聖書の常識 (文春学藝ライブラリー)

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著者 : 山本七平
  • 文藝春秋 (2013年12月18日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (326ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784168130069

聖書の常識 (文春学藝ライブラリー)の感想・レビュー・書評

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  • ちょっと違うかな、と思い始めた

  • 【聖書は誤解されている、とくに日本人に】二〇世紀聖書学の飛躍的な成果を踏まえ、日本人には縁遠い「旧約」の世界も含め、聖書の全体の見取り図を明快に示す最高の聖書入門。

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聖書の常識 (文春学藝ライブラリー)の作品紹介

「聖書」は、史上最大のベストセラーにして、世界史に最も影響を与えた書である。私たち日本人にしても、「聖書」を知らない人は、まずいない。しかし、聖書についての正しい知識となると、きわめて心もとないだろう。 もちろん西洋との接触が本格的に始まった近代以降、聖書は、多くの日本の知識人にも読まれてきた。しかし、それにしても読書範囲は、「新約」にほぼ限られ、「旧約」の世界は、ほとんど手つかずであった。その結果、「旧約」の世界は、私たち日本人には、依然として、縁遠いものとしてある。けれども、「旧約」を抜きにしては、聖書を正しく理解できない。これこそ、聖書学専門の出版者でもあった著者による、本書の最大メッセージである。 聖書は誤解されている。とくに日本では。その誤解の第一は、「聖書は一冊の本だ」というものだ。日本聖書協会発行の「旧・新約聖書」の目次によれば、旧約は創世記からはじまって39冊の本、新約はマタイによる福音書からはじまって27冊の本から成り立っている。そのおのおのが本(ブック)であって、章(チャプター)ではなく、聖書を一冊の本と考えるのは間違いで、一定の方針で編集された全書と考えたらよいだろう。 「聖書はキリスト教の聖典だ」――これも大きな誤解である。日本人はキリスト教を通じて聖書の存在を知ったため、無理もないと言えるが、聖書の歴史はキリスト教の歴史よりはるかに古く、聖書の大部分は、キリスト教発生以前から存在しており、世界最古の歴史書にして、キリスト教だけではなく、ユダヤ教やイスラム教の聖典でもある「旧約」は、聖書の重要な柱をなしている。「旧約聖書」の世界を背景に、「新約聖書」がどのようにして生まれてきたのか。これを理解することこそ、「聖書」理解の最大の鍵となるだろう。 聖書学の最新の成果を踏まえつつ、「聖書とはどんな本であるか」を明快に解説する本書は、私たち日本人にとって、「聖書」の最高の入門書である。

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