』にはあの押井守さんが参加してたことを初めて知るにわかっぷりw
あ、そうだ!
『天空の城ラピュタ』については、あの素晴らしいエンディング曲にも触れないわけにはいくまい
『君をのせて』ですよ!
こちらも1番好きな歌かもしれん
さあで〜かけよ〜お〜♪ -
ラピュタを語るとみんな熱くなるのかな?
それがこの本の1番の感想。
トトロの教科書よりも熱い気がしたのだ。全体的に。
でもそれもなんとなく分かるような気がする。
だって、ラピュタにはパズーがいて、シータがいて、ドーラがいて、そしてムスカがいるんだもん。(理由になってない)
「人がゴミのようだ」は、私が最も日常的によく聞くジブリ作品の名台詞だ。
教科書には教科書らしく作品の背景についても書いてあるのだけど、トトロの時とは読む私の意識が少し違っていた。
難しい解説なんて要らない。
ただワクワクする!ドキドキする!
それでいいじゃないかと思ってしまう。
それぞれの作品に対する愛し方が違うんだ、きっと。
そんなことを発見した。
あ、宮崎監督の弟さんの文章は別でした。
ラピュタだけの話ではなかったけど、とても面白かった。 -
ラピュタを初めて観た時はラピュタ到着後からの展開が怖かったので、私の中ではずっとその印象を引きずっている。本書で述べられている通り、ワクワクする冒険活劇なのに。パズーにとって守られるべき存在の少女から同士へと成長するシータ。単なる恋愛対象でないところが良い。英文学研究者の山本氏と鉱物について書かれた加藤氏の寄稿が興味深かった。
ラピュタが出てくる話は未読のはずだが『ガリバー旅行記』も読み返したい。 -
ラピュタを多角的にみた本でした。なかなか興味深い考察もありました。
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荒俣宏説の 墜落ぢゃねえや堕落した女としてのシータ説が、来る。
もっかいラピュタ見る。 -
ラピュタ制作のインタビュー集。ナウシカに続く、スタジオジブリの2作目でもあり、代表作でもある「天空の城ラピュタ」。その制作当時の裏話や、解説が載っている。
金原瑞人が、孤児である主人公二人の境遇や、孤児が主人公の19世紀の欧米の児童文学との関連を取り上げている。
最後に監督の弟による、宮崎駿像が載っている。驚いたのは、彼が男ばかりの4人兄弟の次男だったことではなく、母親が脊椎カリエスで病弱だったことである。
ただ、頭は良い女性だったらしく、駿氏の政治談議にもずっと付き合っていたらしい。彼の父親はそんな彼女に変わって、自営業の傍ら家事をし、男4人の息子たちも家事手伝いが普通だったそうな。
肉体の頑健さと、気丈さからドーラのような女性が母親だと思っていたので、これが意外だった。ただ、彼女の気質は母親の投影かもしれない。
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”ジブリの教科書”を冠するジブリ公認のラピュタの解説本。宮崎駿や久石譲・元がアニメーターなどのジブリスタッフに加えて、石田衣良・荒俣宏など個性的な面々が様々な角度からラピュタを語ります。ファンは買うべし。
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<閲覧スタッフより>
「天空の城ラピュタ」といえば「バルス!」ですが、キーアイテムとして重要な役割を果たす「飛行石」も印象に残りますよね。ラピスラズリのような青?サファイアのような青?もしも実在していたらどんな石なんでしょう?今度見る時は「飛行石」にもご注目ください。この本には鉱物の研究者による「飛行石」解説が入っています。
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所在記号:文庫||778.7||シフ
資料番号:10220966
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20171214読了。
『小説 天空の城ラピュタ』を読み終わったので、こちらを続けて読みました。制作裏話や声優さんのアフレコ現場の状況など楽しい話がいっぱい!個人的にはドーラ一家の子分たちの名前が判明したことが一番の驚きでした(笑)
僕なんか高貴な生まれなんで、下賤な者たちの考えはちょっと理解できないです
許してたもれ
僕なんか高貴な生まれなんで、下賤な者たちの考えはちょっと理解できないです
許してたもれ